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【SNS運用の極意③】「バズらなくていい」Instagramで選ばれる会社になる方法|榊󠄀原社長が語るSNS運用のリアル【EMOLVA Story(6)】
「SNSって、バズらせるものじゃないんですよ。
大事なのは“伝わること”。そこに徹して初めて、信頼が積み重なっていく。」
そう語るのは、Instagram運用のプロフェッショナルであり、
数々のブランドや企業のSNS戦略を支えてきた、株式会社EMOLVA代表取締役の榊󠄀原清一氏。
彼は情報が溢れる現代において、「どう見せるか」ではなく「どう伝えるか」に焦点を当てた運用法で、
多くの成果を生み出し続けた。
今回は、SNS運用に悩むすべての人に向けて、“映える”の先にある本質的な戦略について、
榊󠄀原社長にじっくりお話をお伺いした。
運用≠毎日投稿
そもそも“戦略”がなければ意味がない
MC
SNS運用といえば「毎日投稿」というイメージがありますが、これは正しいのでしょうか?
榊󠄀原氏
一言で言うと、それだけでは成果は出ません。
SNSって、投稿を増やせば数字が伸びるものではないんですよ。
フォロワー数だけを見ても、ファンでなければ意味がない。
逆にフォロワーが少なくても、正しく届ければ売上に直結するんです。
私たちが最初にやるのは、「なぜInstagramをやるのか」を明確にすること。
世界観を伝えたいのか、商品を売りたいのか、人を採用したいのか。
目的によって、投稿の構成やトーン、頻度まで変わってきます。
MC
私も昔、古着の販促をインスタグラムを活用して実行しようと思ったのですが、
闇雲に投稿しただけで、全然フォロワーが増えなかったです…
榊󠄀原氏
「とにかく毎日投稿しましょう」と言われて始める方も多いですが、
設計がなければ続かないし、成果も出ません。
投稿には「役割」があります。誰に何をどう伝えるのか。
その順番や構成ができていないと、どれだけ投稿しても記憶に残らないんです。
Instagramは「情報収集ツール」
“選ばれる理由”をアカウントに載せる
MC
今のユーザーは、Instagramをどのように活用しているのでしょうか?
榊󠄀原氏
今のInstagramは、
もはや「映える投稿を楽しむSNS」ではなく、「情報収集ツール」として使われています。
ユーザーは商品を買う前、サービスを検討する前に、Instagramで
「どんな人がやっているのか」「信頼できるのか」「実績は?」を調べています。
つまり、企業のホームページのような役割を果たしているんです。
MC
なるほど…!企業側としては、どう活用していくべきですか?
榊󠄀原氏
ただの宣伝ではなく、「メディアとしてのアカウント」にしていく必要があります。
「このアカウントを見れば、ブランドの世界観も、サービスの強みも、信頼も全部わかる」
そんな状態が理想です。
言い換えれば、「選ばれる理由」をInstagramに可視化しておくことが重要なんです。
ユーザーが必要とし、有益と感じるコンテンツを配信することが、メディア化の最大の秘訣です。
ファンを作る「3ステップ設計」
一貫した世界観が信頼を生む
MC
実際にInstagramでファンを増やすには、どんなステップが必要ですか?
榊󠄀原氏
Instagramで認知からフォロワーを獲得し、ファンになるまでは、
大きく3つのステップに分類ができます。
段階ごとに情報を整理することで、「フォロワー」が「ファン」に変わる流れを作るんです。
①世界観の発信(認知・共感)
②具体的な実績や価値の提示(信頼構築)
③比較・検討フェーズでの後押し(コンバージョン)
MC
それぞれの段階で、投稿の役割が変わってくるんですね!
榊󠄀原氏
仰る通りです。
たとえば、世界観で共感を得た人が、実績投稿で「知りたい情報が投稿されてる!」と思い、
最後に「お客様の声」などで背中を押されて購入や来店に繋がる。
投稿の内容と順番にストーリーがあることで、自然にファン化が進むんです。
「映え」は必要ない。“伝わる投稿”の作り方
MC
Instagramというと、“映え”が正義のような印象もありますが、それは今も変わらないのでしょうか?
榊󠄀原氏
実は、それはもう古いんです(笑)。
今のInstagramは、「映え」より「伝わる」ことが求められています。
MC
なるほど…!
「伝わる」投稿とは、具体的にはどういうものでしょう?
榊󠄀原氏
たとえば、こんなポイントを意識します。
「パッと見て、どんなアカウントかが伝わるか?」これが一番大事です。
・見る → 読む → 保存する → 行動する、という“導線”を設計する
・フォントは大きく、余白をしっかり取ることで視認性を高める
・色やデザインはブランドカラーで統一し、世界観を表現する
ただし、投稿は最低限オシャレに作ることが求められます。
「インスタ映えの写真などはもう古い」とお伝えしましたが、
元々ファッション的な側面のあるアプリなので、必要最低限のオシャレさは求められます。
そのため、ただ記事を書けばいいというものではないので、その点はご注意ください。
最後に:SNS運用に悩んでいる人へ、ひとこと
MC
Instagramは、私のような中小事業者でも、活用して成果は出ますか?
榊󠄀原氏
むしろ、中小事業者の方こそ、Instagramを活用すべきです。
Instagramは、自分たちの価値を“自分の言葉で”届けられるツールです。
個人や中小規模の事業者には「顔が見える」「想いが伝わる」強みがあります。
Instagramは正しい設計を施せば、
コツコツと世界観と実績を発信し続けることで、成果につながる可能性を有しています。
MC
ありがとうございます!
最後に、これからInstagram運用を始める方や、伸び悩んでいる方にメッセージをお願いします!
榊󠄀原氏
Instagramは、単なる「映えの場」ではなく、
「企業の信用を可視化する場」です。
だからこそ、最初にアカウントを丁寧に設計して、
「どんな信頼をどう伝えるのか?」を言語化することが重要です。
成果が出ない理由の多くは、「投稿が悪い」わけではなく、
そもそもの「設計と目的」が曖昧なことが原因です。
焦らず、でも着実に。
アカウントを「ブランドの分身」として育てるお手伝いをご一緒できればと思います。
EMOLVA Story(6) Fin-
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代表取締役|榊󠄀原清一(さかきばらせいいち)
東京理科大学大学院卒業後、サイバーエージェントにてインフラエンジニアとして勤務。
その後、企業のSNSアカウント運用代行や、インフルエンサーを活用したプロモーションを含む、SNSマーケティングの総合戦略立案から実行までを手がける株式会社EMOLVAを創業。
2025年現在、10期目を迎える。自身も50万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーとして活動し、これまでに500社以上の企業にSNSマーケティングサービスを提供。
顧客はベンチャー企業から中小企業、大手企業、地方自治体、さらには国まで多岐にわたる。