【社員インタビュー】コンサルタントファーム出身者が選んだ、年商5,000億企業の「大成長期」にある企業の面白さ。数字と現場を行き来し、2兆円企業への道筋を描く。
「おいしいは、人が生きる力」
この理念のもと、スーパーマーケット「ロピア」をはじめとする食品総合流通業を展開する株式会社OICグループ。2031年までにグループ売上2兆円を目指すという壮大なビジョンを掲げ、既存の流通業界の常識を覆すスピードで急成長を続けています。
その成長を経営の中枢で支えているのが、経営企画・財務部門です。今回は、都市銀行、コンサルティングファーム戦略部門という華麗なキャリアを経て、2024年にOICグループへ参画したH.Kさんにお話を伺いました。
「数字のプロ」である彼が、なぜ次のステージとしてOICグループを選んだのか。そして、急拡大する組織の中で感じる、経営企画・財務職ならではの手触り感とは。そのキャリアの軌跡と、現在進行形の挑戦に迫ります。
H.K / 経営企画部 担当部長
2015年に九州大学経済学部を卒業後、りそな銀行へ入社し、法人営業やビジネススクール派遣、ホールディングスでの経営管理を経験。2022年よりデロイト トーマツ コンサルティングにて、戦略部門のコンサルタントとしてM&Aにおけるデューデリジェンスや長期ビジョン策定に従事。2024年11月、OICグループへ参画。現在は経営企画部担当部長として、グループ全体の予実管理や資金調達、ガバナンス強化をリードしている。趣味は野球観戦と食べ歩き。
「文系でもビジネスを創れる場所」を求めて。銀行・ビジネススクール・コンサルで培った武器
ーーまずは、これまでのキャリアの原点からお伺いさせてください。新卒で銀行を選ばれたのはなぜですか?
「文系でもビジネスを創る側に回りたい」と考えたからです。その中で、大企業の財務担当者ではなく、中小・中堅企業のオーナー経営者と膝を突き合わせて経営の話ができる環境に惹かれ、りそな銀行を選びました。
入社後は、大阪で泥臭い新規開拓の日々でした。しわくちゃになった1万円札を持って「返済これで間に合いますか」と駆け込んでくる社長がいたり、経営のリアリティと厳しさを肌で感じる5年間でしたね。
ーーその後、ビジネススクールやホールディングスでの業務も経験されていますね。
より深く経営に入り込むために社内制度でビジネススクールに通い、その後ホールディングスのグループ戦略部へ異動しました。そこで印象的だったのが、グループ内の税務コストを最適化するプロジェクトです。監査法人や社内各所とタフな調整を重ね、スキームを見直すことで年間数億円規模のコスト削減を実現しました。「数字とロジックで、経営にこれだけのインパクトが出せるんだ」と実感した原体験です。
ーーそこから、なぜ戦略コンサルティングファームへ転職されたのですか?
ホールディングスでの経験は貴重でしたが、より手触り感のある企業の戦略を描く仕事に挑戦したいという思いが強くなったからです。デロイト トーマツ コンサルティングでは、約2年3ヶ月で8つほどの案件を経験しました。M&Aのデューデリジェンスや大手企業の長期ビジョン策定など、テーマは多岐にわたりました。未経験からのスタートだったので、最初はかなり鍛えられましたね(笑)。
ーーハードな環境で得られたものは何でしたか?
多くのことを学びましたが、特に「数字から事実を読み解く力」が身につきました。単に集計するのではなく、「この数字の動きはおかしい」「現場で何かが起きているはずだ」と仮説を立てて検証するプロセスを徹底的に叩き込まれました。ジュニアな立場でありながら、数字の違和感から経営課題を特定し、プロジェクトの方向性を決める。短期間で多様な業界・テーマの経営課題に向き合えたことは、私のキャリアにとって大きな財産になっています。
「いつ乗るか?早いほうがいい」。急成長する“食”の巨人に見出した可能性
ーーコンサルタントとして順調にキャリアを積まれていた中で、なぜ事業会社、それもOICグループ(ロピア)への転職を選ばれたのですか?
コンサルタントはあくまで「外部からの支援」です。提案した戦略がどう実行され、どう結果が出たのかを最後まで見届けることが難しい場面もあり、そこに少しもどかしさを感じていたんです。自分で戦略を描き、実行し、結果が出るまで見届けたい。そう考えていた時に、知人からOICグループの話を聞く機会がありました。
ーーOICグループのどのような点に惹かれたのでしょうか?
一番は、その圧倒的な「成長スピード」と「変化」です。話を聞くたびにグループ会社が増えていたり、売上目標への進捗が進んでいたりと、とにかく動いている。「2031年度に売上2兆円」という目標も、単なるスローガンではなく本気で目指している熱量を感じました。また、「食」という、自分自身もユーザーとして手触り感を持てる領域であることも大きな魅力でした。
ーー入社の決め手となった言葉や出来事はありますか?
面接での言葉が決定的でした。「グループ会社がどんどん増えていく中で、経営に携われるチャンスが溢れている。成長速度が速いからこそ、いつ乗るか迷っているなら早いほうがいい。1年後にはまた景色が全く変わっているから」と言われたんです。その言葉を聞いて、「今しかない」と思いました。完成された船に乗るのではなく、急成長する船に乗り込み、一緒に航路を切り拓いていく方が面白い。そう確信して入社を決めました。
数字を武器に、現場へ飛び込む。グループ45社の成長を支える「経営企画・財務」のリアル
ーー現在は経営企画部でどのような業務を担当されていますか?
主に2つの役割を担っています。1つ目は、OICグループ全体およびロピアの予実管理です。策定された予算に対する実績のモニタリング、役員会議でのレポーティングなどを行っています。単に数字を集計するだけでなく、地域ごとの課題を分析し、本部長と「この数字を改善するためにどういう手を打つか」といった戦略的な議論を行うことが重要なミッションです。
もう1つはグループ会社の経営管理です。現在、グループ会社は45社以上に増えていますが、私はそのうち製造系企業や一次産業(農業など)を営む企業の役員として会議に参加し、財務的な観点からガバナンスを効かせる役割を担っています。
ーーこれまでの経験はどのように活かされていますか?
例えば、グループ会社が新たな設備投資を行う際の資金調達の検討や、銀行との折衝、事業計画の策定などは、これまでの経験が直結する業務です。直近の実績で言うと、「中小企業成長加速化補助金(通称:100億企業補助金)」の申請業務を担当しました。
ーーそれはどのような成果に繋がったのですか?
グループ会社である「トシ・ヨロイヅカ」などを運営するサンセリーテの工場投資計画を策定し、2億円超の補助金採択に貢献することができました。「新設する工場でロピアとも連携しながらどこまで売上を出せれば投資に適した利益が出るか」という計画を練り上げ、資金調達まで完遂する。こういったファイナンスや制度活用の面で具体的な成果を出せるのは、専門職としての大きなやりがいですね。
ーーコンサルタント時代と比較して、仕事の面白さはどう変わりましたか?
「手触り感」が段違いです。コンサル時代、ある部品メーカーの支援をしたことがあったのですが、正直なところ製品を見ても何に使われるのか実感が湧きにくかったんです。でも今は、「食」という身近な商材を扱っています。数字を持って現場に行き、工場でどんな機械が動いているのか、どんな人が働いているのか、どんな風にお客様の手に届いているかを実際に見ることができます。
数字という自分の強みを武器にしつつ、現場のリアルな情報も吸収して経営判断に関わることができる。数字と現場、その両方を行き来しながらビジネスを動かしている実感を持てるのが、今の仕事の醍醐味ですね。
ポストは無限大。「変化」を自責で楽しめる人が輝く場所
ーーOICグループの経営企画・財務職ならではの魅力や、他社との違いはどこにあると思いますか?
「打席数」が圧倒的に多いことです。一般的な事業会社では、経営企画のポストは限られており、本社の中枢で特定の人間だけが意思決定に関わるイメージがあるかもしれません。しかし、OICグループはM&Aや新規事業によってグループ会社が次々と増えているため、経営管理やCFO的な役割を担うポストがどんどん生まれています。
ーー若手や入社間もない社員にもチャンスはあるのでしょうか?
大いにあります!「ずっと同じ仕事をする」ということがまずありません。実際、入社数ヶ月のメンバーが大規模な「食フェス」の運営を取り仕切ったり、私のように入社1年目でグループ会社の役員として役員会議に出席したりと、チャンスの数と幅広さが桁違いです。年功序列ではなく、手を挙げた人に任せる文化が根付いています。
ーーどのようなバックグラウンドを持つ方が活躍されていますか?
非常に多様ですね。新卒からロピア一筋で現場を知り尽くしたメンバーもいれば、私のような金融・コンサル出身者、あるいは事業会社で経理をやってきたメンバーなど、様々な背景を持つ人が集まっています。未経験から財務にチャレンジしている若手メンバーもいますし、エクセルでのデータ分析に長けたメンバーがそのスキルを活かして活躍していたりと、それぞれの強みを活かしながらチームとして機能しています。
ーーOICグループで活躍するために必要なマインドセットは何だとお考えですか?
「変化を楽しめること」と「自責思考」の2点だと思います。環境の変化が激しい会社なので、「昨日と今日ではおかれている状況が違う」といったことは日常茶飯事です。それをストレスに感じるのではなく、サーフィンのように波を乗りこなして楽しむ好奇心が必要です。
また、うまくいかないことがあった時に「環境が変わったから」「誰かのせいで」と他責にするのではなく、「今の環境で自分は何ができるか」「どうすれば解決できるか」と矢印を自分に向けて考えられる姿勢も大切です。まだまだ整備中の環境だからこそ、自分で考えて動ける人には無限の裁量が与えられます。
経営人材としての高みへ。次なるステージを見据えて
ーー最後に、今後の目標を教えてください!
個人の目標としては、より経営に近いポジションでマネジメントを担えるようになりたいと考えています。現在は担当部長として各社の支援を行っていますが、将来的にはグループ会社の1社を任されるような経営者を目指したいですね。そのためには、数字だけでなく、製造現場や人・組織に関する理解をもっと深めていく必要があると感じています。
ーーどのようなチームを作っていきたいですか?
多様なバックグラウンドを持つメンバーがそれぞれの強みを発揮し、互いに高め合えるチームを作っていきたいです。私自身が持っている銀行折衝や投資計画策定のノウハウなども惜しみなく伝え、チーム全体の底上げを図っていきたいですね。数字に強い人材が増えれば、グループの成長はさらに加速するはずです。
ーーこの記事を読んでいる方へ一言お願いします。
OICグループは、「数字に強い人」にとって活躍の場が無限に広がっている会社です。単に管理部門として数字を管理するだけでなく、その数字を使って事業を成長させ、会社を動かしていくダイナミズムを味わえます。変化を恐れず、自分のスキルを試したい、経営の現場で勝負したいという意欲のある方にとって、これほどエキサイティングな環境はないと思います。ぜひ一緒に、2兆円企業への道を駆け上がりましょう!