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会計士志望から、UI/UXデザイナーに転向した理由

デザインドリブン®︎という手法を掲げ、新規事業からDXまで幅広く支援するデザイン会社FAKEでは、様々なバックグラウンドの人がデザイナーとして活躍している。今回のメンバーインタビューでは、会計士志望からデザイナーに転向しFAKEで活躍する蜂屋のストーリーを紹介する。


会計からUI/UXデザインとの出会い

法学部で会計士を志望していた彼女は、FAKE参画当初デザイン未経験だった。どのような経緯でUIUXデザインに出会い、FAKEで働くことになったのか。

キャリアのスタートは法学部のビジネス専攻。法律のなかでもビジネスに活かせる分野を学びたいと思い、大学2年生になったタイミングで、当時学んだ税法を活かせる仕事につきたいと思い会計士を目指し始めた。

しかし、大学3年生になるタイミングがコロナ禍と重なり、会計事務所のインターンも留学も中止になってしまう。

このことをきっかけに、本当に自分がやりたい仕事は会計士なのか?を考え、コロナ禍で制限があるなかでもできること、いままでやりたかったけどやれていなかったことに取り組んだ。その中でUXデザインを知ったという。


UIUXを独学で学び、持ち前の行動力でFAKEのUI/UXデザイナーとしてのキャリアをスタート

「本当にやりたいことがわからない、と友人に相談していた時に『事業アイデアを1から考えて何かしら形にしてみたらいいんじゃない』とアドバイスされました。ビジネス全体を考えた時に、本当に会計士になりたければ会計分野に興味を持つはずだし、もっと他に興味があることに出会えるかもしれない、と思い何もわからないながらも取り組むことにしました。ビジネスの本などを読んだり、自分で事業を作っている人に話を聞く中で、UXデザインというものを知りました」

UXデザインに出会ってから、UIも学び始め、当時考えていた事業アイデアをデザインに落とし込んでポートフォリオを作ってみたという。

「ポートフォリオを作る中で、見た目の良さではなく、具体的にどんな時にどんな感情で使うかまで解像度を高めることの難しさと面白さを知りました。」

そして、X(当時のTwitter)を通じてFAKEの岡崎に「作成したデザイン・アウトプットを見て、アドバイスをしてほしい!」と依頼をしたことがきっかけで、UI/UXデザイナーとしてキャリアをスタートする機会を掴んだ。

多彩なプロジェクトと成長機会が溢れるFAKEの環境が、未経験からのキャリアを飛躍させた

現在、FAKEでの仕事は、保険アプリやサイトのUI/UXデザイン、不動産会社のIR資料制作など、多彩なプロジェクトに関与していている。初めはデザインの基礎からスキルを積み重ねる苦労もあったが、現在はプロジェクト全体を見据え、上流の戦略領域からプロダクトを考える力も身につけてきた。そして、大手クライアントの前で堂々とデザインを提案するほどまでに成長した。

「FAKEの魅力は上流からプロダクトやその企業の方向性に関与できること、そして未経験者にもチャンスが与えられ、成長の機会が広がっていることだ」と語る。

彼女は未経験であっても、大学時代で得た法律や数字などの難しい部分をいかに多くの人に理解してもらえるかという力や、留学やインターンシップでの行動力がUI/UXと向き合う中で生かされていると感じる。

また、様々な分野のプロダクトに関わらせてもらえるため、自分がどんなことに興味があるのかに気づける機会もあると言う。


未経験からの急成長を支えた、FAKEならではの3つの特徴

鉢屋が未経験からUI/UXデザイナーとして成長できた背景には、FAKEの特徴的な環境が大きく影響している。

一つ目は、インターンでも一人前のデザイナーとして動くカルチャー。

「FAKEでは、インターンだからといって単純作業だけを任されることはありません。むしろ、私のようなインターンでも、クライアントとの直接のコミュニケーションや重要な提案の機会を得ることができます。この環境が、自分の成長スピードを加速させてくれました」

二つ目は、上流のUXから下流のUIまで一貫して携わる会社の体制。

これにより、プロダクト全体を俯瞰的に見る力が自然と身についたという。「分業制ではないからこそ、ユーザーの課題からソリューションまでを一気通貫で考えることができ、デザインの本質的な価値を理解することができました」

三つ目は、社内での密なフィードバック体制。

これは未経験からの成長を支える重要な要素だった。「リードデザイナーからのフィードバックは、単なる改善点の指摘だけでなく、なぜその選択が適切なのか、どういった思考プロセスで判断すべきかまで、丁寧に説明してもらえます。この学びの積み重ねが、今の自分のデザインスキルの基盤となっています」パートナーやリードデザイナーの観点と自分の観点の差分を埋めることで、ビジネスインパクトを出せるデザイナーになることを目指せる。



複雑な物事を、どんな人にでもわかるようにできるデザイナーになることが夢

「デザイナーとしてのこれからの目標は、デザインを通じて多くの人々に価値を提供すること。実際に現在もユーザーにとってわかりづらいデザインの情報整理からわかりやすいデザインへと変え、クライアントやそのお客様にも価値を届けたい」と語る。これからも複雑で重要な課題に向き合い、世の中の課題解決に貢献する道を進む彼女に今後も期待だ。


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