みなさん、こんにちは!
今回は、CARTA ZERO執行役員で、第3営業局局長の村上さんのインタビューをお送りします。信頼できるチームであると胸を張って言える現状を作り上げるまで、うまくいかなかった時期もあったといいます。リーダーとして意識していることを聞きました。
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村上 悠 Profile
株式会社CARTA ZERO 執行役員 兼 第1管轄 第3営業局 局長
1989年生まれ東京都出身/2013年 VOYAGE GROUPに新卒入社。海外事業部署の設立や株式会社Zucksの取締役を経て現職。スマートフォン黎明期から国内外のマーケティングに数多く従事し、現在は海外領域を統括。全社のMVPを3度受賞。
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家族経営と言われるほど仲の良いチーム。大切にしているのは「コミュニケーション」
Q_まずは、局長としてのお仕事内容をお聞かせください
第3営業局は海外ゲームアプリや一般アプリの日本国内デジタル広告・マーケティング施策を行っていますが、局長としては、組織運営、マネージメント、採用、商談同席、コミュニケーションを行っています。
うちのチームは「家族経営」と言われるほど仲がいいんです(笑)海外から来た子たちも多いので、寂しいと感じることがないように、よく一緒に飲みに行ったり、みんなでカラオケに行ったりしています。
また僕自身、元々営業育ちなので、現場の声を聞いて常にキャッチアップするためにも、メンバーにはどんどん商談に同席させてと伝えています。
Q_仕事のモットーは何ですか?
モットーは決めていないです。この業界は変化が激しいですし、海外組織なので固定概念にとらわれていたら生き残れません。クライアント様によって考え方・文化・宗教などが異なるため、なるべく固定概念を持たないようにしています。
「同期に負けたくない。」その一心でスタートした挑戦
困難を乗り越え、変化した心境
Q_続いて、入社から、現在までのキャリアを教えてください
もともと「自分でビジネスを起こす力をつけたい」という目標があり、新卒でCARTA HOLDINGSの前身の会社に入社しました。最初の2~3年は営業職として具体的な成果を出せずにいました。その間、多くの同期が出世し、このままでは社内で埋もれてしまうという危機感から、新しい挑戦を探すようになりました。当時の自分の強みは、営業経験と英語力でした。自分が出せる価値はここだと思い、上長に提案し、海外事業を一人で開始。相談相手もいない中、必死に取り組んだことを今も覚えています。
その後、先輩社員が加わり、2人体制となったことで、中国での事業が成功し始めました。現地採用を進め、その先輩に中国事業を任せられるようになりましたが、その後再び、一人で海外事業部を運営することに。幸いにも優秀なメンバーが集まり、4人体制で、業績も大きく伸ばしていました。
しかし2019年、コロナ禍に突入。事業は拡大し、新しい人材を採用したかった時期でしたが、ロックダウンにより転職市場が停止し、とても辛い時期でした。2021年、コロナが明けて採用を再開。現在のチームを形成していきました。人手不足の中でも採用に妥協しなかった結果、優秀なメンバーを得られたことが、最終的に大きな成果を生む要因になったと思います。
Q_つらい時期を乗り越えてきたモチベーションは何ですか?
最初は「同期に負けたくない」という思いでしたね。
しかし組織が伸びていく中で、チームメンバーに対する思いがモチベーションに変わりました。日本にもたくさんの会社があるのに、わざわざ国を渡ってまで来てくれた社員が多くいます。それぞれの社員がビザの手続きや異文化での生活という大変なことを乗り越えてきてくれたと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。今では、その成長を見ることが何よりも喜びであり、大きなモチベーションとなっています。子供の成長を見守る親のような気持ちが芽生えてきますね。
自分がもし海外企業で働いていたら…?
メンバーの立場で考えた、チーム作りの方程式
Q_チームを作る上で意識していることはありますか?
マネジメント面では、「クッション言葉などの“枕詞”を使わず、ストレートな表現にすること」「話したことを全てテキストに残す」ということを意識しています。また、メンバー全員と定期的に1on1で話しています。
ストレートな表現にすることで、日本人特有の回りくどい言い方を避け、海外出身のメンバーにも伝わりやすくなります。日本人メンバーもこの方法で伝えてみたら、僕が正直に伝えていると感じてくれているみたいです。
話したことを全部テキストにするのは、ゆっくりだとしても母国語ではない日本語や英語で一気に言われたら、その場でなんとなく理解したとしても、後で忘れてしまったり、誤解したりしてしまう可能性もあるからです。そんな時、テキストで残していたら、「あの時、悠さんはこういうことが言いたかったのか」と見返すことができる。もし自分が海外の企業で働いていて、英語で一気に何か言われたらどうかなと考えてテキストに残すようになりました。
Q_今後の目標を教えてください
チームとしては、優秀な人材を増やし、引き続き様々な業種のクライアント様の課題解決をしていきたいです。個人的には、まずは中核メンバーから肩書がつくようにしてあげたいなと思っています。例えば、韓国人の子だったら韓国支社の責任者にしてあげるとか、アメリカに支社を出したら英語圏の事業をしている子には現地のトップにしてあげるとか、みんなを出世させていきたいと思っています。
(みんなのお父さんのような存在ですね!)
最後までお読み下さって、ありがとうございました。
今回の記事はWantedly用にコンパクトにまとめたもの。本編では考え方のもとになったエピソードなどもお話ししています。記事全文はCARTA ZEROコーポレートサイトCAREERINTERVIEW👇からぜひご覧ください。
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