創業から13年を迎えた「BULK HOMME」は、2025年3月に一部製品の処方、パッケージをリニューアルしました。時代の移り変わりに合わせてアップデートする中で、創業当初から変わらず守り続けているものがあります。それが「香り」です。
バルクオムはスキンケア、ヘアケア、ボディケア製品に香りを賦香しています。これは、化粧品には「機能的価値」と「情緒的価値」の両立が必要で、「香り」によりお客様の体験をより高めることができると考えているからです。
そしてこの度、ブランドを象徴する「フローラルフルーティ」の香りを存分に楽しめる新製品が登場します。
今回は、9月25日からヘアケアラインに新しく加わった「THE HAIR OIL」について紹介します。
香りを纏う習慣が生活をより豊かにする
「THE HAIR OIL」は、もともと“フレグランスライン”の一つとして構想がスタートしました。当時の企画ブレスト段階では、香りを纏うことを重視した製品のアイデアが多く出ていました。
しかし、私たち「BULK HOMME」は“バルク(=化粧品の中身)”にこだわるブランド。
だからこそ「香り」だけではなく、同時に肌や髪などに対してエビデンスがある機能を提供できる製品に落とし込む、という選択をしました。
2023年に発売した「THE FABRIC FRAGRANCE(衣類・布製品用芳香消臭剤)」は、まさに“バルク”で勝負したフレグランス系製品。香りの良さや持続力だけではなく、「消臭・抗菌」といった機能性を組み合わせ、これらの機能を“肌に触れる衣服や寝具などの布製品に使用する”ことを考慮した成分・処方により実現することで、日常生活の中に自然と溶け込み、生活をより豊かにする存在を目指しました。
9月25日公式発売の新製品「THE HAIR OIL」も同様に、髪をケアし、スタイリングをサポートしながら、香りを楽しむことができます。
毎日の習慣に寄り添いながら、理想の自分を引き出すことを大切にした製品です。
さまざまなヘアケア剤の中から「オイル」を選んだ理由
男性の中で、シャンプーやトリートメント以外のヘアケア習慣を取り入れている方はいまだ少なく、ヘアケア剤よりもスタイリング剤の使用頻度が高いです。しかし、どんなにワックスやグリースで髪形を整えても、ダメージケアができていなければ、髪は年齢とともに広がり・うねり・パサつきが進み、まとまりにくくなってしまいます。
そこで私たちは、男性にとって日常的なスタイリング習慣にヘアケアの要素を掛け合わせることを考えました。その結果たどり着いたのが、「オイル」という剤形です。
毛髪内脂質である不飽和脂肪酸は、髪のツヤに大きく影響しています。そのため、この不飽和脂肪酸を補う成分を中心に、保湿力・抗酸化力の高い成分を厳選して処方。乾いた髪に使えば、スタイリング剤のようにナチュラルなセットも可能です。
さらに、99%が植物エキス由来のオイルなので、髪になじませた後、手に残った分はそのまま体の保湿オイルとしても使える。
そんな日常に無理なく取り入れられるケアを目指しました。
“重いけど軽い”唯一無二の使用感
「THE HAIR OIL」で最もこだわったのは、“重いけど軽い”という独特の質感です。
「オイル=重い」というイメージがありますが、実はオイルの重さは原料次第で大きく変わります。
髪をサラサラにするオイル、マットに仕上げるオイル、ツヤを与えるオイルなどさまざまなタイプがあり、「THE HAIR OIL」では数あるオイルの原料から15種類の植物エキスを厳選し、重さと軽さの絶妙なバランスを追求しました。
男性にとって、ウェッティすぎたりベタついたりする感覚は不快になりやすいもの。
ヘアオイルは、つける量や製品によっては重くベタつくスタイリング剤になりがちですが、「THE HAIR OIL」は少し重めのテクスチャで髪をまとめながら、仕上がりは軽く指通りはなめらか。セットされているのに触るとベタつかず、髪に自然なハリを与える唯一無二の製品です。
さらに、使用量がコントロールできないことによる付けすぎ感を考慮し、量の調整がしやすいポンプ式の容器を採用。
まさに「THE BASIC」のコンセプトに相応しい、ミニマルで機能的かつ情緒的な、BULK HOMMEらしいヘアオイルが誕生しました。