「ITの知識も営業経験もありませんでした。」
そう語るのは、2022年に新卒で庚伸へ入社した金川さん。今では約80社の企業を担当し、お客様の経営課題まで踏み込んで提案する"オフィスのコンシェルジェ"として活躍しています。
未経験だからこそ感じた不安や、初めて担当を持ったときにぶつかった壁。それを乗り越えられた理由とは何だったのでしょうか。
壁にぶつかりながらも、一歩ずつ成長できた背景には、庚伸ならではの"誰も一人にしない"文化があります。今回は、そのリアルな3年間を振り返ってもらいました。
金川 幸太郎 / 首都圏セールスディビジョン第2部 オフィスコーディネーター
2022年4月に新卒入社。現在は営業職である首都圏セールスディビジョンに所属し、複合機・PCといった機器から、クラウドサービスやネットワーク、オフィスデザインの提案まで、企業の働く環境をトータルでプロデュースしている。
"売る営業"ではなく"寄り添う営業"に惹かれた
ーー新卒で庚伸へ入社された金川さんですが、就職活動当時はどのような業界を見ていましたか?
当時は営業職を中心に幅広い業界を見ていました。
ただ、色々な企業の選考を受ける中で「会社の売上やノルマを最優先する営業スタイル」が多いことに触れ、どこか心から納得しきれないモヤモヤを感じていたんですよね。
ーーそんな中で、庚伸への入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
「売り手の都合ではなく、お客様に本当に必要なソリューションを提案できる」という営業スタイルに共感したからです。庚伸は特定の商品やメーカーに縛られず、人・モノ・情報と多彩な手札を持つ「オフィスのコンシェルジェ」だからこそ、表面的なご要望の背景にある「本当の困りごと」まで一緒に探して提案できます。
そこに加えて「雰囲気の温かさ」が大きな決め手でした。面接で人事の信田さんや営業の先輩社員の方がフランクで話しやすい空気を作ってくださり、面接官同士の掛け合いもすごく楽しそうだったんですよね。
「ここなら誠実にお客様と向き合えるし、ファーストキャリアとして未経験からでも前向きに成長していけそうだ」と素直にワクワクできたことが、入社理由です。
ーー実際に入社してみて、抱いていたイメージとのギャップはありましたか?
良い意味で大きなギャップがありましたね。入社前は、オフィスにおける困りごとを電話機やコピー機といった物理的な商材で解決していくイメージが強かったんです。
ですが実際に現場へ出てみると、機器を設置するようなハード面の提案だけではなく、Google WorkspaceやZoomといったクラウドサービスをご案内する機会も思った以上に多く、提案の幅が広い仕事なんだなと驚きました。
「これからの時代にますます求められ、伸びていく分野だな」と実感しましたし、時代の変化に合わせてお客様の働き方自体をアップデートしながら、長く伴走していける面白さを知りましたね。
知識よりも大切だった"アンテナを張る習慣"
ーー入社後はどのような研修を経て、業務をキャッチアップしていったのですか?
庚伸では、入社したメンバーが安心してステップアップできるよう、手厚い研修体制が用意されています。現在は入社後の約3〜4ヶ月間をかけて、メンテナンス部門や空間レイアウトの部門、人材関連の部門など、あらゆる部署をローテーションで回る研修が組まれています。
庚伸は、「オフィスにあるものなら何でも提案できる」と言えるほど幅広い領域を扱い、お客様を取り巻く課題をワンストップで解決する「オフィスのコンシェルジェ」です。だからこそ営業自身が自社の提供価値を実体験で理解し、現場の動きを間近で見られた経験は大きな糧になりましたね。
ーー自主的に取り組んでいた勉強や意識の変化はありましたか?
当時は新人がお客様先へ訪問する際、「ウイルス対策ソフトやセキュリティを案内してみよう」という取り組みがありました。
それまではサイバー攻撃や情報漏洩のニュースが流れてきても、どこか他人事としてスルーしていたんですよね。ですが、「これはあのお客様の環境にも関係する話かもしれない」と意識し始めてからは、セキュリティ関連のニュースや記事を積極的にチェックするようになりました。
特別な勉強というよりは、日常のアンテナの感度を高くする意識が、会話の引き出しを増やしてくれたと感じています。
ーーその後、実務に入られたわけですが、最初の苦労は何でしたか?
約30社のお客様を担当させていただくことになったのですが、当然、お客様から見れば実績も接点もない「初めまして」の担当者です。
お電話でご挨拶をしても、なかなか会話が弾まなかったり、訪問のご案内まで繋がらなかったりと、電話越しでの距離の遠さを痛感しました。ゼロから信頼関係を築くハードルの高さを感じていましたね。
「聞かない方がお客様のためにならない。」先輩の一言が変えた営業観
ーーその信頼構築の壁を、どのように乗り越えていったのでしょうか?
助けになったのは、仕切りのないワンフロアオフィスと社内のコミュニケーションです。
庚伸は1社に対して営業だけでなくエンジニアなど複数の社員が関わっているので、気になったらすぐエンジニアの席に行って「〇〇社様ってどんな雰囲気ですか?」と聞けば、担当者様の人柄や現場の困りごとをすぐ教えてくれるんです。
その情報を活かしてお客様に合わせた会話ができるようになり、徐々に関係性を深められるようになりました。
ーー社内でコミュニケーションを取る上で、心に残っているフィードバックや言葉はありますか?
新人時代、教育担当の先輩に言われた言葉がずっと残っています。
当時は他社で導入している機器の金額や契約時期など、一歩踏み込んだヒアリングをすることを遠慮してしまっていたのですが、先輩から「教えるかを決めるのはお客様。勝手に失礼だと決めつけて聞かない方が、サポートの機会を逃してお客様のためにならないよ」とアドバイスをもらいました。
自分の都合で勝手に遠慮していたと気づかされ、それからは「お客様の環境を良くするために、必要なことは素直に聞こう」と思えるようになりました。
【成功エピソード】一つの相談から始まった、オフィス改革
ーーこれまで担当された案件の中で「お客様に大きく貢献できた」と手応えを感じたエピソードを教えてください!
とある旅行代理店のクライアント様での案件が印象に残っていますね。当時、その会社様が庚伸から導入していたのはコピー機1台のみでした。それ以外の通信インフラや設備については接点がなく、まさにこれから関係性を深めていくフェーズだったんです。
ーーそこからどのようなアプローチで、お客様の深いお困りごとに踏み込んでいったのでしょうか?
きっかけは、回線費用を抑えて請求を一本化できる「光コラボ」のご案内でした。無料のネットワーク保守も付くメリットをお話ししたところ、社長から「複雑で分からないから請求書を見てほしい」と相談されたんです。
明細を確認すると、不要な回線が3本残っており、使っていない番号の料金まで毎月払い続けていたことが分かりました。知らず知らずのうちに、本来の数倍にあたる無駄な固定費が発生していたんです。
ーーまさに「埋もれていた無駄」を炙り出したわけですね!そこからどのような提案を行ったのですか?
まず回線を整理して1本にまとめ、経費削減を実現しました。
ただ、それだけで終わらせず、浮いた予算を活用して不安定だったネットワークや手薄だったセキュリティの改善策をご提案した結果、月々の経費をカットした上で、オフィス全体のIT・セキュリティ環境を改善することに成功したんです。
社長からも「今まで誰も教えてくれなかった無駄に気づいてくれてありがとう!ネットワークも快適になって仕事がやりやすくなったよ」と、感謝の言葉をいただきました。
もし私たちが「コピー機だけを売る会社」だったら、電話回線の異常に気づくことも、ネットワークの課題に応えることもできなかったはずです。オフィスに関する多岐にわたる領域をカバーしている庚伸だからこそ実現できた仕事だと、大きな手応えを感じましたね。
お客様の"本当の課題"が見えるようになった理由
ーーこれまでを振り返って、一番身についたと感じるスキルは何ですか?
「お客様の本当のお悩みを引き出すヒアリング力」です。
最初は「何か困っていませんか?」と聞くだけで、表面的な会話しかできませんでした。ですが、社内で多様な商材知識や活用事例のインプットが増えていくにつれて、自分の中に「課題解決の引き出し」がどんどん蓄積されていったんですよね。
引き出しが増えると、お客様が言葉にしていない潜在的なニーズに対しても、「もしかして、こういう場面で不便を感じていませんか?」と具体的に投げかけられるようになります。
お客様自身も気づいていなかったボトルネックを一緒に発見し、解決へ導けるようになったことが、一番の成長だと実感しています。
ーー庚伸の営業だからこその強みはどこにあると感じますか?
お客様からもよく言っていただけるのですが「窓口がひとつで済む手軽さ」と「同じ担当が長く伴走する安心感」です。
他社さんだとコピー機やパソコン、通信ごとに窓口が分かれていて、問い合わせるだけでも一苦労…なんて声をよく耳にします。でも庚伸なら、私ひとりに連絡いただければ、機器もネットも内装も人材支援も社内で連携して一括対応できるんです。
また、数年おきに担当が変わってイチから説明し直すこともありません。うちではベテラン社員になると、10年、20年というスパンで同じお客様を担当し続けるのが一般的です。テレワーク対応やWebブース設置など時代の変化に合わせて長く一緒に歩んでいけるので、一担当としてもやりがいがありますし、この一貫したサポートと長い信頼関係が、庚伸の強みだと感じています。
次は、自分が支える番。未来の仲間へ伝えたいこと
ーー金川さんが感じる「庚伸の好きなところ」を教えてください!
「誰にでも遠慮なく頼れて、互いを尊重し合える環境」だと思います。
社内イベントも盛んで、社員旅行や季節のレクリエーションでは仕事の話を一切忘れて、全員で本気で全力で遊びます。
遊びの場で心の距離が縮まるからこそ、オフィスに戻った時も「ちょっと教えてください!」と素直に声が掛けられるようになっています。
ーー最後に、これから庚伸への応募を検討している求職者の方へメッセージをお願いします!
「この人に話しかけづらいな」「質問したら嫌な顔をされるんじゃないか」という雰囲気が、庚伸には一切ありません。
だからこそ、新しく入ってくるみなさんにも孤独な思いはさせませんし、今度は自分が先輩たちにしてもらったように、全力でサポートしていきたいと思っています。
営業経験やITの専門知識は、入社時には必要ありません。大切なのは、お客様と真剣に向き合いたいという気持ちと、素直に周りを頼る姿勢です。
安心して挑戦できる環境があるので、ぜひ一緒に成長していきましょう!
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