Headsのちょこっといいところ Vol.1 〜会社の制度編 | Headsのちょこっと良いところ
この記事では、株式会社Headsのちょこっといいところをご紹介していきます!Headsはかなり自由な社風ですが、その自由を尊重する考えの根本には「やることをしっかりやっていれば、各自の判断に任せ...
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「Webディレクターって、何してるの?」と聞かれることがある。
デザイナーでもエンジニアでもなく、目立つ場面が多いわけでもない。
でも、自分の中ではずっとこう思っている。
“すべてを動かしている”って。
はじめた頃は、専門知識もなくて、正直、何もできなかった。
会議で飛び交うカタカナ用語を調べるだけで精一杯。
だからまず決めたのは、「量で勝つ」ということ。
朝一でSlackを確認する、資料はすぐに出す、お願いされてなくても先回りして動く。
手を動かす。覚える。つまずく。調べる。また動く。
そうやって、とにかく「やる」。
気づいたら、誰よりもプロジェクトに詳しくなっていた。
少しずつ、チームが頼ってくれるようになる。
「進行、任せて大丈夫そう」
「とりあえず彼に聞けば整理される」
そう思ってもらえた瞬間に、やっとWebディレクターになれた気がした。
Webディレクターの役割は、チームの誰よりも「全体の目的」を見て、誰かの動き出しを助けること。
「どう作るか」じゃなく、「なんのために作るか」を常に考え続けること。
誰かが迷ったら道を示す。
止まりそうなら押す。
違う方向に進みそうなら軌道修正する。
目立たないけど、全体を前に進めるエンジンのような存在でいたいと思ってる。
Webディレクターの仕事は、派手じゃない。
でも、クライアントの「ありがとう」や、チームの「助かったよ」に、すべてが詰まってる。
全員が気持ちよく動ける環境をつくる。
止まっていた案件を再起動させる。
誰かのアイデアを現実に近づける。
自分が直接手を動かして作ってはいないが、自分がすべてを動かした。
それがこの仕事の、いちばんのやりがいだと思う。
この記事はWantedlyにて2025年5月19日(月)〜6月18日(水)に開催されたお題企画「#中の人しか知らない魅力」に応募した記事です。