近藤商会の策定支援(コンサル)を担っているチームのご紹介です。平均年齢は46歳…ちょっと大人なチームです。総勢7名、上は60代から下は20代までそろっています。ちなみに、筆者の坪木も入ってます。
■何をやっているの?
近藤商会の策定支援(コンサル)メニューは大きく分けて3つあります。
1.BCP策定支援
2.情報セキュリティ
3.DX推進
当チームには、ITコーディネーター、認定ファシリティマネジャー、防災士が在籍しており、知識と経験をもとにした策定支援を行うことが可能です。
BCP対策については、「事業継続力強化計画認定」も受けており、当社で実際に行っている計画に基づきながら、策定支援を行っています。
そして、私たちのやっていること、できることをご紹介するために定期的なセミナーを開催しており、BCPはもちろんのこと、IT関係のトレンドや情報セキュリティ、法改正など業務改革、課題解決のお役に立てる企画をしておりますので、情報収集の手段から私たちのことを知ってもらえるよう日々研究を積み重ねています。
基本はWEBセミナーですが、たまにリアルでの開催も行っております。
■策定支援・コンサルの面白さは?
実際にBCP策定支援や情報セキュリティの支援を行うお二人にインタビューを行ってみました。
最近YouTubeショートデビューした防災士の資格を持つ川邊さんに聞いてみました!
Q. 面白さを感じるのはどんなときですか?
川邊: 私はもともとはいわゆる「モノ売り」として官公庁から民間まで幅広い顧客層に対して、ハードウェアやソフトウェア、オフィス家具などについても幅広い商材の販売を行っていました。
今も昔も変わっていないのは、「顧客がどんなことに困っているのか」「課題を感じているのか」というところを聞き取ることです。バックオフィスを担当する方々の共通した悩みは目の前にある課題に対して、改善したいという気持ちがあるが中々具体化できないということです。
私が行ってきたのは、課題を分析して、そういった顧客の背中をちょっとだけ押すことでした。押すために何をしているのかというと、顧客の課題に対しての選択肢を提供することです。具体的な施策に近いですね。
ただ、現在行っているBCP対策については事業継続のための計画を立てるのは顧客が中心になります。そのため、これまではほぼほぼ解答に近い提案を行うため、直接的で伝わりやすかったのですが、現在は顧客との対話の中で、顧客に考えていただき、どうしたいのかを引き出し、その具体策を伴走しながら実現していきます。
今までセールスとしてやってきたことも活かしながら、顧客の考えを導く…というとおこがましいですが、顧客が課題に気付いて、解決までのアプローチができて、実際に変化したところも感じられるというのは、セールスの時とは違ったやりがいになっています。
近藤商会で働きながら、色んな会社で働いているというような感覚と言えばいいでしょうか、策定支援終了後もやっぱり気になりますし、これからもパートナーとして付き合っていきたいと思っています。
(ありがとうございました。)
経験に裏打ちされた提案で誠実さの伝わる川邊さんでした!
続いて、同じく防災士資格を持ち、情報セキュリティに強みのある奥山さんです。
Q. やりがいと難しさについてお聞かせください
奥山: 面白さではなく、やりがいと難しさですか…。私も川邊さんと同じく「モノ売り」がメインで、特に複合機のメンテナンスも行いながら、複合機を中心として顧客への提案を行っていました。
複合機の販売がメインだったことから、ここ10年はペーパーレス化の需要が高まり、単純に「紙を印刷する機械」である複合機だったものが、印刷の綺麗さやカウンター料金ではない部分を求められるようになりました。システムのクラウド化、電子化だったり、電帳法対策としての複合機の活用とソフトウェアの組み合わせだったり…そんな感じで、気が付くと複合機とセットになっていたのが「セキュリティ」でした。
日々の活動をしていく中で、基本的な知識が足りないなと感じることがあり、セキュリティ対策をする上で何か客観的にもわかる資格がないかと思っていたところ、当社の資格取得支援を活用して資格取得に挑戦することにしました。ITパスポート、情報セキュリティマネジメントを取得しました。
(けっこう難しかったと思うんですけど、時間のやりくりとか大変でしたか?やっぱり?)
何といっても家族の理解を得るのが大変でしたね。本当に勉強をする時間を取るのが難しかったです。子どもがまだ小さいので、ほっとくわけにはいかないし、そのため、平日は資格勉強に何時間でも使ってもいいけど、休日は半日分まで。という取り決めを家族としました。時期によってはその通りに行かなかったり、逆に家族も忙しくてそのカバーをする必要があったりと杓子定規にすることはできなかったので、思い返すと家族一丸となって乗り切ったなと思います。
学生自体と社会人とでの「勉強、学習」についての価値観と難易度は考えさせられましたが、資格取得ができたことは単純にうれしかったですね。これまで単純に「商材」としか思っていなかった「セキュリティ」についての理解が深まり、自分のものにできたような感覚になりました。特に情報セキュリティマネジメントは、その名の通りマネジメントとしての仕組みも学びますので、可能な限り商談に活かしています。また、IPAの登録セキュリティプレゼンターとしてセミナーで活動の幅が広がりました。
あとは、何といっても情報セキュリティについては、ランサムウェアしかり、どんどん脅威がアップグレードされていますので、対策を行う側としてはトレンドに敏感にならなければなりませんし、インプットが終わることはありません。セミナーも含めて顧客にはどんどん情報提供し、強い情報セキュリティの企業を支援していきたいですね。
(ありがとうございました。)
情報セキュリティの知識が豊富で頼れる奥山さんでした!
■どんな人が向いている?
課題解決、策定支援、色々な言葉で表現されますが、実際に行っているのは単純なことです。
セールスとして70数年歩んできた近藤商会ですが、各人の裁量が大きく、自ら考え行動するというのが根付いています。そういった素養はもとより、特に4つの考え方が必要です。
◆1つ目は「人や起こった事象に対して興味を持つ」策定支援を行う上で何よりも重要なのは「現状の把握」です。現状どのような問題や課題が発生していて、どの部分に一番負荷がかかっているのかというところが分からなければ、具体策が立てられません。
◆2つ目は「課題、問題意識」1つ目と共通しますが、起こっている事象について課題感を持てなければ、気付けません。「受け止め力」といった方が分かりやすいかもしれません。1つ目の目で見て、2つ目の頭で考えるというイメージです。
◆3つ目は「解決に導くロジカルな考え方」どのような方法、またはフローに落とし込むことが可能なのか、また仮説を立てて解決に導くことができるのかが重要です。そのためには、幅広い業務知識は勿論商品や商材に対する知識も必要です。
◆4つ目は「計画を立て、見直し、実行する」ということです。課題解決方法が見つかった後、そのまま商品やサービスを導入しただけでは、改善は完了しません。どのような計画、スケジュールで導入して、また見直すのかどうかということを想像し、顧客のフローに合わせて考えてもらう、また支援することが必要です。
いろいろ書くと難しくなりましたが、私たちの根底にあるのは「自ら実践してきたことを顧客に提案する」ということです。
多様化する働き方、オフィス環境に対応できる課題解決支援をやってみたいという方はぜひ、まずは会社見学もしくはカジュアル面談なんてどうでしょうか?
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