レバレジーズ株式会社(以下、レバレジーズ)で着実に成果を出してきた三好さん。順調に見えるキャリアの裏側で抱いていたのは、「このままで本当に成長できるのか」という違和感でした。
これまでの人生を振り返ると、部活も、インターンも、就職活動も、どこか「誰かの影響」で選んできた自分がいた——。そう気づいたとき、三好さんは初めて「自分の意思でキャリアを選ぶ」決断を下します。
選んだのは、仕組みも看板もない、ゼロから価値を生み出す環境。2026年4月にHRXにジョインした三好さんは、これまでとはまったく異なる環境で、自分自身の可能性に挑み始めました。
なぜ彼は安定した環境を手放し、不確実性の高い道を選んだのか。これまでの意思決定とその変化、そしてHRXで描くこれからのキャリアについて聞きました。
三好 光輝(Miyoshi Koki) / HRコンサルタント
2001年生まれ。九州産業大学卒業後、2024年4月にレバレジーズ株式会社へ入社。
介護士特化の人材サービス「レバウェル介護」にて、キャリアアドバイザー(CA)/ リクルーティングアドバイザー(RA)の両面で、求職者と企業双方の支援に従事。
2025年4月より、治療家特化の人材サービス「レバウェル治療家」の立ち上げに参画。
ゼロからの市場開拓を担い、業界最大手を超える求人基盤の構築を推進。 営業組織の立ち上げフェーズにおけるコアメンバーとして、営業戦略の設計から企業開拓まで 幅広く担い、事業成長に貢献。
「他者貢献」「自分で考える余地」「周りのレベル」。インターンでの新卒支援を通して固めた就職活動の軸
── これまでのご経歴について教えてください。
佐賀県出身で、大学は九州産業大学に進学しました。国際文化を学ぶ学部で、外国の文化を学びながら英語の教員免許の取得にも取り組んでいました。
大学時代、特に力を入れて取り組んでいたのは、ユニクロとスターバックスでのアルバイトでした。ユニクロでは売上の高い店舗でチームとして成果を出すことに向き合い、周囲と連携しながら店舗を回していくことにやりがいを感じていました。一方でスターバックスでは、お客様との会話を通じて楽しんでもらうことに面白さを感じ、自分の「人と話すのが好き」という強みが活きている実感がありました。
そうした中で、「もっと人に深く関われる経験がしたい」と思うようになり、人材紹介のインターンに興味を持つようになりました。
── インターンにはどのようなきっかけで参加したのですか?
きっかけは、高校のサッカー部の先輩の存在でした。同じ部活の中でも特に憧れていた先輩がそのインターンに参加していて、「来いよ」と誘っていただいたんです。少し強引な誘いではあったのですが、「あの先輩がいるなら間違いないだろう」と思って、参加を決めました。
振り返ると、この頃はまだ「誰とやるか」で意思決定をしていた感覚が強かったと思います。ただ、その環境に飛び込んだこと自体は、自分にとって大きな転機になりました。
── 実際にインターンを経験してみて、いかがでしたか?
学生が主体となって運営している新卒向けの人材紹介のインターンで、授業とアルバイトを終えた深夜にミーティングがあったり、無償での稼働だったりと、決して楽ではありませんでした。ただ、その分自分の成長を強く実感できる環境でもありました。
最初はうまく話すこともできず、「三好、日本語で話して!(笑)」と冗談めかして言われるような状態からのスタートでしたが、フィードバックを受けながら改善していく中で、少しずつ論理的に話せるようになっていきました。就活中の学生に「三好さんがいてよかった」と言ってもらえる機会も増え、学生ながら誰かの人生の意思決定に関われることにやりがいを感じていました。
——そうした経験を踏まえて、新卒の就職活動はどのように進めていきましたか?
就職活動では、3つの軸を大切にしていました。
- 他者貢献を実感できる仕事かどうか
- 自分でどこまで裁量を持てるか(業務における思考の余地)
- 周りのレベルの高さ(熱量の高い人と働けるか)
インターンの経験を通じて、自分の関わりによって誰かの選択が変わることに強い価値を感じるようになりましたし、同時に、自分自身が成長し続けるためには、主体的に動ける環境と周囲の熱量が重要だと実感していました。
業界としては人材業界を中心に見ていました。インターンでの経験から、「人の人生の分岐点に関われる仕事がしたい」という思いが強くなったのが、人材業界を選んだ理由です。
その中で最終的にレバレジーズを選んだのは、自分の就活の軸に最も合っていたからです。また、レバレジーズの選考では、人事の方がとても丁寧に向き合ってくれました。内定後も自己分析や意思決定に長く付き合っていただき、「この環境であれば間違いなく成長できる」と感じ、レバレジーズへの入社を決めました。
「圧倒的なものを得るには、何かを捨てること」。安定した環境を手放し、HRXを選んだ理由
── レバレジーズではどのような仕事を担当されていたのですか?
レバレジーズでは「レバウェル介護」に配属され、キャリアアドバイザー(CA)とリクルーティングアドバイザー(RA)の両面で業務を担当していました。求職者の転職支援を行いながら、企業側の採用支援にも携わる形で、常時15〜20名ほどの求職者を担当していました。サイト、リファラルで問い合わせいただいた、求職者に対して面談を行い、企業提案から選考対策、意思決定までを伴走するのが主な役割でした。
——実際に働く中で、やりがいはどのように感じていましたか?
チームやグループに対して貢献できたときにはやりがいを感じていました。2024年にはチームとしても継続的に目標達成を続けることができ、自分から施策を提案し、組織に対して価値を出せた実感がありました。
ただ、求職者一人ひとりへの支援のスタイルという観点では、「もっとできる」と思うシーンもありました。特に、インターン時代の就職支援と比較すると、求職者の持つ「キャリアに対する考え方」の違いは大きかったです。
── キャリアに対する考え方とは?
新卒領域では、長期を見据えて、未来に希望を持って意思決定をする学生ばかりでした。一方介護領域では、短期の条件や働き方を重視するケースが多く、「1年後が良ければいい」という意思決定も少なくありませんでした。もちろんそれが悪いわけではないのですが、自分としては「もっとその人の将来に踏み込んだ深い提案をしたい」という思いがあったので、そのギャップには悩むことが多かったように思います。条件マッチングに近いものは、近い将来AIに代替されてしまうだろうとも思っていました。
── 転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか?
大きなきっかけは、前職で新規事業領域に異動したことでした。2025年の5月頃に異動し、開拓営業を繰り返す日々。そのタイミングで漠然と「この環境にい続けて、本当に成長できるのか」という不安を感じるようになりました。
実はその頃に、インターンに誘ってくれた先輩の誘いで、株式会社BOX(以下、BOX)という人材紹介会社の選考を受けていました。BOXは当時70名規模で、成長できる環境と圧倒的な熱量がありました。また、信頼できる先輩の誘いということもあり、自分もここに入れば成長できるのではないか、と内定承諾の一歩手前まで選考が進んでいました。
ただ、内定をいただいてから改めて自分と向き合ってみると、「自分は結局、誰かに影響を受けて人生を決めようとしているだけなのではないか」と感じてしまって…。そんな不安から、外部でコーチングを受けるようになりました。その中でコーチに「将来何がやりたいのか」と問われたときに、何も答えられない自分がいたんですよね。
「このままでいいのか」という危機感を強く持ちました。これまでの自分を振り返ると、環境に甘えて身を任せたり、誰かの意思決定を真似て自分の道を決めたりしたことばかり。このまま人生が進んだら、「自分って何だったんだろう」と思うのではないか、と考えるようになりました。
── そこから、どのようにHRXの入社につながっていったのでしょうか?
2025年の11月頃に新さんから声をかけていただいたのがきっかけです。ちょうど自分自身もキャリアについて悩んでいたタイミングに「一緒にやってみない?」と言ってもらえました。
その後、レバレジーズで営業企画責任者をしていた就平さん(HRX 執行役員CSO 大久保 就平)ともお話しする機会をもらいました。そのときの言葉がとても印象的だったんですよね。
── どのような言葉でしたか?
「人生に影響を与える大きな決断ほど、100:0で満足できる意思決定にはならない。何か大きなものを得るには、その分安定・地位などの何かを捨てないといけない。”捨てる不安”よりも”得たい欲望”が勝るのであれば、不安を断ち切る覚悟を持って決断するだけ」——。
「捨てる不安」と「得たい欲望」。そのふたつに向き合ったとき、今持っている何かを捨ててでも成長を得たい、とたしかに思う自分がいました。さらにその後何度も新さんや就平さんと話す中で「この人たちと働きたい」という気持ちが日増しに大きくなり、その直感を信じたいと思いました。
── 最終的に、HRXへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
もっとも大きかったのは、「自分の成長を最大化できる環境だ」と感じたことです。レバレジーズにいたときは、自分で思考するというより、会社の看板や会社がこれまで積み上げてきたノウハウを活用して型通りに遂行し切ることが求められる部分もあると感じました。決してそれが悪いわけではないのですが、「会社の看板がなくなったとき、自分には何ができるんだろう」と常に漠然とした不安がありました。
だからこそ今回の転職では、一度会社の看板や安定した環境をあえて手放して、ゼロから考え行動できる環境に身を置きたいと考えました。うまくいく保証はないですが、そうしたリスクを取ったほうが、ビジネスパーソンとして、圧倒的な力がつくと感じました。
HRXでは、創業間もないタイミングで、上場企業・売上150億円超の企業・資金調達済のスタートアップとの取り組みもあり、それが実現できているのは、会社の看板ではなく、新さん・就平さん・梶家さんの個の力だと思いました。その中に飛び込むことで、HRXで働いている皆さんの近くで解像度高く学べ、自ら事業や会社を動かす経験ができる、この規模、このフェーズだからこそ"個の力"を伸ばしていけると感じました。
不安はもちろんありましたが、それ以上に「ここで自分を変えたい」という思いが強くありました。就平さん・梶家さんからは、「フットワークは年を重ねるごとに重くなっていく」というリアルなお話を伺っていました。だからこそ、20代の今のうちに、自分の未来を変えられるような、キャリアにおける大きな意思決定をしたいと考え、HRXへの入社を決めました。
ゼロベースで思考する機会が多い。すべてのビジネスプロセスに関わり、自分で価値をつくる。プレイヤーを超えた事業推進。
── HRXに入社して、現在はどのような業務を担当されていますか?
現在は主にHRコンサルタントとして、新卒学生のキャリア支援と、企業開拓~深耕営業を行っています。それ以外にも、集客施策の1プロジェクト責任者、業務改善等も兼務しています。
分業され、役割が明確に決まっていた前職とは異なり、集客(マーケティングの一環)からプレイヤー業務(CA / RA業務)、オペレーションの構築・改善等、ビジネスの一連のプロセスに横断的に関われるのが特徴です。
また、前職ほど業務マニュアルがないため、自らゼロベースで考える余地も多いことが特徴です。
── 実際に入社してみて、どんなことにワクワクしていますか?
正直、毎日がワクワクの連続です。自分次第で最短で成長できるイメージが湧いています。業務におけるプロセスが細かく決まっているわけではなく、あらゆる型をつくっていく必要があります。「どうすればもっと良くなるか」を考え続けられる環境だと感じています。
役員からは、1年で就平さん(執行役員 / エージェント事業責任者)を越えてほしい、そういう期待値で向き合うと言っていただいています。
大手の場合、ビジネスプロセスの分業化が進んでいて裁量が限定的だったり、ポストが詰まっていて成果を出しても確率論的に役職につきにくかったりという話をよく聞きます。
一方HRXでは、自分が成果を出せば、1年で、社会人7年目 / 役員 / 事業責任者が担っているMISSIONを担えること、そこに対する不要な障壁がありません。
また、「これをやりたいです」と手を挙げたときに、すぐに新さんに壁打ちできる距離感も気に入っています。「ゴール」「プロセス」「変数(レバレッジポイント)」「優先度」「ROI」、そして「ステークホルダーのWin-Win-Win」など、多角的な観点からの思考が求められます。それらに対してフィードバックをいただけますが、ロジックがある程度正しければ、その日/翌日から施策として挑戦させてもらえる環境がある。
「自分次第で、できることがどんどん増えていく」「ここでやり切ったらすごく成長できそうだ」という期待感を持てています。
── 組織やカルチャーについては、どのように感じていますか?
優秀な人の多い、少数精鋭な組織だと感じています。Slackでのコミュニケーションひとつとってもそうですし、意思決定のスピードや思考の深さも含めて、全員が高いレベルで仕事をしているなと感じます。前職ではある程度仕組み化された業務を遂行する場面も多かったのですが、HRXでは抽象度の高い課題に対して、それぞれが自分で考えて動く。だからこそ、「この人たちの中でやり続けたら、自分も絶対に引き上げられる」という感覚を覚えるのだと思います。
── 今後HRXで、どのようなことに挑戦していきたいと考えていますか?
まずは直近1年で、執行役員を超えたいです。そのためにプレイヤーとしての成果を出し、事業の成長により深く関わっていきたいです。その先は、新規事業の立ち上げにも挑戦したいと思っています。もともと教育領域には関心があるので、自分のやりたいことと会社の成長を掛け合わせながら、価値を生み出していけたらと考えています。
── 最後に、どんな人がHRXにフィットすると思いますか?
不確実性のある環境に飛び込める人だと思います。成果に向き合う覚悟や責任感だけでなく、「今ある安定した環境や大きな看板を手放してでも、自分の成長を取りにいけるか」が重要だと思っています。
整った環境や仕組みがあるからこそ発揮されている能力を一度手放してでも、「何もないところでやり切る」と決める。それができる人はHRXの環境にフィットすると思いますし、そういう人にとってはすごく面白い会社だと思います。