目次
SESの“影”に翻弄された、その後に見えた希望
逃げてもいい。でも、彼女は逃げなかった。” Aさんの選択
スタートは「ゼロから」。でも、一歩ずつ進んできた
いま、そしてこれから
AFSは、“背景”より“未来”を見て採用しています
最後に──「やり直したい」と思ったあなたへ
こんにちは。代表の柳です。
Wantedlyで発信を続けている中で、AFSには本当にさまざまな背景を持つ方が集まってきます。
今回は、AFSの紅一点、そしてエンジニアではなく「営業」として入社してくれたAさんの話を紹介したいと思います。
入社のきっかけは、とても印象的な出会いから始まりました。
SESの“影”に翻弄された、その後に見えた希望
SESという業界は、現在もグレーな部分が存在しているのも事実です。
エンジニアのスキルや経歴を盛ってしまう──いわゆる経歴詐称が横行している会社もあります。
それによって一番苦しむのは、現場に入れられる本人です。
「自分はまだそのスキルを持っていないのに現場に出される」
「お客様からの信頼を失うことは、会社だけでなく自分にも降りかかってくる」
そういう状況で自信を失い、業界自体に失望してしまう人も少なくありません。
でも私は、「だからSESが悪い」とは思いません。
問題は、“誰が、どんな姿勢でこの業界に向き合っているか”ということ。
AFSとしては、「正直な姿勢で、信頼を積み重ねていける会社でありたい」と強く思っています。
逃げてもいい。でも、彼女は逃げなかった。” Aさんの選択
Aさんとはこの「Wantedly」という媒体からの応募がきっかけでした。
カジュアル面談した際、開口一番に言われたのが、
「経歴詐称についてどう思いますか?」 という一言。
正直、面食らったのを今でも覚えています。
もちろん許されるものではありません。経歴を盛ることでエンジニアにそのしわ寄せがいき、会社の信頼は地に落ち、お客様からも見限られてしまう──「結果は誰も幸せにならない」ということを正直にお伝えしました。
それを聞いてホッとしたのか、当初いた会社でのこと、現場での苦しい経験など、いろいろな話をしてくれました。
上京したばかりで、知り合いも身内もいないなか、それでも懸命に耐えてきた姿が伝わってきて、
「よく耐えたね、頑張ったね」と心から思いました。
そこから本面談をすることに。現場の就業時間が21時を過ぎることが多かったため、遅い時間に近くの貸し会議室で面談を行い、最終的にAFSの営業として迎え入れることに決めました。
スタートは「ゼロから」。でも、一歩ずつ進んできた
入社したばかりの頃、Aさんは第二新卒ということもあり、ITやSESのイロハどころか、まずは社会人としての基本的なマナーから学ぶところからのスタートでした。
「覚えることがたくさんあって大変だったはずなのに、それでも一つひとつ食らいついて前に進もうとしていた」その姿勢に、私も含め、周りのメンバーは自然と応援したくなったのを覚えています。
そんな中、先輩の力を借りながらも、初めての成約が決まったとき。
チーム全員で大盛り上がりしたのは、今でもとても良い思い出です。
誰もが一度は悩むことも、躓くこともあります。
でも、Aさんはそれを“言い訳”にせずに、ちゃんと前に進む選択をした。
だからこそ、その初成約は私たちにとっても「すごく意味のある出来事」だったのです。
いま、そしてこれから
そんな彼女の今の目標は、地元にAFSの支社を作りたいという夢。
その夢を実現するために、毎日一生懸命に頑張っています。
私はその夢を、ぜひ一緒に実現させてあげたいと思っています。
「失敗のない人生」なんて存在しません。
でも、Aさんのように一度立ち止まっても、もう一度挑戦する姿勢は、きっと多くの人の背中を押してくれるはずです。
AFSは、“背景”より“未来”を見て採用しています
Aさんの話に限らず、AFSでは「これまでの経歴がどうか」よりも、
「これからどうなりたいのか」を大切にしています。
むしろ、一度失敗した経験がある人、環境に恵まれなかったけれどやり直したい人ほど、
大きな伸びしろがあると感じています。
SES業界にはまだまだ改善すべき課題があります。
だからこそ、AFSはそこに正面から向き合い、「正しい形でエンジニアや営業が成長できる環境」を作りたいと本気で思っています。
Aさんの存在は、その象徴のひとつだと私は思います。
「SESの闇」の中でも、あきらめなかった人が、正しい形で再スタートを切って、今は夢に向かって頑張っている。その姿が、きっと次に続く誰かの希望にもなるはずです。
最後に──「やり直したい」と思ったあなたへ
もし今この記事を読んで、
「過去に失敗したから…」
「業界に不信感があるから…」
と一歩踏み出せずにいる方がいたら、私は声をかけたい。
「それでも、やり直せる場所はある。」
「それでも、自分を信じてくれる人はいる。」
Aさんはその一歩を踏み出しました。
だからこそ、あなたにもその一歩を踏み出してほしいと思います。
私たちAFSは、“もう一度挑戦したい人”を心から応援しています。
あなたが「ここからまた始めたい」と思ったときに、AFSという選択肢を思い出してもらえたら、
とても嬉しいです。