第1章:「仕事って楽しい?」という問いにモヤモヤしていた自分
こんにちは。プラス・ピボット代表の山本です。
突然ですが、あなたは今の仕事を「楽しい」と思えていますか?
この問いに即座に「はい」と答えられる人は、意外と少ないかもしれません。
スマホゲームをしているときには「楽しい!」と自然に感じられても、
仕事に対して同じテンションで「楽しい!」と言える人はなかなかいません。
かくいう私も、ずっとこの問いにモヤモヤしていたひとりです。
学生時代、サッカー部で交代出場の前に監督から「楽しんでこい!」と声をかけられる。
社会人になってからも、商談前に「緊張するな…」と漏らすと、上司から
「でも準備したんだから、あとは楽しむだけだな!」と励まされる。
でも、正直に言うと、その言葉にまったくピンと来ていませんでした。
「楽しむって、どういうこと?」
そう思っていた私が、ようやく見つけた“仕事の楽しさ”の本質があります。
第2章:「仕事の楽しさ」は3タイプに分けられる
多くの社員や仲間と働いてきた中で、私は「仕事の楽しさ」は大きく3つに分かれると考えるようになりました。
タイプ①:ハッピータイプ(ごく少数派)
スマホゲームのように「純粋に楽しい!」と感じられるタイプです。
「今日も仕事が楽しみ!」「明日も働けるのが嬉しい!」
…そんな人も確かに存在しますが、実際にはかなりのレアケースです。
タイプ②:「不安 × 嬉しさ」タイプ(挑戦の中に喜びを見出す人)
このタイプの人は、仕事の中で常に“不安”と隣り合わせ。
でもその不安を乗り越えた先に“嬉しさ”を感じられる人たちです。
たとえば、甲子園で涙を流す高校球児たち。
彼らは「負けたらどうしよう」という不安を抱えながらも、
それを乗り越えたからこそ、“勝利”という瞬間が強く心に刻まれる。
仕事も同じです。
不安があるからこそ、乗り越えたときの「喜び」や「達成感」が本物になる。
「不安も多くて大変だけど、何だかんだ楽しい」
こう感じている人の多くが、この②のタイプにあたります。
タイプ③:「不満 × 解放」タイプ(週末を楽しみに生きる人)
このタイプの人は、仕事に不満を抱えつつ、
その反動として週末や退勤後の“解放感”に救いを求める人たちです。
「やっと終わった、飲みに行こう!」
「華金最高!」という一時的な高揚感で自分を保っている。
でもこれは、“仕事そのもの”の楽しさではありません。
第3章:「不満」ではなく「不安」を選べるかどうかが分かれ道
仕事を楽しめるかどうかは、スキルや環境よりも、
「不安」と「不満」のどちらを選ぶか──そこに大きく左右されると私は思います。
多くの人は「不安」を避けたがります。
転職や挑戦に対して、「うまくいかなかったらどうしよう」「失敗したら怖い」とブレーキを踏む。
だからこそ、「今の不満の方がまだマシだ」と、現状にとどまってしまう。
でも、実は「不安」がある状態って、それだけ“可能性”がある状態でもある。
実際、私の周りで成果を出している人、自分のキャリアを切り拓いている人は、
みな「不安」を選び、受け入れてきた人たちです。
第4章:私たちが一緒に働きたい人
私たちプラス・ピボットが大切にしているのは、
「スキルの高さ」ではなく、「不安を選び、挑戦できる人かどうか」です。
不安を感じるということは、
“今よりよくしたい”という意志があるということ。
その不安の先には、きっと「成長」や「心からの喜び」が待っている。
もちろん、挑戦には勇気がいります。
でも、私たちはその一歩を、仲間とともに乗り越えていけるチームです。
第5章:迷っているあなたへ──まずは一度話しませんか?
「今の職場にモヤモヤしている」
「このままでいいのか悩んでいる」
そんな気持ちが少しでもあるなら、私たちと一度話してみませんか?
不安を力に変える。
挑戦の先にある“本当の楽しさ”を、一緒に見つけていきましょう。