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1998年の設立以来、ネットワークとシステムをより便利に、簡単に、安全に利用できる環境づくりを使命とし、IT運用に携わるあらゆる事業を展開してきたIIJエンジニアリング。瞬く間に進化していく昨今のIT環境に対して、培った実績と経験をもとに、高度なIT運用のノウハウを提供しています。
今回は、新卒でIIJエンジニアリングに入社し、当社のDXビジネス推進課で活躍するM.Hさんに、学生時代のことから現在の仕事のことまで色々とお話を伺いました。
M.Hさん /運用本部 運用3部 DXビジネス推進課
高等専門学校(以下、高専)を卒業後、新卒でIIJエンジニアリングに入社。DX推進チームでAI製品の導入検証や業務自動化に携わり、常に新しい技術に挑戦。スキルアップのための制度を活用し、リーダー層を目指す。
ゲームでワクワクを、スポーツで努力を知る。
ーーでは、簡単にこれまでの経歴について教えてください。
私は高専でITを学んできました。高専は、5年間で高校と短大相当のカリキュラムを圧縮し、専門分野の知識を集中的に学べる学校です。
ITを学ぼうと考えたきっかけは、中学生の頃好きだった「ゲーム」です。当時、オンラインゲームにハマっていて、プログラマーになって自分もゲームをつくる側に回ってみたいと考えていました。ちょうど進路を決めようというタイミングで高専の学校説明を受ける機会があり、進学先や就職率の点で「ここが1番やりたいことに近づけそう!」と感じ、高専への進学を決めました。
ーー高専での学習は、専門的な内容が多く大変そうですね...。
勉強面では、高専ならではの学習内容に苦戦する人も多かったですが、私自身は授業内容を比較的理解できていたのでそこまで苦ではなかったです。
勉強はもちろんですが、部活動にも熱心に取り組みました。バレーボール部に初心者で入部。何も分からない状態でのスタートでしたが、毎回の練習を欠かさず積み重ねるうちに段々と成長していくことができました。最終的には、チームのキャプテンを任されるようになり、貴重な経験をさせていただきました。
ーーなぜ未経験からバレーボール部に入ったんでしょう?
もともとロボコン(ロボットコンテスト)の部活にも興味があり、どちらにしようか迷っていました。ただ、ちょうどその頃『ハイキュー!!』というバレーボールの漫画が流行っていたこともあって、興味を持つようになり、部活の見学に参加したんです。
見学で印象的だったのが、外部コーチの存在でした。その方は技術指導だけでなく、礼儀作法や人としての成長にも力を入れていて、「バレーボールを通じて人間的にも成長できそうだ」と感じたんです。実際に入部してみると、コーチの言葉や指導から多くの学びがありました。
ーー部活での成長や経験についてもお聞きしたいです。
当時、バレーボール部の部員数は少なく、5年生の最後には同期は自分1人になっていたんです。後輩の方がプレー自体は上手でしたが、「このまま何もせずに終わるのは寂しい」と思い、キャプテンに立候補しました。そこから経験不足を補うため、練習後にコーチからマンツーマンで指導を受けてスキルを磨き、最後の試合では自分なりに納得のいくプレーをすることができました。「やりきった達成感」と「継続することの大切さ」を実感できた経験でしたね。
実はこの頃培ったマインドが今の仕事でも役立っていて。IT業界では新しい技術が次々に生まれるため、継続的に学習することが重要です。自主的に学習する際、眠たくても「もう少し」と踏ん張れる底力は、高専時代に培った精神力のおかげだと思っています。
ーー就職活動はどのような視点で行われましたか?
最初はゲーム業界も考えていましたが、就活の時に自分のやりたいことを見直し、人々の生活を支えるインフラの分野に興味を持ちました。
特に、鉄道系のインフラに興味があり、地元の鉄道会社を目指していたのですが、コロナ禍の影響でその企業の採用活動自体が見送りになってしまいました。改めてキャリアパスの見直しを行い、より広い意味でのインフラ、特にITインフラの分野に可能性を感じ、会社を探し始めました。
ーー最終的にIIJエンジニアリングを選んだ理由は?
幅広い業界に対してITインフラを提供できる点が大きかったです。コロナ禍で当たり前だったものが大きく変わるのを目の当たりにして、「社会を支える仕事がしたい」という気持ちも強くなっており、IIJエンジニアリングが担っている運用の現場で、そうした人達の力になれそうだと感じていました。
また、面接の印象が非常に良かった点も決め手になりましたね。面接ってどうしても形式的なやりとりになりがちですが、IIJエンジニアリングの面接は自然体でできたことから、社風とマッチしていると感じた点が大きかったです。
新たな技術を学び、社内の効率化を目指す
ーー現在の仕事内容を教えてください。
社内の業務効率化や自動化を推進するDXビジネス推進課に所属し、AI製品の導入検討や業務の自動化ツールの開発を担当しています。
現在は、社内従業員向けの業務支援(議事録作成、勤怠手続きなど)や、サポートセンターオペレータ向けの業務支援をするために、AIを活用したナレッジマネジメントツールの導入を検討中です。よくある質問とそれに対する回答をAIに学習させ、問い合わせに対して最適な回答を自動で提案できる仕組みを整えています。
また、アラートメールの自動処理や、エラーメッセージの自動分析を行うシステムの開発にも関わっています。今まで人が手作業で確認していた工程をシステム化することで、ミスを減らし、より効率的に業務を進められる仕組みを動かしています。
ーー仕事のやりがいはいかがでしょうか。
新しい技術に触れられることが非常に面白いですし、やりがいですね。現在取り扱っている「生成AI」や「LLM」などは、学生時代には想像もしなかった技術です。実務を通じて活用方法を模索しながら理解を深めています。
また、新しい技術を試すだけでなく、それを社内の業務効率化につなげ、より多くの人が本質的な業務に集中できる環境を作れる点にも大きなやりがいを感じています。現状は導入検証のフェーズですが、今後実際に導入され、効果が見えてくるのが楽しみですね。
ーー入社後の研修についても教えてください。
新人研修では、基本的なビジネスマナーや電話対応、ITスキル、業務技能など様々なことを学びました。研修内容は毎年変わるものなので、今はまた別のプログラムだと思いますが、特に「社内広報サイトの構築プロジェクト」が印象に残っています。OSのインストールから始め、1週間かけてウェブサイトを構築しました。学生時代にはなかった経験で、非常に新鮮だったなと思います。同期のメンバーと教え合いながら学ぶ機会もあり、充実していましたね。
これからも学び続け、自分の道を作っていく
ーー社風や職場の雰囲気について教えてください。
人間関係が非常に良好で、とても温かい雰囲気の職場です。毎朝30分のミーティングがあるのですが、業務報告だけでなく、「最近気になるバイクがあって…」といったカジュアルな話もすることができるんです。自然と会話が生まれ、お互いを理解することができ、仕事のやりやすさにもつながっていると思いますね。
また、社内には部活動もあり、私はボウリング部に所属しています。月1回の活動では、10人以上が集まり、プレー後に食事を楽しむのが恒例です。自分のチーム・部署の枠を超えた交流ができるため、社内のつながりが広がっていくのを感じます。
ーー働き方についてはいかがでしょうか?
部署によって異なる働き方が採用されていますが、私が所属するDXビジネス推進課ではフレックスタイム制が導入されていて非常に助かっています。
この制度を活用し、学生時代に所属していたバレーボールチームの練習に参加する時間を確保するなど、自分のスケジュールに合わせながらメリハリをつけて働くことができていると思います。
ーー今後のキャリアについてはどのようにお考えですか?
将来的にはリーダー層を目指しています。より多くの課題を解決できる立場になりたいと考えていて、Udemyなどの学習プラットフォームを活用し、管理職向けの講座を受講するなど、日々スキルアップに努めています。現時点では特定の分野にこだわらず、柔軟にキャリアを考えていきたいと思っています。
自分が活用しているUdemyのほかにも、「1on1ミーティング制度」や国家資格を持つキャリアコンサルタントに相談できる「キャリア相談窓口」などIIJエンジニアリングには一人ひとりの「理想のキャリア」を実現するためのサポートが充実していますし、社内に様々なポジションがあります。IT業界で叶えたいキャリアがある方は、ぜひ面談を受けてみてください。