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【社員インタビュー】2社でのエンジニア経験を経て、IIJエンジニアリングで「やりたい」をカタチにする。
1998年の設立以来、ネットワークとシステムをより便利に、簡単に、安全に利用できる環境づくりを使命とし、IT運用に携わるあらゆる事業を展開してきたIIJエンジニアリング。瞬く間に進化していく昨今のIT環境に対して、培った実績と経験をもとに、高度なIT運用のノウハウを提供しています。
今回は、当社で音声系インフラエンジニアとして活躍するT.Kさんに、これまでのキャリアやIIJエンジニアリングの魅力についてお話を伺いました。
T.Kさん / アウトソーシング本部 プロフェッショナルサービス部 ITソリューション課
文系出身ながら、技術への好奇心を持ち、IT業界へ。カスタマーエンジニアの経験を経て、音声系システムの運用・保守へシフト。2020年12月にIIJエンジニアリングへ入社し、現在はIIJグループの通話システムやネットワークの運用・構築を担うチームで活躍中。
“好き”がきっかけで飛び込んだIT業界
ーーまずは簡単にこれまでのご経歴をお聞かせください。
IIJエンジニアリングで働くまでに、2つの会社で働いてきました。文系の大学を卒業後、1社目はカスタマーエンジニアとしてPCなどの出張修理に3年半ほど従事。2社目では同様の業務を1年半続けた後、音声システムエンジニアとして約2年間働きました。その後、2020年にIIJエンジニアリングに入社し、現在に至ります。
ーー文系からIT業界を選んだきっかけは何だったんですか?
もともと機械やPCをいじるのが好きでIT系の仕事に興味を持つようになりました。大学時代、炊飯器が壊れたときに自分で分解して何とか直してみたり、PCのメモリを増設してみたり。そういった「手を動かしながら仕組みを理解する」のがすごく楽しかったんです。
ーー1社目からの変遷をお聞きしたいです。
1社目では、カスタマーエンジニアとしてメーカー製PCの出張修理を担当していました。お客様先に訪問して直接PCを直すので、技術的なスキルだけでなくコミュニケーション力も必要でしたね。そこで「現場でエンドユーザーと向き合う力」を身につけられたのは大きかったです。
2社目の企業でも最初は同じPC修理を続けていたのですが、その後に音声システムの構築・運用を担当する機会が生まれました。具体的には、IP-PBXシステムを使って内線や外線の仕組みを組み上げるプロジェクトに携わったんです。ネットワーク機器や仮想化基盤の知見も必要でしたが、勉強しながら少しずつ慣れていきました。
ーー2社目から転職しようと思った理由は何だったんでしょう?
2社目では、客先に常駐する形で働いていたため、どうしても上流工程の仕事を任される機会が少なかったんです。設計や提案ではなく、完成した設計書をもとに構築作業をするだけになりがちで。「もっと裁量を持って働きたい」「自社案件で腰を据えてスキルを伸ばしたい」と思ったのが転職の主な理由ですね。また、規模が大きい会社で働くことにも興味があり、その点も転職を後押ししたように思います。
ーー数ある企業の中で、IIJエンジニアリングを選んだ理由を教えてください。
決め手は大きく3つあります。1つ目は、自社で音声システムを運用し、設計・構築まで一気通貫で担当している点です。前職で身につけた音声まわりの知識を、上流から下流までしっかり活かせる環境だと感じました。
2つ目は、優秀なエンジニアが少数精鋭で集まっている点。採用面接を担当いただいた先輩が「ネットワークだけでなく、サーバーや仮想化にも強い人がそろっているよ」とおっしゃっていて、「ここなら幅広い領域を学びながらスキルを伸ばせそうだ」と思ったんです。
ーー会社の規模感についてはどうでしたか?
IIJエンジニアリングは社員数1,000名以上の規模なので、私がそれまで在籍した企業よりだいぶ大きい規模感です。色々な案件が動いていて、より幅広い経験を積みながら成長していけそうだと感じました。何より、グループ会社のIIJ本社と密接に連携できるのが大きな魅力でしたね。
自社案件だからこそ、自分の“やりたい”を提案できる
ーー現在の業務内容について詳しく教えてください。
IIJグループの通話システムを設計・構築・運用までまとめて支えています。たとえば、新しい拠点で使う電話環境をイチから設計・構築したり、現存の電話環境ネットワーク装置を更新したり、IP-PBXシステムのバージョンアップも行ったりと業務範囲が広いですね。
実は、外線・内線の仕組みだけでなく、会議室の自動コール機能など複数システムと連携するケースも多いんです。最近ではTeamsと音声システムの連携プロジェクトが動いていて、PC上から外線に電話できるようにする仕組みづくりを進めています。
ーー前職と比べて、仕事の進め方で違いはありますか?
一番の違いは、やりたいことを提案しやすいことですね。前職では常駐先で決められた作業を遂行することが多かったですが、今は自社案件に関与できるため、たとえば、上司に「この運用フローを見直したいんですが……」といった改善案を相談すれば、すぐに協力を得られます。導入フェーズが終わった後の運用・保守でも、「もっと便利にするためにはこのシステムと連携が必要」と主体的に考え、社内やIIJ本社に提案できるんです。
ーー具体的には、どんな提案をされたのでしょう?
たとえば、先ほどお話した「Teamsと音声システムの連携プロジェクト」で発生した問題を解決するため、間に入る中継機器の検証環境を作りたいと上司に相談しました。機器調達にはコストもかかりますが、「必要なら積極的に進めよう」という姿勢で、すんなりOKをもらえたんです。自分の意見やアイデアを反映させられる点はもちろん、スピード感も早くて嬉しいですね。
ーーIIJエンジニアリングの成長環境やサポート体制についてはどう感じていますか。
社員の成長を惜しみなく後押ししてくれるカルチャーがあると感じます。外部セミナーや勉強会への参加も、必要だと思うことがあれば上司がすぐに背中を押してくれるんです。費用がかかる場合でも「それがスキルアップにつながるなら、ぜひ行ってきて」と言ってもらえるので、気になった領域をどんどん学ぶことができてありがたいですね。
年齢や社歴に関係なく盛り上がるフラットな関係性
ーー働く環境や社風についてはいかがでしょうか?
各分野のスペシャリストが集まっており、互いに責任感を持って仕事をしています。困ったときはそれぞれが得意分野で補い合えるから心強いですね。一方で、社内にはフラットで距離の近い雰囲気があり、メンバー同士仲が良いです。
最近では、新卒1年目のメンバーが「マーダーミステリー(推理ゲーム)をやりませんか?」と言ってくれまして。普通、入社1年目でそんな大胆な企画を出すのは勇気が要ると思うんですが、周囲が「面白そう!」とノリノリで賛同してあっという間に実現しました。
このように年齢や社歴に関係なく提案し合える風土は、やはりIIJエンジニアリングの大きな魅力だと思います。
ーー働く環境についても魅力をお教えください。
所属する部署やチームによって働き方が様々あり、私のチームの場合はフレックス制でリモートワークも併用しています。同じ仕事をしていても、社員それぞれが異なる働き方を選択できる環境が整えられており、仕事とプライベートの両方に妥協なく、満足がいく生活を実現できていますね。
私の場合、プライベートでは、妻と買い物に行ったり、趣味のゲームをしたり、学生時代の友人と飲み会をしたり。柔軟な働き方により自分の時間をうまく活用できる環境は、理想的なライフプラン実現の一助になっていると感じています。
ニッチで奥深い領域だからこそ、さらなる挑戦を
ーー今後のキャリアビジョンについて教えてください。
まずは、音声エンジニアとして技術の幅をどんどん広げていきたいと考えています。現在メインで扱っているIP-PBXシステム以外の音声システムについて学んでいきたいですね。IIJエンジニアリング内でも、まだ音声システムを扱えるメンバーは限られているので、より幅広い製品を知ることで社内のニーズにも応えられると感じています。
その先には、プリセールスの領域に挑戦したいと考えています。現状はIIJグループ内の案件がメインですが、ゆくゆくは外部のクライアントに対しても「電話システムを刷新したい」「新しい音声環境を導入したい」といった要望に応えられるSI(システムインテグレーション)業務にも関わりたいですね。
ーー最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。
IIJエンジニアリングなら「自社案件」を通じて上流工程から携わる機会が豊富にあります。「新しいシステムを構築したい」「もっと裁量を持って動きたい」という方にとって、非常にやりがいのある環境ですよ。
また、仕事だけでなくメンバー同士の距離の近さも魅力です。「人間関係の良さ」を重視する方にもおすすめしたいですね。ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう!