「好き」を仕事に。「個照り(こってり)」で地方から世界へ挑む天下一品で、未経験から広報キャリアを築く秋田さんの挑戦とは。
こんにちは!天下一品の採用担当です。
今回のインタビューは、2025年2月に入社したばかりの秋田さん。
広報支援の営業、IT系企業でのセールスを経て、「魅力を発信する側」へとキャリアチェンジした彼が、なぜ天下一品を選んだのか。そして、今どんな想いで仕事に向き合っているのか。
「好きや得意を活かして、世界へ発信したい」
そんな秋田さんの挑戦のはじまりを、ぜひご覧ください!
ー本日はよろしくお願いいたします!まず簡単に自己紹介からお願いいたします!
よろしくお願いいたします。営業部マーケティング課の秋田です!
現在は、販促キャンペーンの企画やデータ分析、メディアリリースの効果検証などを担当しています。過去5年分の売上データなども活用しながら、年間のマーケティング計画も立てています。
これまでのキャリアとしては、PR TIMESで広報・マーケティング担当者の方と伴走する新規開拓営業を経験しました。その後、外資系IT企業でインサイドセールスとしてビッグデータ分析ツールやクラウドサービスを扱っていました。
ー転職活動を始めたきっかけをお聞かせください!
PRや広報の仕事を「事業会社の中の人」としてやってみたい、という想いがずっと心のどこかにあったんです。
PR TIMESでは多くのスタートアップ企業を担当させていただいたのですが、提案まではできても、その後の効果検証には深く関われないもどかしさがありました。
私は分析や振り返りが好きなタイプなので、「もっと深く関わりたい」という気持ちがどんどん強くなっていって…。
お客様から「PVが上がりました!」と喜んでいただけることもあったのですが、営業という立場では「受注したかどうか」が成果の基準になってしまって。それも少し違和感がありましたね。
地方から、広報の力で魅力を伝えたい
ー秋田さんはWantedlyでのご入社ですよね。たくさん広報・PRの会社がある中で天下一品にエントリーした理由を教えて下さい!
地方から広報に挑戦できる点に、魅力を感じたからです。
日本全国には、本当に魅力的な企業や文化がたくさんあります。
ですが、それを伝えるノウハウやリソースは、いまだに東京に偏っているのが現状です。
実際、前職のクライアントの約6割が東京の企業で、情報の中心が首都圏に集中している現実を目の当たりにしてきました。
「地方にも発信力さえあれば、もっと活躍できる企業があるのではないか」と感じていたんです。
とはいえ、それができるかどうかは「知っているか」「経験があるか」の差にすぎません。それなのに、地方の魅力が埋もれてしまっているのは、すごくもったいないと思うんです。だからこそ、地方にも発信の可能性を広げる取り組みを行っている企業に惹かれるようになりました。
そうした中で目に留まったのが、全国各地に店舗を展開しながら地域に根ざした活動を行っている「天下一品」でした。私が大切にしている言葉に 「Think globally, act locally. (地球規模で考え、地域で行動する)」があります。全体を見渡しながら、まずは目の前の地域に根ざして行動するという姿勢を、天下一品は体現していると感じました。
その象徴のひとつが、地域ごとに異なる店舗展開のスタイルです。例えば、店舗ごとに名物メニューやセット販売が異なります。京都の一部店舗に鶏のもも焼きがあったり、滋賀の一部店舗ではこってりラーメンとかつ丼のセットが食べられるなど、地域ごとの個性を大切にしている点に共感しました。
Wantedlyで日ごろから募集記事をチェックしていたんですが、歴史あるブランドで、しかも未経験から広報に挑戦できる会社は天下一品が初めてでした。
また、地方に拠点を置きながら広報力をしっかり磨ける環境があるのも天下一品だけで、まさに自分が求めていた理想の場所だと感じたんです。
ーエントリー後、すぐに選考が進んでいったと伺いました。
そうなんです。エントリーしてすぐ、Wantedly上で北村室長からご返信をいただき、2週間後にはカジュアル面談、その2日後には一次面接。その1週間後には二次面接、そして最終面接と、テンポよく進みました。
さらに、本社勤務の方とも面談をお願いしたところ、快くご対応いただき、本社訪問もさせてもらえて。
「ここまで寄り添ってくれるのか」と、驚きとともに安心感がありました。
ー東京から滋賀県へ。正直なところ、抵抗はありませんでしたか?
あまりありませんでしたね。というのも、生まれが隣の岐阜県で。実家にも車で帰れるなと。社宅も用意していただいていたので、住居の心配もなく、すぐに生活を整えることができました。
東京と比べて物価も安いですし、自然が豊かです!思っていたよりも落ち着けているかなという感覚ですね。本社メンバーに美味しいお店などオススメのスポットを聞いたのでこれからの開拓が楽しみです!
任される喜びと、人のあたたかさに支えられて
ーそして、2025年2月にご入社。約4カ月立ちますがいかがですか?
まだまだ慣れないことも多く、日々ついていくのに必死です(笑)
天下一品は50年以上の歴史ある会社なので、これまでどんなことをしてきたのか、どんな風に愛されてきたのか、もっともっと知っていかないといけないなと思っています。
初めて任された仕事が、インバウンド向け用メニュー表の作成だったんです。英語はある程度得意だったので、「任せてもらえた!」という嬉しさもありつつ、同時に責任の重さも感じました。
でも、自分の得意や興味を活かせる機会をもらえるのは、本当にありがたいことだと思っています。
ー本社の雰囲気もとてもあたたかいと伺いました。
はい。営業部のデスクはスープ工場の2階にあって、製造部の方たちと休憩室で関わることができるんです。部署の垣根なく自然と話せる空気があって、居心地がいいです。営業部のメンバーとも役割分担しながら、日々いろんなやり取りをしています。「この会社、ほんとに社員から愛されてるんだな」と感じられる瞬間が多くて、入社前に感じた“人の良さ”は、むしろ入社後に強まっている気がします。
ー木村社長はどんな方ですか?
とても気さくで、話しやすい方です。私のこれまでの話をじっくり聞いてくださって、「マーケティング課」という新しい部署を新設してくださったんです。
天下一品の経営理念は「個照り(こってり)で天下一品な幸せを作る」。
一人ひとりが自分らしく楽しみながら働くことを掲げているのですが、本当に体現されているのを体験できました。また、歓迎会を開いてくださったんですが、そこでは野球やキックボクシングなど、プライベートなお話も聞けて。挑戦心や野心を持ちながら、実際にそれを行動に移しているところが、本当に素敵だなと思いました。
「好き」や「得意」を活かして、世界で愛されるブランドに。
ー今後、挑戦していきたいことを教えてください!
国内外問わず、もっと多くの方に天下一品の魅力を届けていくことが目標です。
現在、海外進出も進んでおり、私は入社後すぐに日本国内のインバウンド向けのメニュー翻訳を担当させていただきました。「自分の得意なことを任せてもらえる」ことに感謝しながら、今後はインバウンド需要や大阪万博といった大きなタイミングを活かして、より戦略的に国内外へ発信していきたいです。
ー読者へのメッセージがあれば、お願いします!
丁寧に向き合ってくれる人たちがいて、自分の可能性を広げられる会社です。
「やってみたい」という想いを持っている方にとっては、本当にたくさんのチャンスがある環境だと思います。ぜひ一緒に、面白い挑戦を楽しんでいきましょう!
自分の「好き」や「得意」を活かしながら、仲間たちと一緒に“世界に届けるブランド”をつくっていけたら嬉しいです。これから入社される皆さんと、そんな挑戦を共有できる日を楽しみにしています!