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企業全体の生産性が上がる?!︎
PMS(生理の約1週間前から体や精神に不調が現れる症状)や生理痛などの症状に悩まされている人は非常に多く、女性の約96%がPMSに、約72%が生理痛に苦しんでいると言われています。
これらをはじめとする女性特有の症状は、仕事の質に大きな影響を与えます。日本医療政策機構の調査によると、これらを抱えて働く女性の労働生産性損失額は日本国内で4兆9,500億円と試算されています。
また、一月のうち約5日間は約7割の女性職員の生産性が60%ほどまで低下するという調査結果もあります。女性特有の課題によってこれだけの支障が明らかになっているため、これらの課題を改善することは職員のパフォーマンス上昇と働きやすさ上昇に直結し、業績向上やイメージアップも十分期待できます。
女性のサポート=組織の目標達成上昇
女性へのサポートを充実させることは、組織の目標達成割合を向上させることにも繋がることがわかっています。例えば、組織の目標達成割合は女性のサポートを整えることで上昇するという調査結果があります。周囲に不調を伝えやすい環境を整備すると28.1%、健康に関する研修会を実施すると24.3%、女性への健康支援を行うと20.4%組織の目標達成割合が高まります。
向上するのはパフォーマンスだけじゃない
さらに、モチベーション・エンゲージメントの向上にもつながることが明らかになっています。例えば、女性特有の症状に悩む女性のうち、ヘルスリテラシーが高いグループと最も低いグループを比較した調査の結果では、仕事への満足度が26.6%、働く喜び度が21.7%上昇したという調査結果があります。
また国内の他の調査では、健康に自信がある人ほど長く働き続けていることや、健康に自信がなくても、会社の支援策に満足度が高いと離職しにくいということも明らかになっています。
つまり、女性のサポートをすることはパフォーマンス上昇に加えて職員のモチベーション・エンゲージメントアップに繋がり、職員の離職率低下も十分期待できることが分かるはずです。
サステナブルな経営には女性のサポートが必須
現在、労働力人口総数に占める女性の割合は4割以上です。今までは男性中心で成り立っていた企業社会にも、女性が増えて来ました。そのため、女性が働きやすい環境を整備することの重要性は非常に高くなっています。
女性のパフォーマンス上昇とモチベーション・エンゲージメントの改善に力を入れることで、雇用の安定が保たれるだけでなく、多様な個々を尊重するダイバーシティー&インクルージョン社会の実現にも繋がっていきます。
Femtechを活用して女性へのサポートを推進していきましょう!