こんにちは。ClaN Entertainment 採用広報の鈴木です!
2026年8月3日、私たちClaNは本社オフィスを東京・市ヶ谷へと移転しました。
移転のニュースはプレスリリースでもお伝えしましたが、この新オフィスは単なる「スペースの拡張」や「設備の刷新」ではありません。
足を踏み入れた瞬間から、新しいエンターテイメントの誕生を予感させる──ClaNが掲げるスローガン「人生を変える、エンターテイメントを」を体現したような、静かな熱気に満ちた空間が広がっています。
このオフィスは、どのような思想から生まれたのか。プロジェクトを陣頭指揮した責任者に話を聞くと、そこにはエンタメ企業ならではの美学と、緻密に計算された「コミュニケーションの仕掛け」がありました。
スピーカープロフィール
桜井 淳(さくらい じゅん)
株式会社ClaN Entertainment 経営管理部 人事総務ユニット マネージャー
エンターテイメントへの強い情熱とコーポレート領域での実績を元に、当時3期目を迎えるClaNへ参画。今回の市ヶ谷本社移転プロジェクトでは、「オフィスづくりもエンターテイメントの1つ」という哲学のもと、物件選定から空間コンセプト、社員の動線設計に至るまでを一気通貫でプロデュースした。
1.「出社したくなるオフィスづくり」──戦略的に偶発性をデザインする
── 新オフィスの完成、おめでとうございます。率直に伺いますが、今回の移転の最大のテーマは何だったのでしょうか?
桜井:
端的に表現するなら、「クリエイター×キャラクター×コンテンツが交差する、熱狂できるオフィスの構築」です。そして、その根底にある裏テーマが「出社したくなる仕組みづくり」でした。
エンタメ企業である以上、オフィスは単なる「作業場」であってはなりません。
出社したくなるワクワク感が必要です。しかし、ただデザインを綺麗にするだけでは十分ではないと考えました。
以前のオフィスでは、社員同士がすれ違った際に足を止めて会話ができる仕掛けがありませんでした。そのため、「新しい企画に繋がるような創造的な会話」が偶発的に生まれる機会が不足しているのではないか、という仮説がありました。
リモートワークでも業務自体は回る現代において、私たちが物理的なオフィスを持つ意義はどこにあるのか。
それは「新しいエンタメの火種となる、質の高いコミュニケーションを生み出すこと」に尽きると考えました。オフィスデザインの力によって、コミュニケーションを意図的に生み出す場所をつくることで、出社とコミュニケーションを増やすことが、今回の最大のミッションでした。
2.98インチのサイネージと、計算された「動線のマジック」
── 「質の高いコミュニケーション」を生むために、空間設計にはどのような工夫を凝らしたのでしょうか。
桜井:
まず、エントランスの扉を開けて最初に目に飛び込んでくる景色にこだわりました。
無機質な壁ではなく、正面に98インチの大型サイネージを設置し、私たちの手がけたグッズを展示できる空間を設けています。
これは、お越しいただくクリエイターの皆様やパートナー企業の方々に対する「歓迎の意」であると同時に、私たちが何者であるかを一瞬で伝えるプレゼンテーションの場でもあります。
もう一つの重要な仕掛けが、「動線の設計」です。
エントランスから執務エリアには様々な什器が置かれていますが、そこで立ち止まって会話ができるスペースになっているのです。あえて直線的ではない動線にすることで、すれ違いざまの会話が増えるよう意図して什器を設置しています。
── はい、空間の開放感はありますが、途中途中にテーブルやキャビネットがありますね。
桜井:
まさにそこが狙いです。歩く動線を、意図的に少しだけ遠回りさせているんです。
一直線に抜けられる廊下だと、人は無意識に通り過ぎてしまいます。しかし、什器が一つあることで歩みが緩み、そこで別の部署のメンバーとすれ違えば、キャビネットをテーブル代わりにして、自然と立ち話が発生します。「あの案件、今どうなってる?」といった、ちょっとした会話が生まれる。
価値ある会話は、ただ待っていても生まれません。空間の構造を通じて、意図的に「仕掛ける」ものだと考えています。
3.「あえての遠回り」が、組織の熱量を引き上げる
── 非常に戦略的ですね。逆に、あえて「やらなかったこと」はありますか?
桜井:
「一人用のブース」を最小限にしたことです。
ソロブースや一人で集中できるデスクをたくさん作れば、個人の業務は加速すると思います。しかし、それでは社員がまた部屋に閉じこもり、部署を越えたオープンなセッションが減ってしまいます。
そのため、ソロブースは必要最低限に留めました。その代わり、予約なしでいつでもMTGができる「オープンスペース」や「タッチダウンスペース」を、オフィスの中で最も見晴らしが良く、明るい窓際に配置しました。
会議室そのものは3部屋から7部屋へ増やしています。「会議室が空かない」という長年の課題は解消しました。その上で、部屋に入らなくても集まれる場所を広く取った、という設計です。
「コミュニケーションを取ろう」と制度やルールで促すよりも、動線を一本変え、空間デザインの力を使った方が、はるかに効果があると考えました。
結果として、ただ整っているだけのオフィスではなく、「ここに出社して仲間と顔を合わせた方が、絶対に面白いクリエイティブができる」と思えるオフィスへと進化させることができたと感じています。
4.「未完成の余白」を、自ら面白がれるプロフェッショナルへ
── 移転から約3週間が経ちましたが、社内の変化は感じていますか?
桜井:
まだ完成形ではありませんが、社員のみなさんが快適に過ごせているなら、それでうれしいです。
以前もにぎやかでしたが、オフィス空間の限界もあり局所的だったのですが、今はあちこちでにぎわいを聞くことができます。部署をまたいだコミュニケーションは目に見えて活発になったのではないでしょうか。
また、「新オフィスを見学したい」という社外からのご要望も増え、オンラインから対面での打ち合わせへとシフトする機会が増えています。
現在、私たちはSNSプロモーションだけでなく、リアルなポップアップストアや大型商業施設とのコラボレーションなど、立体的なビジネスを展開しています。
こうした大きなプロジェクトのアイデアは、実はオープンスペースでの「何気ない雑談」から生まれることが多いのです。
── 最後に、この記事を読んでいる未来の候補者へメッセージをお願いします。
桜井:
ClaNは今、インフルエンサーマーケティング事業を軸に、独自の新規IP創出を行うなど、まさに「第二の創業期」とも呼べるフェーズを迎えています。
実は、この新オフィスの執務エリアには、まだ意図的に残した「空席」があります。
これから参画してくださる仲間たちと共に、この空間で新しいエンタメを創り上げる景色が見たくて、あえて「余白」を残しているのです。
私たちが求めているのは、「まだすべてが整いきっていない環境を、自ら面白がり、事業を牽引できる人」です。
エンターテイメントへの情熱を持ち、自立自走でビジネスを形にできる方にとって、ここは最高の舞台になるはずです。
文字や写真だけでは伝わらない熱量があります。まずは一度、この市ヶ谷のオフィスに遊びにいらしてください。お待ちしております。
ClaN Entertainmentでは、一緒に働く仲間を募集しています
「人生を変える、エンターテイメントを」をスローガンに、VTuberをはじめとするインフルエンサーに特化したエンターテイメント企業として、2022年の設立以来、心揺さぶる感動をお届けしてきました。
執務エリアの「空席」が仲間で埋まっていく景色を、一緒に見てください。
まずは「話を聞きに行きたい」から、お気軽にどうぞ。カジュアル面談は、ぜひ来社で。