こちらの記事は、岸田代表インタビューの後編です。(前編はこちら!)
後編では、2025年に開設した東京営業所の展望やジョインいただきたい仲間のことを深掘りしていきます。
社員が誇りに思える会社であり続けたい
ー 2025年の新たなチャレンジとなる東京営業所設立の背景を教えてください。
現在、私たちが目指している会社としての目標は大きく2つあります。
1、年間売上100億円の達成
2、海外売上比率の向上
この2つを実現するために、組織として必要な強化ポイントが見えてきました。それが、「採用力」と「営業力」です。地方では専門的なスキルや経験を持った人材が都市部に流れる傾向があり、採用の難しさを感じています。
一方、東京には多様なバックグラウンドを持つ優秀な方が集まっています。そうした方々と一緒に働き、会社をより強くしていきたいという思いがあります。
また、お取引先の多くが東京に本社または営業拠点を構えておられることから、よりスピーディーに対応できる体制を整える意味でも、東京営業所の開設は大きな意味を持っています。
ー 100億円という数字に至った理由はなんでしょうか?
社員が岸田産業で働いていることを誇りに思える。そんな会社であり続けたいからです。社員が「岸田産業って何してる会社?」と友人や家族に聞かれたときに、堂々と話せる存在感を持ちたい。そんな想いから、売上や展開地域の拡大は、数字以上の意味を持っています。
そのように思うに至ったのは、経営が厳しかった時代に社員にも辛い思いをさせてしまったことが忘れられないからです…。(当時の話は前編をご覧ください)
また、防災や安心といった価値を、日本だけでなく世界にも広げていきたいという気持ちがあります。災害大国である日本には、防災の知見やノウハウが豊富です。そうした経験をもとに、より安心して暮らせる社会づくりに貢献していきたいと考えています。
一人ひとりが違う強みを発揮する組織へ
ー 東京営業所はまだ社員も少ないですが、今後はどんなチームを目指しているのでしょうか?
読んでくださっている方に伝われば嬉しいのですが、私は『スラムダンク』のようなチームが理想なんです(笑)。それぞれが違う強みを持ちながらも、同じゴールに向かって、自由に力を発揮していく。そんな仲間たちと一緒に仕事ができたらと思っています。
そのために、採用において大切にしているポイントが3つあります。
1、ポジティブな姿勢
2、自責思考(自分から動ける力)
3、人間性
ー 3つの中で特に重視しているのはなんですか?
やはり「人間性」が一番ですね。「この人と一緒に働きたい」と思えるかどうか。スキルや知識は、入社後に会社としてサポートできます。そのうえで、自分の目標や理想に向かって前向きに行動できる方に、ぜひチャレンジしていただきたいと思っています。
ー 逆に、岸田産業にはあまり向いていないかもしれない方は?
弊社はまだ中小企業で、研修制度や仕組みもこれから整えていく段階です。ですので、しっかり整った制度・環境のもとで学びたいという方は、ギャップを感じさせてしまうかもしれません。一緒に組織をつくり、育てていく意欲のある方に、向いている環境だと思います。
ー 本社(福井県小浜市)の社員はどんな方が多いでしょうか?
本社のメンバーは、本当にまじめで信頼できる方ばかりです。東京営業所の立ち上げを含めて私が外に出ていけるのも、会社を支えてくれる社員が小浜にいるからこそです。来社されたお客様や外部の方からも「いい空気感ですね」と言っていただくことが多くて、それが私の自慢です。
ー もし岸田産業に入社したら、どのような成長が期待できる環境でしょうか?
社員とは定期的に面談をしていて、「10年後どうなっていたいか?」というビジョンを一緒に考えています。成長の形は人それぞれですので、一人ひとりの目標に合わせて、会社として伴走していく姿勢を大切にしています。「岸田産業で、自分の目標が実現できるかもしれない」と思った方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
最後に
東京営業所は、岸田産業にとって新たな挑戦の第一歩目です。そこに集まるメンバーは、これからの会社の未来を一緒に描いていく仲間です。前向きに、そしてチームで力を発揮したいという方にとって、大きな可能性を持つ場所になるはずです。
後編では、岸田代表の熱い想いやビジョンをたっぷりとお届けしました。
こちらの記事を読んで気になった方は、ぜひ一度話を聞きに来てみてください!