新任取締役就任のお知らせ | お知らせ | 株式会社unname
株式会社unnameは、事業拡大に伴う経営基盤の強化を図るため、2025年4月1日より取締役として中本裕之が新たに就任したことをお知らせいたします。マーケティング領域における深い知見と実行力を兼ね備え...
https://unname.co.jp/news/84
このストーリーは、unnameのメンバーがnoteにて発信している読み物を、Wantedlyのストーリーとして再編集したものです。
今回は、unnameの中本が取締役に就任したご挨拶noteのご紹介です。
unnameの創業初期から伴走してきた中本が、なぜ今このタイミングで経営に参画するのか。
その背景には、これまでの取り組みで見えてきた「次の成長フェーズに必要な視点」がありました。
2025年度からのunnameの事業拡大に向けた決意と展望も語られていますので、ぜひご覧ください!
皆様こんにちは、株式会社unnameの中本です。
個人としての発信はだいぶ久しぶりになってしまいましたが、改めてunnameにおけるこれまでの活動の振り返りや、これからの話をさせて頂こうと思います。
unnameは2019年4月1日に代表の宮脇が創業して、2025年4月で7期目に入ります。そして7期目を迎えるにあたり、この場をお借りして一つご挨拶をさせて頂きます。
2025年4月から私(中本裕之)は株式会社unnameの取締役に就任しました。
これからunnameでは本格的に事業を成長・拡大させるため、事業内容や組織構造も大きく変化させていきます。そのような中で、私自身の役割も大きく変化させていく必要を感じています。
今回は皆様に、これまでの軌跡とこれからの未来の話しをさせて頂こうと思いますので、少しの間お付き合い頂ければ幸いです。
unnameの振り返りに入る前に、簡単に自己紹介をさせてください。
unnameへ入社するまで、私はもともとコンサル畑を歩いてきた人間で、キャリアのスタートは船井総合研究所という中小・中堅企業向けの経営コンサルティング会社に2015年4月に新卒入社し、広告会社や印刷会社のコンサルティングを行いながら、エンドクライアントである広告主(事業会社)のプロモーションのお手伝いをしていました。今思えば、半分は広告会社のような仕事をしていましたね。
特に”マーケティング”領域の全般で総合的な力をつけたかった私にとって、マーケティングやブランディングをテーマとした戦略や計画の策定、そしてその戦略を実行まで担うスキルや胆力は、この時の経験が中心となっています。
時に大手広告代理店からスイッチさせて数億のプロモーション予算を預かり、マスメディアやPR領域を含む多種多様なテーマのプロジェクトを、中心メンバーとして経験させて貰ったことはとても幸運でした。
貴重な時間を過ごしつつも、時が経つにつれ、中小・中堅企業だけでなく、日本を代表するような大手企業のコンサルティングもやはり経験しておくべきだと思い、社会人5年目の2019年にデロイトトーマツコンサルティングへ転職しました。
私が入社した部署は、カスタマー&マーケティングという部署で、当時のシニアマネージャーが言っていましたが「マーケティングという言葉が引っかかればなんでも良い(笑)」というとてもワクワクするような部隊でした。
当たり前ですが、中小企業向けの経営コンサルティングと、大手企業向けのコンサルティングでは求められるテーマも、スキルも、考え方も違いますし、想像を超える細かさや思考力を求められました。
消費財メーカーの新規事業開発のプロジェクト、(当時は盛り上がっていた)地方創生プロジェクト、5Gを活用したスマートシティ構想や実証実験プロジェクト、生産財メーカーの価格戦略プロジェクト、半導体メーカーのCRM構築プロジェクトなど、おそらく社内でもいわゆる「面白い」と言われる仕事を多くさせて貰いました。
船井総研での経験も、デロイトでの経験もとても貴重なものであった一方で、合計7年ほどを過ごした中で少しずつ自分の中で「自分が考えるマーケティング支援」をしていきたい、という思いが芽生えていました。
ターゲット企業の規模もテーマもやり方もまったく異なる2社を経験できたことで、両社の強みや良さを感じながら、2つを掛け合わせたマーケティングやコンサルティングが出来ないか?と考え始めていたのです。
しかし当時の自分の中には「理想とするマーケティング支援を行っている企業はあるのか?」という問いに対する明確な答えを持っていませんでした。
「デロイトの後のキャリアをどうするべきか?」
2021年8月頃から考え初めていたのですが、その頃にちょうど代表の宮脇からunnameへ誘いを貰いました。
入社当時のnoteでも語ってしまっていますが
「マーケティングのど真ん中を歩けるか」が主な決め手となりました。
と、かっこつけたことも言っていますが、
三軒茶屋の焼肉屋で肉を焼きながら、Mac PCを開いて3ページにも渡るドキュメントで宮脇から熱く勧誘を受けたことを、今でも昨日のことのように覚えていますし、ここで決断しなければ大した人間にはなれない、と思ったのも正直なところです。
思い出の三茶の焼肉屋「スタミナ道場」
振返ってみると、人生にはいくつか勝負の決断の時があると思いますが、あの時にunnameへ入社する決断は正しかったと感じています。
自己紹介が長くなりましたが、上記の経歴と辿りながら、unnameでの活動の3年間を少し振り返りたいと思います。
これまでのunnameは、マーケティング領域におけるコンサルティング事業を中心に、様々な業種や規模の企業の皆様をご支援してきました。
最近ではマーケティング戦略の構築を中心としたテーマや新規事業開発や事業戦略のご相談を多くいただき、日々ご支援先の皆様と都度課題にぶつかりながらも事業の成長に向けて邁進しています。
unnameのコンサルティング事業としても、売上や顧客数、unnameのコンサルタントメンバーも増え、堅実に成長を続けております。
3年前はスタートアップやベンチャーのBtoBモデル企業中心にご支援していましたが、徐々に1,000億円を超える大企業へのマーケティング支援が増え、更に最近では1兆円規模を超える企業様へのマーケティングやコンサルティング支援が増加して参りました。
コンサルティング事業の詳細が知りたい方は下記HPを参照いただくか、弊社のメンバーがカジュアルな面談機会も常に設けておりますのでWantedlyからお気軽にお声がけください!
株式会社unname | 総合マーケティングカンパニー株式会社unnameはマーケティングの側面から企業の事業成長と生産性向上を支援する、総合マーケティングカンパニーです。課題unname.co.jp
2022年度からマーケティング支援を中心としたコンサルティング事業を中核に置きながらも、2024年度は、2025年からの本格的な成長フェーズへ向けた最終準備段階として、いつくかの仕込みを進めてきました。
(コンサルティング事業のドメインに限定せず)将来unnameの成長を支えるための事業として種まきを開始しました。
詳細は次章の事業概要の紹介で説明しますが、この1年で実は3つの事業を立ち上げています。
⑴「現場のコンサルタントが担当するマーケティング研修事業」
⑵「マーケティング&セールスの課題を解決するプロダクト事業」
⑶「生成AIを活用したコンテンツ制作事業」
マーケティング領域でのケイパビリティや実績を元に、顧客からも求められる課題に合わせ私達も提供すべきサービスを拡大しています。
実はこの3年、ここに時間と労力を最も割いたといっても過言ではありません。スキル、ノウハウ、実績、それらを総合した社内のケイパビリティは一長一短では企業の中に蓄積されません。
再現性も低く、属人性の排除が難しく、規模を拡大しにくいテーマにどれだけ向き合っていられるか?ここは引き続きの経営テーマでもありますが、「マーケティング戦略」に愚直に向き合う支援会社としての事業も更に強くしていきたいと考えています。
これから組織として拡大を目指す際に、組織としてどのような価値観を大事にするか、顧客への約束としてどのようなポリシーを持つべきか、unnameにおける組織体制や各役職にはどのようなミッション・役割を持たせるか?
2022年と比較すると組織規模も約3倍程度になっている中で、ひとりひとりの能力の向上だけでなく、常に組織としての形も強くしていく必要を時に2024年度は感じました。
これからのunnameの成長に必要な組織設計やカルチャーの基礎づくりを行ってきました。
unnameでは2025年度より本格的な成長・拡大を目指そうと計画しています。
2024年度に立ち上げたサービスも更にブラッシュアップしつつ、マーケティング領域で大きく4つの事業を推進していきます。
⑴ コンサルティング事業
「事業戦略」「マーケティング戦略」「新規事業開発」「コミュニケーション戦略」など、マーケティング領域の『戦略』を中心したコンサルティングを、これまでの実績やノウハウを元により一層様々なフェーズの企業様へコンテンツサービスを提供していきます。
⑵ ソリューション事業
戦略の策定や構築だけでなく、実際のマーケティング活動に必要な実行部分を担うサービスを提供します。コンテンツ制作、SEO、デジタル広告の運用、バナー等のクリエイティブ制作、サービスサイト(LP)の制作など、戦略の実現に向けた実行支援の体制を強化します。
⑶ 研修事業
企業がマーケティング活動を推進する際に必要なマーケティングに関する知識の「理解」だけでなく、実践を通して「出来る」ことを目指した研修サービスを提供します。それぞれの企業が抱える課題に合わせた研修を設計し、実際にオンサイトで実行するサービスとして、現場のコンサルタントが実際に講師をつとめるサービスを提供します。
⑷ プロダクト事業
企業のマーケティング活動に必要なKPI管理、リード管理やセールス管理など、様々なシーンで必要な「管理」をサポートするプロダクトを開発・提供していきます。マーケティング活動の高度化並びに生産性向上に向けたプロダクトを構想・開発しており、本格的に提供を開始いたします。
私がunnameに参画してから3年という時が経ちました。
改めて、企業として次のフェーズに進むために、事業と組織の両面から会社の形を変えていくタイミングだと感じています。そして2025年度から本格的に複数の事業を展開しながら組織を拡大させていくために、体制の強化の一貫として、取締役に就任することになりました。
これまでの担ってきた役割も引き続き全うしつつ、取締役として大きく3つのテーマを推進していきたいと思います。
⑴ ビションの明文化と実現の推進
今後継続的に、そして更にスピードを増してunnameが成長してくために、会社としてどのようなビションを描いていくか、代表の宮脇が達成したいビジョンがどこにあるかを明文化しながら、実現に向けた戦略や具体的な推進を担っていきたいと思います。
⑵ 事業の拡大及び強化
マーケティング領域における戦略を中心とした「コンサルティング事業」だけでなく、企業の戦略を実現するための実行をリード・伴走する「ソリューション事業」の提供や、企業マーケティング活動をより強固にするための「研修事業」、マーケティング活動に関係する業務の精度及び生産性の向上に貢献する「プロダクト事業」など、これまで形作ってきた事業を本格的に拡大する責任者としてミッションを果たしていきたいと思います。
⑶ 組織力強化に向けた体制整備と採用活動の強化
事業の拡大には各メンバーや役職別の役割、マネジメント構造の整備や会議帯の仕組みづくりなどの組織力の強化や、サービスを提供するための業務フローの整理やパートナー含めた体制の整備、そしてなによりunnameとして一緒に働く仲間を増やす採用活動へ注力してきいたいと考えています。内部的なマネジメントのみならず、社外に向けた魅力の発信なども行っていきます。
長くなりましたが、改めて株式会社unnameの取締役として、精進していきます。これまでお付き合いいただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。これまでよりも更にご支援先へ貢献できるよう、様々なサービスを提供してまいります。
そして、最後にいきなりのお誘いです!
これからの拡大に向けunnameをリードし、支え、一緒に戦っていく仲間を募集しております!
コンサルティング会社出身でも、マーケティング支援会社出身でも、広告会社出身でも、はたまた事業会社出身でも構いません!
これまでの経験を活かしながら、更なる活躍の場としてunnameを選択肢の一つとして考えて頂ければ嬉しいです。マーケティングや広告に興味がある方、コンサルティングに興味がある方、デザインやコンテンツ制作に興味がある方など、少しでも興味を持っていただいた方はお気軽にご連絡ください。
最後になりますが、今後ともunnameをよろしくお願い申し上げます。