株式会社REGALI の求人|シニアソフトウェアエンジニア|HERP Careers|転職のためのスタートアップ図鑑
株式会社REGALI が公開中の シニアソフトウェアエンジニア 求人の情報です。募集概要、必要とされるスキル、給与、働き方について確認しましょう。
https://herp.careers/v1/regali/ZwFQbLE5nZEn
REGALI初の外国籍エンジニアとしてジョインしたDurand Castillo Gianella Zarethさん。ペルーから日本へ、そして楽天からREGALIへ。
12年前に留学生として来日し、日本のテック業界で着実にキャリアを築いてきた彼女が、なぜスタートアップであるREGALIを選んだのか。
入社からわずか1ヶ月で複数のプロジェクトに携わりながら、グローバルな視点を活かして活躍する姿は、REGALIが目指す多様性のある開発組織の未来を体現している。
今回は、そんなDurandさんに、REGALIへの転職理由から開発文化、そして外国籍エンジニアとして感じる働きやすさまで、詳しくお話を伺いました。
株式会社REGALI 開発部 Durand Castillo Gianella Zarethさん
Durand:最初のきっかけは、外国籍のエンジニア採用に特化した求人サイトでした。私はリモートワークが自分の生活スタイルに合っているので、フルリモート可能な企業に絞って探していたんです。
その中でも、前職の楽天のような大企業ではなく、よりスピード感のあるスタートアップや中小企業を中心に見ていました。その条件で検索していく中で、REGALIが目に留まったんです。
Durand:正直に言うと、最後は直感でした(笑)。面接で会った皆さんから、すごく温かい雰囲気と「面白いことをやりたい」という強い熱意が伝わってきたんです。
それに、選考を進める中で、REGALIがまさに成長軌道に乗り始めているタイミングだと分かって。スタートアップが大きく成長していくフェーズを一緒に経験できるチャンスだと感じました。他で選考を受けていた会社も良い企業でしたが、最終的には「ここで働きたい」という気持ちに従って決めました。
Durand:不安というよりは、むしろ期待の方が大きかったですね。
大企業には、いわゆる「bureaucracy(官僚的な体質)」があり、手続きのプロセスが複雑で、仕事のペースが遅くなりがちです。
例えば、以前の環境で一つの機能を実装しようとすると、要件定義やヒアリング、幾重にも重なる承認プロセスを経て、リリースまで1〜2ヶ月かかるのが当たり前でした。
ところがREGALIでは、それがわずか数日から1週間で実現してしまうんです。このスピード感は、まさに衝撃的でした。
個人の責任は増しますが、私はそのスピーディーな環境に魅力を感じて入社したので、ギャップはありません。今はこの働き方がとても楽しいです。
Durand:楽天では英語で働いていたので、技術的な内容を日本語で説明する時は、適切な表現を探すことがありますね。
でもREGALIのメンバーは本当に理解があって、私が英語で「こういう概念なんですが...」と説明しても、みんなしっかり理解しようとしてくれます。私もGoogle翻訳などのツールを活用しながら伝えていますし、技術的な議論では画面共有で「ここです」と直接示せるので、コミュニケーションはとてもスムーズです。
Durand:入社前に「一時的に母国に帰って、そこから仕事することは可能ですか?」と聞いたら、代表の稲田さんが「全然できるよ」と回答してくれ、これは本当にありがたいと感じました。
ペルーは日本から遠いので、帰国するだけで1日かかりますし、航空券も高額です。1週間だけ帰るのはもったいない。でも、向こうから仕事ができるなら、もっと長く滞在できる。これは外国籍の人にとって、とても働きやすい環境だと思います。
故郷ペルーでのお正月の様子
Durand:入社してすぐ、複数のプロジェクトに携わる機会をいただきました。AIを活用したレビュー機能の新機能開発やShopify連携など、幅広い開発を担当させてもらいました。
現在は既存のレポート機能をより使いやすくするアップデートに取り組んでいて、次はLEEEPの管理画面リニューアルという大きなプロジェクトが控えています。
Durand:レビュー自動審査のAI機能開発ですね。これはLEEEPとして初めて本格的にAIを組み込んだ機能でした。バックエンドを別のエンジニアが、フロントエンドを私が担当して、二人三脚で作り上げました。
この機能によって、お客様がレビューを審査する時間を大幅に削減できるようになります。
Durand:技術スタックは、バックエンドにGo、フロントエンドにTypeScriptとReactを使っています。REGALIの本当の特徴は、Claude(AI)を開発プロセスに深く組み込んでいることですね。
ただ、AIをうまく活用するのは簡単ではないので、どうやってAIをより効果的に使うか、チーム全体で試行錯誤しています。例えば、タスクを小さく分割してAIに指示を出したり、プロンプトの書き方を工夫したり。毎週のAI勉強会では、こうした工夫をみんなで共有しています。
Durand:一番印象的なのは、エンジニア一人ひとりが持つ自律性の高さです。5〜6人のコンパクトなチームだからこそ、各自が自由に試行錯誤できる環境があります。
インフラからフロントエンドまで、メンバーそれぞれが広い領域をカバーしていて、上司の承認を待つのではなく、自分で考えて、すぐに実行に移せる。うまくいかなかったら、その場ですぐに修正する。このスピード感と責任感のバランスはREGALIの強みだと感じています。
Durand:すごくやりやすいです!集中したい時はDiscordをオフにできますし、議論が必要な時はすぐにDiscordでつながれる。
何より良いのは、エンジニアチームだけでなく、営業やCSチームの会話も聞こえてくること。「お客様からこんな要望があった」「この機能が好評だった」といった生の声が聞こえるので、自分の開発がどうビジネスにつながっているかを常に意識できます。
リモートワークメンバーとの社内Discordの様子
Durand:技術面では、インフラ領域にチャレンジしたいですね。前職は独自クラウドだったので、AWSをもっと深く学びたいです。
それから、AI機能をもっとLEEEPに組み込んでいきたいです。他社のAI活用を見ると、チャットボットに入れたりしているケースが多いですが、それは正直、AIがなくても実現できること。
でもレビュー自動審査のような機能は、AIがあってこそ価値を発揮できる。そういった「AIが本当に必要とされる機能」をもっと生み出していきたいです。
Durand:グローバル展開は、単に日本語を英語に翻訳するだけじゃないんです。各国の文化や市場に合わせて、どの機能が必要か、どうローカライズするかを考える必要があります。
よくある失敗は、今あるものをそのまま他の国に持っていってしまうこと。でもREGALIなら、「この国ではこの機能を追加したら、もっと必要とされる」ということをちゃんと考えてくれる会社だと思っているので、私はそういう文化的な橋渡しの部分で貢献したいですね。
Durand:もし技術的なスキルや知識を持っているなら、言語を心配して応募しないのは本当にもったいないです。今はGoogle TranslateやAIなど、コミュニケーションをサポートするツールもたくさんありますし、REGALIのメンバーは、多様性を強みとして活かしてくれる人たちです。
もし興味を持ったら、まずは応募して、話を聞いてみることをお勧めします。きっと、期待以上の環境が待っていると思います。
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