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創業期ラストだからこそ味わえる。経営視点で語る”いま”のunnameのおもしろさ

BtoBマーケティングの「一歩目からグロースまで」をハンズオンで支援するunname(アンネーム)の採用広報の中道です。

unnameでは共に働く仲間を募集中!

もっと我々について知っていただきたく、メンバーインタビューをお送りします。


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今回インタビューに答えてくれたのは、業務委託メンバーの島添 彰(しまぞえ あきら)さん。大手企業のシステムエンジニア、自身が起業した会社でのCTO/CPOをはじめ、これまで幅広い経験をされています。

unnameでは経営アドバイザーの立場で、代表・宮脇さんの右腕として活躍中。宮脇さんとの出会いやジョインのきっかけ、経営視点から見たunnameについて語ってもらいました。


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島添 彰(しまぞえ あきら)

1989年4月生まれ、福岡県出身。大阪府立大学大学院 情報数理科学専攻修了。2014年サントリーシステムテクノロジー株式会社に入社し、社内向け業務システムの構築・運用・導入やチームの案件マネジメントに従事。2017年Yper株式会社を創業し、CTO/CPOとして事業立ち上げ、プロダクト開発や採用、コーポレート、ファイナンスなど幅広く担当。退職後、unnameに業務委託で参画し、事業計画の策定や組織開発などを行う。2019年にはForbes 30 under 30 asia を受賞。

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これから整えなければならない場所でバリューを発揮したい


ーはじめに、これまでのご経歴を教えてください。

大学院卒業後、2014年にサントリーシステムテクノロジー株式会社にシステムエンジニアとして入社しました。3年勤めたのちに退職し、2017年に友人とYper株式会社を創業しています。

最初はCTO / CPOとしてエンジニアチーム作りや、プロダクトオーナーのような動きをしていたのですが、組織が大きくなるのにあわせてCTOとしての動きは減少。コーポレートやファイナンス、採用など、会社運営の業務を幅広く担当しました。

現在はフリーランスとして、事業開発や新規事業の立ち上げ、PdM、採用、コーポレートや資金調達、それに海外企業の日本法人立ち上げなど……。クライアントの状況にあわせて、私が力になれるポジションでお仕事をさせてもらっています。



ー起業した会社を退職するのは、とても思い切った決断ではないかと思います。きっかけは何だったのでしょうか。

自分にできることはすべてやりきった、という感覚があったからです。創業時から進めてきた事業が落ち着いて、オペレーションも特に問題なく回るようになった時、「会社にとって、自分がここにい続ける価値とは」と考えました。そこで「やれることはやった。バリューを発揮できる場を探しに行こう」という結論に至ったんです。


—島添さんが会社のフェーズにあわせて役割を変えて動いたことで、会社の成長につながったんですね。

すでに整っている場所より、これから整えていく場所のほうが好きなんです。これまで培ってきた経験やスキルを総動員して新しいものを作っていくような、「総合力で勝負する」ほうが自分には合っていますね。逆に単一タスクや、一つの専門性だけで勝負すると大したアウトプットにもならない感じがしていて。


ーメンバーが4名、創業期ラストのunnameは、まさに「これから整えていく場所」ですよね。

そうですね。ジョインの際も宮脇さんからは明確なミッションを渡されたわけではなかったので、自分で課題を拾いにいき、少しずつ整えていくような動きをしています。

ときにはメンバーにメンタリングをしたり、採用マネージャーをしたり、事業開発をしたり、バックオフィスをやってみたり……。その時々で必要なことを何でもやっている感じです。

あとは経営視点でのフィードバックというのも私に期待されている部分だと思うので、代表の宮脇さんの壁打ち相手として、会社の在り方や事業の方向性などを一緒に考えたりもしています。まさに「総合力で勝負」させてもらっている実感がありますね。



宮脇さんの印象は「事業家の原石」


—unnameにジョインされる前から、宮脇さんとはお知り合いだったとお聞きしました。

宮脇さんと知り合ったのは2019年の夏ごろ、unnameが創業してすぐのタイミングですね。

unnameの事業構想を聞かせてもらったときの、熱量がすごかったんです。。掘り下げて詳しく聞いていくと、芯のある受け答えを返してくれて。ここまで事業のことをしっかりと話せる人って意外と少ないので、驚きましたね。

なんというか、「事業家の原石」を見たような感覚でした。直感的に「この人と一緒にいたらおもしろそうだな」と。


—「事業家の原石」とは、どういうことでしょうか?

宮脇さんは、プロダクトもビジネスもまだ何もない状態なのに、達成したい目標の解像度がものすごく高かったんです。事業家として掲げている「旗」というか。この「旗」について語らせたら一生語っているんだろうな、と。笑

「このビジネスが儲かる」とか「こういうマーケットを狙えばいい」という知識であれば、後付けでいくらでも身に付けられます。でも解像度の高い旗を掲げるのは、そう簡単にはいきません。鍛えたからといって必ず伸ばせるスキルではないんです。それを宮脇さんは持っていました。事業家としての才覚を感じましたね。

ですが、まだまだ粗削りではあったので、「原石」です。笑


——「粗削り」の部分を詳しくお聞きしたいです!

事業家としての才覚は十分でした。一方で、安定して会社を運営するための合理的な判断という点では、まだ不安定な部分があったんです。

詳しくは宮脇さんのnoteを読んでいただければと思うのですが、彼は常に何かを仕掛けようとしていたんですよ。

代表 宮脇のnote 経営者と仕掛け人が同居している話


「銀の弾丸」を求めている感じ、と言いますか。何かしらの事業を仕掛けて会社を大きくしていこうというような、一足飛びで山の頂上までいこうとしているように見えていました。

そのアプローチでも問題はないんですが、それって1000回バットを振って3回あたるかどうか、みたいな話になってしまうんですよ。会社の存続を考えると、アプローチの仕方を見直したほうがいいのではないかと。

なので、まずは仕掛けるよりも、会社をつくること、安定して運営していくことに重きを置こうと話をしました。

—島添さんの経営視点でのフィードバックによって、「原石」である宮脇さんが磨かれていっているんですね。



覚悟を持って飛び込むことが、unnameのおもしろさを味わう秘訣


—いまのunnameに関わるおもしろさは、どこにあると感じていますか?

伸び続けていく会社に関われる、というところですね。

もちろんすべてが順調というわけにはいきません。小さな石を頑張って積み上げていって、やっと大きくなったと思ったら崩れてしまい、また始めからやり直し……。頑張っているはずなのに目の前の石の山は大きくならず、苦しい思いをするときもあります。

でも、それを繰り返していると、ふと気付いたときには大きな山ができているんですよね。その試行錯誤がunnameの底力になっていると思いますし、そのエネルギーをもとに、これからもどんどん成長していくと確信しています。


—その感覚を業務委託でも感じられる環境って貴重ですよね。

貴重ですし、とても特殊だと思います。ただ、単純に業務委託というか、業務を委託されているマインドでいると、このおもしろさは十分に味わいきれないと思っていて。「自分の仕事はここまでです」って線を引いてしまうと、このおもしろさは半減するか、もしかしたらまったく感じられないかもしれません。

逆に、自分から組織に入り込んでいく人にはこのおもしろさをすぐに感じてもらえると思います。本気で仕事と向き合うのは当たり前で、そこに覚悟があるかどうかの違いですね。



unnameはマーケティングだけでは終わらない


—島添さんから見て、これからのunnameはどうなっていくと思いますか?

これからの1年間は、いまの事業を軌道にのせるために試行錯誤する1年になると思っています。BtoBマーケティングの「一歩目からグロースまで」をハンズオンで支援しよう、ということは決まったけれど、じゃあそれができるくらいのケイパビリティがunnameにあるのかを考えないといけない。

取り組むべき課題を洗い出して、それを細分化してひたすら試行錯誤を繰り返して、小さな勝利をつかんでいく……というような、構築のフェーズになるんじゃないかなと感じています。


—さきほどおっしゃっていた「石を積んでいく」フェーズですね。

そうです。それから3年後には、いまの事業をしっかり安定して運営できているイメージですね。クライアントからの信頼も獲得して、「いざというときはunnameだよね」って言ってもらえるような存在になっていると思います。


—そこからまた新しいストーリーがはじまるんですね。

unnameはマーケティングだけで終わる会社ではありません。いまの事業が安定したら次の事業、その次……と、どんどん新しい事業を立ち上げて経営していく予定です。これが、unnameのおもしろいところなんです。

だからまた地道に石を積み上げるような、苦しくもおもしろい時期を、新しい事業が立ち上がるたびに繰り返す感じになるのではと思っています。そういう会社でありたいとも思っていますね。


—最後に、unnameに対するアツい想いを一言お願いします!

いまのunnameには「これからもっと伸びる」と思わせてくれる、素晴らしいメンバーが集まっています。私は運命的なものはあまり信じないタイプなんですが、このチームが、このタイミングで揃うのは、何か縁があったんじゃないかなと思っています。でも、縁はただのチャンスなので。

そのチャンスを確実につかむために、宮脇さんを筆頭にメンバーが一丸となって頑張っていきたいです。そこに力を貸してくれる人がもっと増えていくといいなと思います。

いまは、会社が伸びていく一番おもしろいフェーズです。その伸びを加速させるためにも、いまの私たちには無い強みや経験を持った人に仲間になってもらえたら嬉しいですね。

新しいご縁がつながるのを楽しみにしています!


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明るい語り口ながら、言葉の端々にunnameに対する熱量や愛情が感じられるインタビューでした。

島添さんが「縁があって集まった素晴らしいメンバー」と評する、メンバーのインタビューもぜひご覧ください!



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