こんにちは。デザイン・Web制作を手がける株式会社Headsです。
突然ですが、普段目にしている写真や映像を、しっかり“観察”していますか?
ビジュアル制作に携わっていない方でも「いいな」と感じたものをただ眺めるだけで終わらせず、言葉にしてストックしておくことで、仕事や発想の引き出しがぐんと広がります。
たとえば、Headsのクリエイティブ職メンバーは「いいな」と思った写真はこんな風に観察しています。
- 構図(余白・バランス・視線の流れ)
- 色彩(温かい?冷たい?補色の関係は?)
- ライティング(影の出方、光源の位置)
- 被写体のポーズや表情
今回はそんな「インプット」についてのお話です!
観察力は、すべての仕事に効く
「写真の話か、関係ないや」
そう思った方もいるかもしれません。
でも、“観察する力”は、ビジュアルを扱う職種だけのものではありません!!!
むしろ、あらゆる仕事や日常の中に応用できる、汎用性の高いスキルなのです……!
【文章】
SNSで反応のいい投稿があったとき、ただ「バズってるな」と眺めるのではなく、
「構成は?」「どこで共感を呼んでる?」「言葉のリズム感は?」などを丁寧に読み解くことで、
自分が書くときの参考になります。
→ 何が「伝わる」のかを、観察から学べる!
※余談ですが、この記事を書いている私は俵万智さんの文章が好きで観察しております🫡
【料理】
「なんでこの料理、美味しいんだろう?」と思ったら、
だしの種類、酸味の使い方、食感のコントラストなどに注目してみると、
再現するヒントが見えてきます。
→ 「センス」ではなく、「仕組み」で理解できるようになる!
【音楽】
ドラマの感動シーンで流れる音楽や、広告動画で使われる効果音に注目。
「なぜこの曲調?」「どんな気持ちを引き出そうとしてる?」と観察していくと、
音と感情の関係のヒントが見つかります。
→ 音で気持ちを動かす技術は、ジャンルを超えて活きる!
【人の話し方】
「話が上手い」と感じる人は、声の高さ、間の取り方、言い回しの工夫を
意識して使っていることが多いです。
それらを観察することで、自分の話し方も変わっていきます。
→ 聞くことも、学びの入り口になる!
【歩き方】
街中で「あの人、なんかかっこいいな」と思ったら、歩き方をよく観察してみてください。
背筋の伸び方、視線の向き、足の運び……ちょっと真似するだけで、自分の印象も変わってきます。
→ 身のこなしも観察&模倣でアップデートできる!
【商品の陳列】
スーパーやアパレルの棚には、「どこに何を置くか」に戦略があります。
目線・色・高さ・POPの書き方などを観察すると、販促やデザインのヒントにも。
→ 実店舗は、観察の宝庫!
【炎上】
SNSや広告の炎上を見たとき、感情で反応するだけでなく、
「どんな表現が反感を買った?」「誰がどんな文脈で反応した?」などを観察していくと、
自分が何かを発信するときの注意点が見えてきます。
→ 他人の失敗も、観察力次第で“自分の学び”に変えられる!
【手触りや使い心地】
「このボールペン、なんか好き」
その理由を観察してみると、重さのバランスや滑りの良さ、素材の触感など、
ユーザー体験のヒントが見つかります。
→ 感覚的な「好き」も、分解できる!
観察は、あなたを変える。
ただ“見る”から、“観察する”へアップデートするだけで、あなた自信を変えていきます。
観察力は、生まれつきの才能ではなく、後から鍛えられるスキルです。
「なんとなく見て終わる」のを卒業して、自分のアンテナと引き出しを育てていきましょう!
▼こんな記事も書いてます
▼コーポレートサイトはこちら