目次
異業種出身だからこそ見える課題
現場での孤立問題
スキルアップしにくい問題
最後に
こんにちは、代表の柳です。
今回は「業界の課題に正面から向き合う理由」についてお話しします。
異業種出身だからこそ見える課題
AFSのメンバーの半数以上は、異業種からIT業界に転職してキャリアを積んできた人たちです。
だからこそ、最初は誰もがギャップを感じていました。
今では要件定義や基本設計といった上流工程を任されているメンバーも、最初のキャリアはキッティングや運用保守といった“ロースキル領域”からのスタート。
その成長の過程で、彼らが口を揃えて感じたのが、業界全体に存在する課題でした。
特に多く耳にするのが「現場での孤立問題」と「スキルアップしにくい環境」の2点です。
AFSはこの課題に正面から向き合い、仕組みとして解決に取り組んでいます。
現場での孤立問題
SESという働き方では、常駐先の環境に左右されやすく、孤立を感じるエンジニアも少なくありません。
社員数が少ない会社ほど、その傾向は強く出るものです。
そこでAFSでは、孤立を防ぐ工夫をいくつも取り入れています。
- 月に一度の「帰社日」での交流
- ふらっと立ち寄れる社内のゲームスペース
- Teamsに雑談専用チャンネルを設け、業務の相談から世間話まで気軽にできる環境
さらに休日に「飲みに行かない?」「遊びに行こう」と自然に誘い合える関係性も大切にしています。
今後は社員数が増えれば、チーム単位で現場に参画する体制も整えたいと考えています。
「一人じゃない」と思える仕組みを、会社として持ち続けることが重要だと思っています。
スキルアップしにくい問題
次に「スキルアップしにくい」問題。
これはエンジニアだけでなく、会社にとっても大きな課題です。
エンジニアは技術職です。
だからこそ会社が果たすべき役割は、一人ひとりに合ったキャリアの道筋を示すことだと考えています。
AFSでは、学習に必要な教材やサブスクの費用をすべて会社が負担します。
また、個別のキャリア面談を通して、過去の経験を踏まえながら「次にどんな方向へ進むべきか」を一緒に考えています。
ただ、スキルアップには学習環境だけでなくモチベーションも欠かせません。
AFSに入社した人の理由はさまざまです。
- 「お金を稼ぎたい」
- 「自分にはこれしかないと思った」
- 「ITってなんかカッコいい」
最初から明確な目標を持っている人ばかりではありません。
でも年齢も経歴もバラバラな仲間が集まっているからこそ、一緒に目標を探し、見つけることができるのだと思います。
最後に
SES業界にはまだまだ課題があります。
でも、その課題に目をつぶるのではなく、正面から向き合うことこそが会社の役割だと思っています。
孤立しない仕組み。
スキルアップを支える制度。
そして仲間と一緒に目標を見つけていける環境。
AFSはこれからも、業界課題に挑みながら「エンジニアが安心して挑戦できる会社」をつくり続けていきます。とはいえ、SES業界にはまだまだ課題があります。
中でも、誰も得をしないのに未だになくならない「経歴詐称」という問題。
次回はそのテーマについて、正直にお話ししようと思います。