こんにちは。XAION DATA採用広報担当の丸山です。
入社したばかりの私が、新しい仲間たちと出会い、日々学びを重ねる中で感じるのは、「ここには本物のプロフェッショナルが集まっている」ということ。これからしばらく、社員インタビューを通じて、入社間もない今だからこそ捉えられるフラットな視点でXAIONの等身大の姿をお伝えしてまいります。
さて、今回ご紹介するのは、2025年5月にXAION DATAへ入社したプロダクトセールス本部 AUTOHUNT セールス担当の井戸 拓矢さん。
ブラジル、メキシコ、日本と3ヶ国ものルーツを持ち、大企業で長年キャリアを積みながらプライベートではボディビルの大会にも出場するという異色の経歴の持ち主です。
グローバルな視点とビジネス経験を併せ持つ井戸さんが、なぜ今データとAIを掛け合わせたスタートアップ企業、XAION DATAを選んだのか。その背景を伺いました。
目次
プロフィール
3ヵ国のルーツ×異色キャリアのはじまり
大企業での長年のキャリア、そしてボディビルダーという経歴
「データで人を活かす」XAION DATAとの出会い
XAION DATAで感じた組織の強さ
これからの目標と、求める仲間
インタビュー担当者から一言
さて、最後に宣伝です!
プロフィール
井戸 拓矢(いどたくや)
プロダクト事業部 AUTOHUNT セールス
出身地
ブラジル・クリチバ(8歳から日本在住)
経歴
メキシコ国立自治大学(UNAM)卒業
スカパーJSAT株式会社:
宇宙衛星部にて衛星通信管理、プリセールス、カスタマーサクセスを担当
最終的にエリアセールスマネージャーとして西日本エリアの船舶向けサービスを統括
株式会社ギブリー:
HRテック事業部セールスエグゼクティブとして、主に新卒研修領域を担当
2025年5月よりXAION DATAに入社
趣味
ウェイトトレーング
※日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)所属、ボディビル大会出場経験あり3ヵ国のルーツ×異色キャリアのはじまり
ーーーまずは、井戸さんのグローバルな経歴について教えてください。
生まれはブラジルのクリチバという南部の街です。祖父母の世代が日系移民として移住し、両親が仕事の関係でブラジルにいました。
8歳まであちらで過ごし、その後日本に戻ってきたため、小学2年生からは日本で育っています。
ーーーなぜメキシコの大学に進学されたのですか?
ブラジル育ちなのでポルトガル語は話せましたが、スペイン語と似ていることもあり、語学的なハードルは低かったんです。
高校時代の英語の先生が「言語の壁がないのなら、進学先の選択肢を海外に広げてもいいのでは?」と勧めてくれたのがきっかけで、メキシコ国立自治大学(UNAM)に入学を決めました。
いろんな国から学生が集まる大学で、ルームメイトもスペイン語圏ではない人物でしたが、日本でも海外でも得られない経験ができたと感じています。
大企業での長年のキャリア、そしてボディビルダーという経歴
ーーー大学卒業後はどのようなキャリアを歩まれたのですか?
新卒で入社したのはスカパーJSATです。宇宙衛星部で通信管理やプリセールスを担当し、最終的には西日本エリアの船舶向けサービスを統括するエリアセールスマネージャーを務めました。
衛星通信という、生活に不可欠でありながら一般的にはあまり知られていないインフラの重要性に魅力を感じ、気づけば12年間ほど在籍していましたね。
ーーー人事・育成領域にはどのように携わってこられたのですか?
スカパーJSATで勤務していた際に、育成研修にも関わるようになり、次第にHR領域への関心が強くなりました。それがきっかけとなり、AI × DXカンパニーであるギブリーへ転職したんです。
新卒研修領域を担当しながら、企業ごとにカスタマイズした提案や、顧客との長期的な信頼関係構築など、より深い営業スタイルを経験しました。
ーーープライベートでは、ボディビルの大会にも出場されていたそうですね。
はい。高校まではラグビーをしていて、大学からウェイトトレーニングを始めました。
スカパー時代に通っていたゴールドジムで、元日本チャンピオンの田代誠さんに声をかけられ、大会に出場するようになったんです。
トレーニングは子どもが生まれた今も継続中で、週に最低4回は家族が寝ている時間にジムに通っています。大体夜中の2時〜3時から5時くらいまで運動するのが1日の始まりです。
仕事に全力で取り組みながら、家庭と自己研鑽の時間を両立されている田代さんのライフスタイルに、強く共感しています。
「データで人を活かす」XAION DATAとの出会い
ーーー直近の転職活動で、XAION DATAを選ばれた理由を教えてください。
30代に差し掛かるタイミングで、会社の規模にこだわらず、チャレンジングな可能性が多いベンチャーやスタートアップを中心に転職活動をしていました。
HR領域でデータを構築し、データサプライヤーとして他社のデータや人的資本に関わるデータを扱う会社を探していた際に、エージェント経由でXAION DATAを紹介されたんです。
スキルを明確に定義し、その人に合ったポジションに配置するというのは、実はエンタープライズ企業でもあまり実現できていません。実際に、私自身、前職ではスキルの定義や適材適所の配置がうまく機能していない現場を多く見てきました。
データベースがないため、結局実行されない—自身が過去の職歴で痛感していたこのような課題を、まさに解消しようとしている会社があると知り、強く惹かれました。
XAION DATAで感じた組織の強さ
ーーー入社後に感じたギャップはありますか?
まず、素晴らしいバックグラウンドを持つメンバーが多いにもかかわらず、フラットでオープンな文化に驚きました。
いろんな企業から入社のお誘いが来るような優秀な仲間たちが、ナレッジを惜しみなくシェアしてくれるんです。多方面から、自分が経験したことのない分野の知見をいただけるのは非常にありがたく、価値を感じますね。
また、XAION DATAには、全員が同じ目標に向かって推進している一体感があります。
個の力が強いと自己完結になりがちですが、XAION DATAではチームとしてお互いを高め合っていく文化や、組織として一体となって目標を達成していく雰囲気が根付いています。
立ち上げ期の今、このカルチャーは大きな強みだと感じますね。
ーーー若いメンバーが多いXAION DATAですが、現代の20代の方々についてどう感じていますか?
私が新卒だった頃と比較して、皆さん視座が高いと感じます。自分の今後のキャリアを進めるためには苦労も必要だという考え方ができる方が多い印象です。
私の時代は銀行や公務員といった安定志向が主流でしたが、今の若い方は違いますね。
まだ立ち上げ期で強化が必要な組織の中で、多様なキャリアを積んでいる人たちと一緒に働くことで、視野が広がるのではないでしょうか。自分が思い描いたキャリアと異なったとしても、幅も広がり、可能性も広がりますから。
これからの目標と、求める仲間
ーーー井戸さんが考える「XAION DATAにマッチする人材」とはどのような方ですか?
知見を深めたい、チャレンジングなことに取り組みたいという方は非常にフィットするのではないでしょうか。
これまでの経歴やスキルの有無はこれまでの歩みとして尊重されますが、XAION DATAでは過去よりも意欲をより重視する環境だと感じています。
オープンデータ構造化・統合AI特許技術を軸に顧客が保有するクローズドデータを掛け合わせたソリューション事業と、SaaSプロダクト事業の両輪を持つ企業は日本でも珍しく、XAION DATAでしか得られない経験が必ずあります。
立ち上げ期ならではの裁量と、経験豊富なメンバーからの学びが同時に得られる環境は、自分の可能性を広げたいという意欲的な方にとって理想的だと思いますし、私自身もそうした方々と一緒に挑戦を続けていきたいですね。
ーーー最後に、今後井戸さんがXAION DATAで成し遂げたいことを教えてください。
入社の決め手となった「データでその人や会社の価値を最大化する」という事業軸は、必ず実現したいです。会社としては、ユニコーン企業を目指すというところは絶対に達成したいですね。
個人の目標としては、チームメンバー全員が育成され一人前になるような支援やサポートを積極的に行っていきたいと考えています。
前職で育成研修に携わってきたこともその理由ですが、新しく入ってきた方やまだ育成が必要なメンバーを拾い上げ、その方が目指したいものを達成できるまで伴走する。そうした存在になりたいと思っています。
インタビュー担当者から一言
井戸さんとの対話を通じて最も印象的だったのは、多様な経験を通じて培われた「人や組織のポテンシャルを最大化する」という一貫した価値観です。
誰もが知るインフラを支える仕事から、HR領域での人材育成、そして今、データ活用による組織変革へ。一見バラバラに見える経歴が、実は一本の線で繋がっていることに気づかされました。
さて、最後に宣伝です!
私たちXAION DATAは今、立ち上げ期をともに走り抜ける仲間を求めています。
現在募集中のポジション一覧については弊社の公式サイトをご覧ください。
また、よりカジュアルに話を聞いてみたいという方は、採用広報担当丸山のLinkedInからもお気軽にご連絡ください。
多様なバックグラウンドを持つ皆さんと、一緒に挑戦できる日を楽しみにしています。