プロローグ
自身も50万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーとして活動する、
SNSマーケティングの先駆者、 株式会社EMOLVA代表取締役の榊󠄀原清一。
500社以上の企業を支援してきたSNSマーケティングのプロが語る、
業界の未来予測とは?
SNSの波を捉えた瞬間とは?
〜全て理詰めにしてロジックに落とす〜
MC
「株式会社EMOLVAを2015年に設立されて10年経つと思うのですが、 SNSマーケティング領域にて『これでいける!』という方法を確立したのはいつ頃ですか?」
榊󠄀原氏
「SNSの業界って特に変化が激しい業界なので、 これさえやっておけば絶対大丈夫という考え方はすごく危険なんですよ。
『これさえやっておけばOK』とするより、 寧ろこの業界では、先を見据えて行動し、変化することが求められます。
私にとって大きな転換期となったのは、創業2期目の2016年でした。
当時、読者モデルやブロガーを集めていた頃に、 『インスタグラムが次に流行する』という感覚があって、 インスタグラム内で影響力のある人たちを先に集め、グルーピングしていたんです。 その結果、企業が本格的に運用代行を求め始めたときには、 すでに準備が整っており、選考優位性を確立していました。 さらに、『インスタグラムで起きた流れは他のプラットフォームでも起きる』と考え、 先行してノウハウを蓄積し、企業の需要が高まるタイミングで対応をしていました。
今のトレンドを把握し、各プラットフォームで何が伸びているかを社内で分析した上で、社外に提案することが重要だと考えています。
MC
変化に対応しながら、全て理詰めにして、ロジックに落とし込む。
確立されているのは『特定の方法』ではなく、
物事を成功させるための思考プロセスにあるのではないかと感じました…!
榊󠄀原氏
仰る通りです。
YouTube・Instagram・X・TikTokなど…
あらゆるプラットフォームの成長と、成功の法則を掴み続ける榊原社長。
そんな榊󠄀原社長にだからこそ、一つ禁断の質問をぶつけてみたいと思った。
MC
榊󠄀原さん、こんなこと聞いていいか分からないですけど…
次に流行るか、逆になくなってしまうSNSって何だと思いますか??
SNSの未来は〇〇の思惑次第!?
榊󠄀原氏
なるほど…(笑)
すごく難しいですけど、議論のしがいがある内容ですね。
MC
最近でいうと、「Vine」さんとか、サービス停止になっちゃったじゃないですか?
これだけ移り変わりが激しい業界なので、
榊󠄀原氏
Vineさんは6秒動画のプラットフォームですね!
2017年なんで、8年前くらいにサービス終了になりましたね。
それでいうと、
私「TikTok」が最初出てきた時は、『Vineに近いな』って感じて、
最初流行らないと思ってたんですよ。
だからTikTokはなくなると思ってました、正直(笑)
MC
そうだったんですか!?
榊󠄀原氏
2年ほど前に、YouTuberのラファエルさんのチャンネルで対談させて頂いた時にもこんな話をしたんですけどね(笑)
(https://www.youtube.com/watch?v=yQuOryUn5RE&t=1s
YouTubeチャンネル「ラファエル倶楽部」にて対談)
最近ではTikTokが急速に普及して、弊社でも運用代行を始めています。
特にここ数年、SNSを活用した採用活動が大きなトレンドとなり、
今までは認知・ブランディングにSNSは寄っていた部分が、
採用まで出来るところがあったので、これも弊社では3年前のときにすぐに始めました。
まずは私のアカウントでフォロワーを獲得し、
このノウハウをロジックに落とした上で、他企業の運用代行に応用しました。
MC
今、TikTokのSNSフォロワーがどのくらいですか?
榊󠄀原氏
現在は2つのアカウント(アニメアカウント、社長アカウント)のフォロワー数を合計すると、
約175,000人ほどになります。
また、そこから約12,000人の方が入社希望者として問い合わせを頂きました。
採用活動がSNSを使う方向にシフトしていく流れを感じたときには、
すでに「12,000人を集め、そのノウハウも持っています」
と自信を持って言える状態を作れていました。
時代の変化に応じて柔軟に対応してきた結果、
会社全体が流れにうまく乗って、順調に成長できているのだと思います。
(中略)
榊󠄀原氏
ちょっと話が逸れちゃいましたね、、、
で、次に流行るSNSとは?ですよね。
正直、今の4強(YouTube・Instagram・X・TikTok)を超えそうな存在は見当たらないし、
まだ世の中に存在しないプロダクトなので予想でしかないですけど、
「集約型のプラットフォーム」みたいなものを目指してるところは多いかなと。
例えばXは、Twitterから名前を変更して目指しているのは、
メッセージ機能(LINEのような役割)や長尺動画配信機能(YouTubeやTikTokのような役割)を強化し、生活に関わる全てのネットワークをXだけで完結するようにしよう
としてるんですよ。
視聴者はプラットフォームごとに魅力を感じているため、
「じゃあインスタは見ません」とかにはならないかなと私は感じます。
もし本当にそれが実現すれば、ユーザビリティの観点からも『すべてを1つのプラットフォームに集約する』ことは利便性が高いと言えますが、
結局、プラットフォームの盛衰は、
利用者の行動やニーズの変化によって決まります。
SNS業界はまだ歴史が浅く、誕生してわずか10年ほどです。
その変化を観察し、仮説を立てて、検証を繰り返すことで「変化のロジック」を築くことが最も重要な専門性だと、私は思います。
EMOLVA Story(2) Fin-
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代表取締役|榊原清一(さかきばらせいいち)
「東京理科大学大学院卒業後、サイバーエージェントにてインフラエンジニアとして勤務。
その後、企業のSNSアカウント運用代行や、インフルエンサーを活用したプロモーションを含む、SNSマーケティングの総合戦略立案から実行までを手がける株式会社EMOLVAを創業。
2025年現在、10期目を迎える。自身も50万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーとして活動し、これまでに500社以上の企業にSNSマーケティングサービスを提供。
顧客はベンチャー企業から中小企業、大手企業、地方自治体、さらには国まで多岐にわたる。」