1
/
5

SESと聞いただけで毛嫌いしていませんか?Visionが考える「SES事業」とは?!

こんにちは株式会社Vision採用担当です。

Visionでは、「SES」を中心に事業展開を行っています。
しかしながら、世間一般的に「SES」はネガティブなイメージが染み付いている仕事だと思います。

ネットや現場を通して「SES」と聞くと、
・案件ガチャだ...
・好きな作業につけない...
・スキルが身に付かない...
などなど、様々なイメージがあります。

そこで今回は、実際の現場はどうなのか?
株式会社Visionの考える『SES事業』についてお伝えできればと思います。

エンジニア未経験の方はもちろん、エンジニアとして現場経験のある方にも是非読んで、現場のリアルを知って頂けると幸いです。

Visionが考える『SES事業』とは。

ーーSESが「案件ガチャ」と言われている事について

実際には、「空いている人を空いている案件へ」というケースが多いのは事実としてあります。
自社開発や受託開発とは違い、その時々で案件も変わり自分のやりたい事が100%叶えられるかと言われるとそうではないと思います。

しかし、色々な案件に案件に関わる事ができるというのも一つのメリットとしてあります。

"SES=案件ガチャ"なのかもしれませんが、"何度でも引けるガチャ"とも言えます。
外れたと思ったら、容易に次の案件に移れる(ガチャを回せる)という事でもあります。
自社開発メインや受託開発メインの会社だと、外れたと思っても別案件に移るのは容易ではありません。

その為、フットワークの軽さがSESの魅力のひとつでもあります。
これは業務だけではなく人間関係等も同じです。
苦手な人が居た場合や常駐先の会社の社風が合わない等、それを理由に別案件に移る事も可能です。

では、なぜこんなにも「案件ガチャ」と言われ毛嫌いされているのか?
問題は、技術者に経緯と将来像を見せるか否かの問題だと思います。

この案件をやりたいんだけど、タイミングが合わないので一時的にこれをしてくれないか?
2か月後にこっちの案件にアサインするから、、、

など。説明がされているか、いないかはとても大きいと思います。

また、機械的にマッチングして売り上げているケース(勿論説明、動機づけ無し)が多いのでSESのイメージが悪い方へと導かれているようにも思います。

Visionでは、アサインは営業と合意の上で行います。
将来像をきちんと共有してアサインする。空いてるからという理由で、技術者をプロジェクトにアサインするような事はありません。

お客様がどういう事を要求しており、技術者がどんな成果を出せ、そしてどのような道筋で自分の目指すべき将来像へ近づけるのかをしっかりと話し合い、協議してアサインします。
もちろん100%希望通りの道では無いかもしれません。
しかし、回り道をして客観的に見ることで全体を見渡せることもあります。
また、どんな作業にも無駄はありません。 そのようなキャリアアドバイスをしっかりと行っています。


ーーSESが「いつまでもテスターとして働き、技術が身につかない」と言われている事について

開発をさせて貰えると思ったらテスターメインの業務だったという話は良くあります。
自分のスキルロードマップとアンマッチと思ったら、上長に相談すべきだと思います。
会社事情もありすぐに別案件に移れるとは限りませんが、どこかのタイミングで別案件移動の計画を練る事が可能なのがSESです。

Visionでは、チームで現場に参画するようにしています。
先輩社員に相談しやすい環境を作り、「自分のやりたい事」「自分のなりたい将来」について気軽に話す事ができます。
小さい会社だからこそ、一人ひとりに耳を傾けることができ、本人にとって最適なキャリアを歩めるように最大限サポートしています。

また、現場にはマネージャー、リーダー、メンバーのそれぞれのポジションがあるので、そのような人の背中を追いかけることができ、どんどんと新しい技術や情報をアップデートしていく事が可能です。

SESだからと言って成長できない、つまらないなんてことはありません。
SESだからこそ成長できる環境をご用意できると考えています。


ーー世間で言われているSESのブラックな部分について

SESが、"ブラック"であるか否かは本人の受取次第と考えています。
例えば、
・残業を強いられる
・休出を要請される
・作業場所が遠地に変更となる等
は、他者視点だと「ブラック」に見えるかも知れませんが、それが苦ではないというエンジニアも居ます。
ブラック云々よりも本人が、"きつい"と思ったら速やかに自社の上長に相談する事が大事だと思います。
その為にも、日ごろよりなんでも相談できるような関係性を築いていく事が大切だと考えます。


ーーリモートワークでの仕事に需要が高まっていることについて

コロナ禍が進み、リモートワークでの仕事に需要が高まっています。
通勤時間・プライベート時間の確保等に魅力を感じている方は多いと思います。

エンジニアとして実力がついてきた人、ベテランはある程度のリモートワークは良いと考えています。

しかし、弊社ではあまり推奨はしておりません。

理由は、会社である以上、人とのコミュニケーション、教育などが必要だからです。
若手は、それを身につけるために人と直接会う必要があります。
ベテランは、それを伝えるために同じく若手と合う必要があると思います。

現実は、ここ何十年もSE・PGにもコミュニケーションを求められていますがなぜそう言われるのか?

それはあまりにコミュニケーション力が低いからです。
リモートの経験が無い年配ですらそのようなケースが多いのに、デジタルコミュニケーション中心の若手がリモートでコミュニケーション力を身につけれるかと言われると疑問を持ちます。

また、コミュニケーションを会話だけだと捉えている人も多いです。
コミュニケーションとは、そんな簡単なものではありません。
空気を読む力、同じことを言うにも言葉、単語、抑揚、場所を適正に判断して行う人があまりに少ないと考えています。

挨拶もキチンと出来る人も少ないし、挨拶についても考え方を間違っている人も多いです。
言うか言わないかではなく、伝わったかどうか?です。 フォローも、謝罪も感謝もそうです。
すべてコミュニケーションです。それが当人に伝わるまではリモートは弊社では推奨していません。

リモート業務を完全に否定している訳ではありません。
もちろん、通勤時間・プライベート時間の確保というメリットもあると思います。

しかし、生産性が悪くなるという事も言われています。
先日のニュースでも、俗に言うGAFAの企業がリモートから一定時間の出社を義務付けるという動きがあるようです。
リモート業務をしたら生産性が落ちて、かえって残業・休出が増えたというならそれは本末転倒だとも思います。


ーーエンジニアの経験を積めば積む程、自社開発企業や大手企業に転職したいと考える事について

自社開発企業や大手企業への転職は、個人の考えややりたいことなのでどちらが良いかではないと考えています。

大手の中で降りてきた指示、PJをやるのが良いと言えばその人は大手向きだと思います。
やりたいことすら自分で切り口を見つけたい、一緒に模索したい、若いけどリーダーをやらせてほしい、などチャレンジを望むなら自社開発ベンチャー企業などにいくのを勧めます。

スキルが身について、エンジニアが転職を考えるのは止められないと思います。

会社にとってはかなりの痛手ですが、エンジニアはある意味"職人"気質の部分があるので、他会社で勝負したいと思うのは自然な流れなのかも知れません。

しっかりと自分の将来を考え、自分で決めた事であれば全力で応援します!


ーーエンジニア経験者が、SESに行くメリット・デメリットとは

■メリットについて

メリットについては、やはり色々な案件に携わる事ができる事です。
色々な案件に関わり、色々な工程を経験できるので、幅広い技術や業界全体の知見も深める事ができます。
各大手メーカーの案件も多々ありますので、大手会社のプロジェクトの進め方などを実際に行えることも大きいと思います。
大手会社に就職したような経験を得られるのが魅力のひとつです。


■デメリットについて

デメリットについては、会社事情により希望とは異なる案件にアサインする場合もあります。
先述した他案件への参入タイミングを計るケースなどの場合がそれにあたります。
それとは逆に、案件が良く(常駐先)を続けたくても諸事情により続けられない事もあります。

SESは今まで、お話ししたことがキチンと行われていればデメリットはとても少ないです。
また、SESでなければ出来ない作業などもあります。
SESと聞いただけで、選択肢から外してしまうのは勿体無いかもしれません。


ーーこれからエンジニアとして身につけていかなければならないスキルとは

これから先、エンジニアに求められるようになるスキルは、「上流工程・プロジェクト進行スキル・マネジメントスキル」だと考えております。

義務教育でも導入がされてきているように、プログラミング自体はもう難易度が低くなくなってきています。
また、価格的競争力の強い海外エンジニアも増えています。
おそらく4,5年後は相当な数のプログラマーがいるかと思います。
しかし、それで大きなプロジェクトが次々と進められるかというと、そうは思いません。

様々な問題を抱えるプロジェクトが少なくないのではないかと思っています。

それは小さなプログラムを作ることは出来ても、
どうつなげるのか?
どういう構成で作るのがベストか?
検査は適正か?
設計は正しかったのか?
などが多く潜んでおり、これらを認識してプロジェクトを運営していないがために発生するからです。

この部分(PJ立ち上げ、運営等)は機械的には出来ません。
経験値を積んだものでないとその危険・リスクを嗅ぎつける能力は上げられません。
また、コミュニケーション能力が無いとメンバーのフォローも出来ません。

良い技術者がマネージャーになるわけではありません。
現役時代に活躍した選手が監督になって失敗する例が典型的ですが技術論、組織論、人間力、カリスマ性のどれもがバランスよく備わってないとこなせません。

そして、それはまだまだ機械的には出来ないことであり、まだまだ遠い先まで解決できない問題です。
プロジェクトが続く限り我々は最小限にこれらを未然に防ぎ、完成させる必要があります。

だからこそ、「上流工程・プロジェクト進行スキル・マネジメントスキル」というのは、今後も廃る事が無い分野(ポジション)だと思っています。

そういう事が出来る人を弊社で創出していきたい。
他社とは違う、弊社の付加価値として、Visionで働くメンバーにはそういったスキルを身につけて頂こうと考えております。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

弊社が考える『SES事業』について色々と書きましたが、結局、会社選びで一番大事なのは、

その会社で、最終的に自分にとって
「どのように成長が出来るのか?」
「どのような満足感や充実感を得られるのか?」
「本気で覚悟を決めて仕事が出来そうなのか?」

だと思っております。

是非、自分の納得のいく会社を選んで欲しいです!

また、弊社に少しでも興味を持っていただけましたら是非、一度お話しましょう!
お会いできるのを楽しみにしております!

株式会社 Vision's job postings

Weekly ranking

Show other rankings