Flora株式会社(以下、「Flora」)は、株式会社コーセー(以下、「コーセー」)と更年期市場における新たなプラットフォーム事業の共同開発を開始しました。
本事業では、コーセーが新規事業として着手している更年期のセルフケア事業にFloraが協業し、 Floraが保有する50万件超の女性の健康データおよび高度なAI解析技術を用い更年期市場でデータを活用する新たなプラットフォームを構築することで、更年期に悩む女性のWell-being向上と更年期市場の活性化に寄与してまいります。
背景:ソリューション不足の更年期市場
更年期とは、閉経の前後約5年間(おおよそ45~55歳頃)に当たる時期で、女性ホルモンの急激な減少によって心身に様々な症状(更年期症状)が起こります。しかしその症状は見えづらく、放置されやすいという課題があります。
更年期症状による女性個人・社会全体への影響は大きく、厚労省の意識調査では、更年期症状が重く、日常生活に支障が出る「更年期障害」の可能性があると考える人は50代女性のうち約4割に上り、また経産省の試算では、女性特有の更年期症状による日本社会全体の経済損失は年間1.9兆円とされています。
今後の展望
本事業は、2026年度以降に、一般公開プラットフォームサービスとしてのローンチを予定しています。本事業で蓄積されるデータを基に、Floraとコーセーは更年期に向けた取り組みを加速し、女性が「更年期」を少しでも前向きに・主体的に向き合える世界を目指し、ビューティとテクノロジーによるサポートを継続してまいります。