【代表インタビューvol.1】失敗と挑戦から生まれたメンズスキンケアブランド「BULK HOMME」の意外な原点とは? | 株式会社バルクオム
創業から13年、10月で設立10期目を迎えた株式会社バルクオム。創業当初から「メンズスキンケアブランド世界シェアNo.1」というMISSIONを掲げ、市場の開拓と「メンズビューティ」という文化の...
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創業から13年、10月で設立10期目を迎えた株式会社バルクオム。
創業当初から「メンズスキンケアブランド世界シェアNo.1」というMISSIONを掲げ、市場の開拓と「メンズビューティ」という文化の浸透を実現すべく、さまざまな挑戦を続けてきました。
前回のストーリーでは、メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」の創業者である代表取締役CEO 野口(以下、野口代表)に、創業前のエピソードやこれまでの軌跡を伺いました。
そして今回はその続編として、「BULK HOMME」のリニューアル背景、そして2026年に向けた展望など、“今”と“これから”についてお話を伺いました。
前回の記事はコチラから▼
ブランド誕生から13年。多くの方に愛されてきた「BULK HOMME」の処方を見直したのはなぜでしょうか?
「BULK HOMME」が誕生した13年前に比べると、ユーザーに対する解像度は格段に上がり、製品開発における技術も大きく進歩しました。これにより、処方をアップデートできる環境が整ったため、リニューアルに向けて動き出しました。
リニューアルの鍵となったのが、独自成分「トリプルサッカライド®」です。
男性は女性に比べて皮脂量が多く、バームやクリームなどの油分が多い製品を使うと、ベタつきやテカリ、油分過多による肌トラブルにつながりやすい傾向があります。
そこで、“ベタつかず、テカらず、保湿できる”という理想を実現するため、「糖」に着目しました。
糖には無数の種類がありますが、検討の末にたどり着いたのが「グルコシトレハロース」「トレハロース」「異性化糖」の3種。この3つを独自のバランスで組み合わせたのが「トリプルサッカライド®」であり、機能性だけでなく、使用感も大きく向上しています。
「BULK HOMME」の累計出荷本数は2024年に1,300万本を突破しています。その実績とマーケティング調査の結果をもとに、ご愛顧いただいている多くのユーザーが“違い”を実感できると確信し、今回のリニューアルを最終的に決定しました。
過渡期を迎えるバルクオムにおいて、今、野口さんが考える「求める人物像」を教えてください。
知的体力のある人です。
バルクオムは“一企業・一ブランド”として、「世界中の男性に提供すべき化粧品は何か」という一つの問いに、何年も向き合い続けています。だからこそ、アイデアが枯渇するときもあるし、何をやってもうまくいかないと感じる瞬間もある。
僕自身も、「BULK HOMME」を立ち上げてから、すべての施策がうまくいったとは思っていません。むしろ、うまくいかない経験があったから、何度も考え、試行を重ね、今があります。
だからこそ、「いつもの流れ的にこうだよね」とか「このくらいやればいいよね」という及第点を狙うような提案ではなく、とことん考え抜いたことが伝わる提案をする人。
そして、それを続けられる人と一緒に働けると、嬉しいです。
バルクオムには中途入社者が多いですが、入社後のキャリアステップや、部署を越えたチャレンジについてはどのように捉えていますか?
社員には、バルクオムでできる限り多くの経験を積んでほしいと思っています。
別ポジションへの挑戦や、新規事業に関する申し出ももちろんウェルカムです。組織の状況を加味しながら柔軟に判断していきたいです。
何年も働いていると、キャリアに対する考えが変わったり、組織の中で実現したいことが変わることもあります。そんなときに、「私はこんなキャリアを実現したいです」とか、「来年この部署に挑戦したいです」と伝えてくれたらすごく嬉しいですし、できる限り叶えたいです。
中途入社の方はどうしても専門性を生かした仕事が中心になりがちですが、優秀な人はどんな仕事でも成果を出せると考えています。
そして当然ながら、バルクオムには優秀な人しかいません。だからこそ、専門外だからといってタッチしないのはもったいないと感じます。
挑戦したいことや興味のある仕事があれば、遠慮なく発信を続けてほしいですね。
製品も組織も進化を続けるバルクオムですが、2026年はどのような一年にしたいですか?
「BULK HOMME」の原点であるフェイスケアラインを、改めて世の中に訴求していきたいと考えています。
「BULK HOMME」は男性化粧品ブランドとして、ヘアケアやインナーケアなど幅広い領域に挑戦してきました。しかしその原点は、2013年に発売した「THE FACE WASH(洗顔料)」・「THE TONER(化粧水)」・「THE LOTION(乳液)」の3アイテムから始まるスキンケアブランドです。
この“スキンケア”という領域こそが、ブランドとしてのアイデンティティであり、改めてその価値を強く打ち出していきたいと考えています。
2025年には「男の肌戦闘力診断」などのプロモーションを実施しましたが、リニューアルした「新・BULK HOMME」の認知は、まだ十分に広がっていないと感じています。だからこそ2026年は、スキンケアブランドとしての存在意義をもう一度積み上げたい。
消極的に聞こえるかもしれませんが、“原点に立ち返り、土台を丁寧に固める”。そんな一年にしたいと思っています。
ジャンプアップするための土台づくり、とても大切だと思います。私自身も、環境整備の部分から貢献していきたいです。 最後に、今の季節(秋・冬)におすすめの「BULK HOMME」製品を教えてください!
乾燥しやすい季節になりますので、面倒くさがらずに「THE EMULSION(乳液)」は習慣的に正しい量を使ってほしいと思います。化粧水を習慣的につける男性は多いですが、乳液は“その日の気分でつけない日がある”とか、“ベタつくから量を減らして使う”という方も多いので…
あとは、やっぱり保湿がとにかく大事。
10月にリニューアルした「THE LIP BALM(リップクリーム)」と「THE HAND JELLY(ハンドゲルクリーム)」も、ぜひ常備していただきたいですね。
保湿系の製品は“ベタつく”という印象を持たれがちですが、「BULK HOMME」製品は男性が好む使用感を追求し、さらっとしているのにしっかり保湿される使い心地が特徴です。
ぜひ、この冬からお試しいただきたいです。
男性の肌やライフスタイルに寄り添った高品質な製品を、多くの方に実感してほしいですね!
本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。