総合的SNSマーケティング事業を展開する、株式会社EMOLVA(東京都港区、代表取締役：榊󠄀原 清一、以下EMOLVA)の榊󠄀原清一が、「令和の虎・Tiger Funding」に虎として参画しました。

本編：https://www.youtube.com/watch?v=oo0yQZeBTBo

■「令和の虎・Tiger Funding」とは
2000年代に社会現象となった伝説の番組『マネーの虎』に着想を得て誕生した、リアリティ型の起業支援コンテンツ。起業を目指す挑戦者（志願者）が、自らのビジネスプランや夢を発表し、実業家である“虎”たちに対して出資や支援を求める真剣勝負の場となっている。

この企画では、単なる事業計画の良し悪しだけでなく、挑戦者の「人間性」「熱意」「論理性」など、内面や想いも評価の対象となり、“夢と現実が交差する熱き挑戦の舞台”として、多くの視聴者の共感と関心を集めている。

■ルール 

・志願者が、自分の起業アイデアや夢を語り、その実現に必要な金額と出資条件を明示。

・「虎」と呼ばれる5人の起業家（審査員）は、その内容をもとに厳しく審査を行い、出資の可否を判断。出資する場合、虎が「自腹で出す」というリアルな投資スタイルが採用されており、審査員側にも本気度が求められます。

・出資希望額が全額揃えば「オール(達成)」、1円でも足りなければ「ナッシング(ノーマネー)」となります。

■実施に至る背景■

日本における起業環境やキャリア選択の機会は、依然として限られた情報や人脈、資本へのアクセスに左右される傾向があります。また、従来の採用・資金調達の仕組みでは、書類や数値化された実績のみに依拠する判断が中心となり、個人の価値観や可能性といった“目に見えない資質”が評価されにくいという課題が存在しています。

こうした状況の中で、「タイガーファンディング」は、志ある個人が自らの想いや構想を直接プレゼンテーションし、複数の経営者との対話を通じて支援や採用の機会を得る、新たな選択肢として誕生しました。経営者が自らの意思で「人に賭ける」姿勢を明示するこの仕組みは、これまで機会を得にくかった層──若年層、地方在住者、キャリアの再挑戦を目指す人々など──に対しても、平等で実質的なチャンスを提供するものです。

この取り組みは、単なる人材・資金のマッチングにとどまらず、「誰もが夢を語り、その価値を正面から受け止めてもらえる社会の実現」に寄与するものと位置づけられます。年齢や学歴、肩書きといった表面的な条件ではなく、“想い・行動・挑戦”そのものを評価軸とする本プロジェクトは、多様性と自律を尊重するこれからの社会において、大きな意義を持つ取り組みです。

経済的限界大学生をナノインフルエンサーにして助けたい / 680人目【鈴木 楓】

【過去の経験を活かし、独自の発想で大学生を支援する新たな仕組みを立ち上げたいと語る志願者。自身の実体験から着想を得た“ナノインフルエンサー支援コミュニティ”というアイデアに、虎たちも興味を示すが、そのビジネスモデルには懸念点も多い。

特に、フォロワー数を増やす手法やエンゲージメント獲得のアプローチには、「それは本質的な成長とは言えないのでは？」と疑問の声が上がる。インフルエンサーを“仕立て上げる”ことへの倫理的な問題、広告主の期待とのギャップなど、事業の根幹に迫る問いが次々と投げかけられる。

さらに、「自分の経験をどう再現性のあるノウハウとして提供できるのか？」「ユーザーにとっても、広告主にとっても本当に価値ある仕組みなのか？」といった鋭い指摘が重なる中、志願者は自身の考えを見直しながらも、必死に言葉を紡いでいく。

頭の回転は速いがゆえに、近道や裏技を選びがちだと評されながらも、その純粋な動機と行動力には一部の虎が可能性を見出し始める。
果たしてこの若き挑戦者は、鋭い問いの先にある“本質”にたどり着き、自らの未来を切り開くことができるのか――。