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■きっかけ■
2021年7月に大阪の社労士先生から田原本町の森章浩町長を紹介されたことをきっかけに、地方活性化事業をDoまで支援させていただく事になりました。
森町長がDooox社を訪問し、経営者と現場の間に立ち、実行力・自走力強化を目指す「特命社長室」について話を聞いた後、行政における「特命町長室」のアイデアが生まれました。
田原元町の具体的な課題として、耕作放棄地対策と若い人の流入促進(居住者・観光)が挙げられ、森町長から正式な依頼を受け、これらの課題に対する解決策を提案することになりました。
■田原本町×Dooox 包括連携協定を締結■
田原本町の課題解決のためには、新たな産業創出とブランドイメージ発信が必要であった。弊社代表久保寺は高知県馬路村のゆずの成功例を参考に、観光果樹園の創設を考えた。
「フルーツ」を活用した人材流入施策として、フルーツ×ペットの組み合わせを考案。さらに、「マンゴー」が奈良で栽培されるという意外性を活用し、高級フルーツ市場への参入と話題性を狙った。
北海道帯広で栽培されている「白銀の太陽」マンゴーの事例を参考に、奈良でもマンゴー栽培が可能であると確信していた。
■Doを実現したのは、突如現れた地元のヒーロー!?■
久保寺の提案も最初からすんなりと地元民に受け入れられたわけではありませんでした。「なんでマンゴーなんだ?バナナやスイカじゃダメなのか?」「ノウハウもないのにどうやって栽培するのか?」などなど。
しかし久保寺には不安は全くなく、どのようにDoしていくかだけを考えていた。
そんな時に、地元で有名な社長で、棒高跳びで全国優勝した地元のヒーロー的な存在で兄貴肌の岡田社長がひとこと。
面白いやん!やってみないと分からんし、まずはマンゴーやってみようや!」
この声で状況は一変し、地元民もマンゴー栽培に向けての火がついた。
■地元の人たちでDoできるように■
2022年4月に岡田社長中心に「田原本みらい計画株式会社」を設立し、Doooxは行政との仲立ちを担った。地元の若手の熱意を受け止め、近隣農家の方が一棟2,000万円もするビニールハウスを無償で貸してくれるなどの支援もあり、遂にマンゴーを栽培するための作業が始まった。
同年5月には苗木が届き、植えつけを開始。
実際に出荷できるまでは2~3年を要するので、すぐにマネタイズするために他のフルーツも並行して作り、観光フルーツ農園プランも推進している。
マンゴー初収穫予定は今年(2023)年の夏。
田原本町のDoから今後も目が離せません!
■最後に■
株式会社Doooxは全国の中堅・中小企業が主役となって「自走」する支援を行う『特命社長室事業』、全国の市区町村で「新たな価値を創造」する『地域活性化事業』を展開する。「行動(Do)で世の中を変えていく」という理念のもと、企業や世界中の人が、新たな行動を通して課題を解決し、自走していくことを目指しています。
Doooxでは地域活性化事業、中小企業の課題解決をする「特命社長室」のメンバーを募集してます!