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【キャリアパス紹介:フィールドエンジニア編】現場での経験とナレッジを武器に上流工程にも挑戦できるキャリアパスとは?
「この会社で自分の理想とするキャリアをどこまで実現できるだろうか?」
働く誰もが、一度は考えるテーマではないでしょうか。特に、専門性が求められるIT業界の職種では、キャリアパスが固定化されやすいという声も聞かれます。
私たちIIJエンジニアリングは、そうした「キャリアの壁」を取り払い、社員一人ひとりが自らの手でキャリアをデザインできる環境づくりに本気で取り組んでいます。本企画では、多種多様な仕事がある当社で働く先輩社員のリアルなキャリアパスを職種ごとに紐解き、IIJエンジニアリングの普遍的な成長環境をお伝えしていきます。
第1弾で紹介する職種は「フィールドエンジニア」。現場の最前線に立つフィールドエンジニアとして経験を積んだ2人の社員が、いかにして事業創造や大規模な組織マネジメントという新たな領域へ挑戦していったのか。そのプロセスから当社でキャリアを築く魅力に迫ります。
実際のキャリア事例
それでは、実際に当社で活躍するフィールドエンジニアがどのようなキャリアを歩んできたのか、具体的な事例を見ていきましょう!
CASE 1:Y.Kさん / アウトソーシング本部 フィールドサービス部 フィールドサポート課・課長
<プロフィール>
不動産会社の営業職を経て、IT業界へ未経験で挑戦。IIJグループという歴史ある企業で挑戦できる領域の広さと、社長を含め全社員を「さん」付けで呼び合うフラットなカルチャーに魅力を感じ、2013年に契約社員としてIIJエンジニアリングへ入社。
▼入社1年目〜5年目
【主なプロジェクト】
◼︎不定形作業ができるエンジニアの育成
IIJエンジニアリングの強みである、マニュアル外の事態に対応する「不定形作業」。このスキルを後進に伝えるべく、育成を担当する。研修生との対話を通じ、個々の目線で目標をすり合わせる「オンボーディング」の重要性を学び、実践的なティーチングスキルを習得した。
【成長・ステップアップの要因】
本番環境で直接機器に触れながら学ぶ実践的なOJTが成長を大きく後押し。リスクの高い業務にも研修段階から取り組むことができる挑戦環境が短期間でのスキル習得を可能にした。
▼入社6年目~8年目
【キャリアアップの経緯】
育成を経て、後輩たちの活躍の場を増やすため、「プレイヤー」から「仕事を生み出すポジション」への転換を決意。親会社であるIIJのオフィスに常駐し、各部署に対して、IIJエンジニアリングとして貢献できる新たな業務を直接提案する。結果として両社の連携を強化し、チームの業務領域を拡大させる。
【主なプロジェクト】
◼︎オンサイトでの設計・構築業務
チームの業務領域を従来の運用から設計・構築という上流工程へと拡大させることを目的に、足掛かりとしてIIJオフィスに常駐し、運用目線の物理設計スキルを習得。後工程を担うチームの作業安全性・効率性向上にも繋がった。
◼︎新規サービスの企画・提案
チームの売上向上というミッションのもと、顧客機器リプレイス作業料金のサブスクリプションモデル化を自ら考案・提案。企画力と交渉力を武器に、チームの売上拡大へ貢献した。
◼︎スマートグラスを活用した遠隔指示機能の検証
作業品質と効率を向上させるプラットフォーム構築を目指し、遠隔作業支援を実現するスマートグラスの初期検証を主導。複数部署を巻き込むプロジェクト推進力を体得した。
◼︎インターンシップ企画
学生に業務の魅力を伝えるため、当時注目の高かったAIをテーマにインターンシップのコンテンツを企画。また、インターンシップの実施にあたり、未経験だったPythonを習得。
【成長・ステップアップの要因】
「いいものを作りたい」という共通の目的のもと、IIJの社員たちが部署の垣根を越えてミーティングに招き入れてくれるなど、親会社・グループ会社という関係性を超えたチームワークが挑戦を後押しした。
▼入社9年目~12年目
【キャリアアップの経緯】
業務領域拡大への貢献とマネジメントへ進みたいという意志が評価される。部門統合による組織の急拡大というタイミングも重なり、主任、そして課長補佐へと昇進し、マネジメント業務へ専念。
【主なプロジェクト】
◼︎ネットワーク物理構築エンジニアのEV(設計補助・構築担当)増員計画
自身の成功体験をモデルケースに、設計・構築を担える高度なスキルを持つエンジニア「EV(エバンジェリスト)」の増員計画を立案・推進。組織全体の技術力向上に貢献。
◼︎グループ会社の新卒向け技術指導
現場の豊富なナレッジを体系化し、グループ会社の新卒社員に対する物理作業の研修をIIJエンジニアリングが担当する体制を築く。
【成長・ステップアップの要因】
役職ごとに用意されたリーダーシップ研修や課長補佐研修などの階層別研修がマネージャーとしての成長を後押し。1on1の作法や、役職に応じた関わり方など、実践的なスキルを習得。上長から直接マネジメントの哲学を学ぶ研修も成長の大きな軸に。
CASE 2:T.Iさん / アウトソーシング本部 フィールドサービス部 フィールドオペレーション課・課長
<プロフィール>
IT業界でのキャリアを目指し就職活動を行う中で、IIJエンジニアリングと出会う。未経験からでも挑戦できる環境と、データセンターでの物理的な運用という仕事内容に魅力を感じ、2013年に契約社員として入社。
▼入社1年目〜5年目
【主なプロジェクト】
◼︎センター内の作業依頼管理システムの移行
メールやExcelなど複数に分散していた作業依頼の管理をフィールドサービスに特化した外部の管理システムへ移行するプロジェクトに参画。現場作業と依頼受付の両方を担当していた経験から、双方の業務を深く理解した上で、ベンダーとの折衝や新しい業務フローの構築を行う。
【成長・ステップアップの要因】
会社が費用を負担する資格取得推奨制度を積極的に活用。ITILの集合研修や、eラーニング、外部の問題集サイトなどを通じて着実に知識を習得した。特に、高価な資格試験の受験費用を会社が負担してくれる制度はスキルアップへの大きな後押しに。
▼入社6年目~8年目
【キャリアアップの経緯】
フィールドエンジニアとしてのスキル習得に加え、システム移行プロジェクトのようなセンター全体への貢献が評価され、正社員へ登用。その後、チームの規模拡大に伴いマネジメント層を強化する方針のもと、チームリーダーに抜擢される。
【主なプロジェクト】
◼︎外部顧客へのサービス提案
親会社IIJ以外の顧客からもフィールドサービスの要望が増え始めたことを受け、新規のサービス提案に挑戦。顧客の要望をヒアリングし、提供できるサービスの範囲を定義して提案するなど、センターの対応領域を拡大する先駆けとなった。
◼︎チームリーダーとしてのチーム管理
チームリーダーとして、メンバーとの目標設定面談や採用面接への同席など、本格的にマネジメント業務を開始。プレイヤーとしての視点に加え、チームを運営する視点を習得した。
【成長・ステップアップの要因】
上司の「チャレンジしてみないか?」という後押しと、リーダー研修をはじめとした手厚いサポートが成長の要因に。経験のない外部顧客への提案業務においても、上司が常に伴走してくれる環境があったため、安心して挑戦し、成果に繋げることができた。
▼入社9年目~12年目
【キャリアアップの経緯】
サービス提案などを通じて、センター全体を動かし、チームを拡大させることに興味を抱き、マネジメントの道へ進む。フィールドエンジニア部門とデータセンターオペレーション部門が統合し、組織が約150名規模へと急拡大したタイミングでデータセンターオペレーション部門のマネジメントを担う課長補佐へと昇進した。
【主なプロジェクト】
◼︎データセンターオペレーション部門のマネジメント
部門統合後、自身が所属していたフィールドエンジニア部門とは業務内容が異なる、全国の複数拠点・約100名のデータセンターチームのマネジメントを担当。遠隔地のメンバーとも1on1を重ねて現場で抱えている課題を理解すると共に、売上や利益率の管理といった経営的視点も習得。
◼︎データセンター業務とフィールドオペレーション業務の連携強化からの統合
双方の強みを活かすため、データセンターの常駐メンバーがフィールドの物理オペレーションも担えるようにする、部門横断の施策を推進。技術的なコラボレーションを生み出し、組織全体のサービス品質向上を目指している。
【成長・ステップアップの要因】
課長補佐への昇進時に受講した階層別研修が、マネジメントスキルの向上を支えた。人事評価のポイントや、遠隔地のメンバーと信頼を築くための1on1の作法など、実践的な知識を習得。また、上長から直接マネジメント哲学を学ぶ機会も成長を支えた。
自分だけのキャリアをデザインしよう
今回ご紹介したキャリアパスは、IIJエンジニアリングで実現できるキャリアのほんの一例にすぎません。フィールドエンジニアに限らず、あらゆる職種の社員が、会社のカルチャーや制度を最大限に活用し、専門性を深め、あるいは領域を越えながら、自分だけのキャリアをデザインしています。
「今の環境ではこの先のキャリアが見えない」
「もっと自分の可能性を試してみたい」
そんな想いを少しでもお持ちでしたら、ぜひ一度、私たちとお話ししましょう!
あなたの挑戦をお待ちしています。