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1年目からディレクター。自分の得意を強みに変えられる環境で、動画制作の腕をマルチに磨く

仕事のやり甲斐や、自分だけのGood Lifeを教えてもらう「PEACS STAFF’s Voice」。
ビデオチームで映像ディレクターとして活躍する小山志穂さんをご紹介します。

小山志穂/ディレクター(2012年入社)

#入社のきっかけを教えてください。

美術大学在学中に映像作品を作っていたので、映像制作の会社を探していました。PEACSが他の会社と違ったのは、多くの制作会社が新卒で “AD(アシスタントディレクター)”職を募集していたのに対し、PEACSは“ディレクター”での募集だったということ。できるだけ早く演出経験と編集技術を身につけたかったので、「これはチャンス! 絶対入りたい!」と思いました。入社してみたら本当にすぐにディレクションをさせてもらい、実践の中で効率良くノウハウと度胸を身につけられました。

#入社後のキャリアを教えてください。

入社以来、ずっとディレクターをしています。動画の企画から絵コンテ作成、撮影までの準備、現場でのディレクション、編集作業、完パケまでの工程すべてを担当しています。案件によっては、自分で撮影することもあります。

もともとPEACS映像部は、出版社の専門誌に基づいたイベント撮影や雑誌の付録DVDなど、媒体に関連する動画制作がメインだったのですが、私が入社した頃から、クライアントとのタイアップ動画や受託制作の案件が増え、Webで公開する短尺の動画制作が多くなりました。今となってはチーム内でWebとSNS用の動画を誰よりも多く作っているかもしれませんね(笑)。

#現在関わっている仕事内容を教えてください。

日用品などの広告プロモーションビデオ、料理などのハウツー動画、企業VP、新卒採用動画、イベント収録など、WebサイトやSNS用に制作する動画がメインです。社内の営業チームやプロデューサーと一緒に、クライアント先でのプレゼンや打ち合わせなどに行くことも多いです。先日、同年代のプロデューサーと二人三脚で作り上げた企画をプレゼンして、仕事を受注できたことはすごく良い経験でした。

#現在の職務で、自分が楽しいと感じること、面白いと思うことを教えてください。

「やりたい」という気持ちさえあれば、それを実現できるチャンスがあることです。チーム内のディレクターは、それぞれ得意な手法や個性、好きなことがあって、それを活かして動画を作っています。撮影も好きなら自分で撮影できるようスキルをつけたり、アニメーションが得意な人はそれを活かした提案ができたり、美術大学出身の人も多いので、小道具を自分たちで手作りしクライアントに喜んでもらえることもあります。撮影機材マニアのディレクターや、ドローン撮影のエキスパートもいます。メンバーがそれぞれ個性を活かした動画を作り、日常的に共有し合える環境なので、幅広いジャンルの動画にチャレンジできる機会が多く、面白いです。

#これまで担当した中で、とくに印象深かった仕事を教えてください。

Instagramの動画専用機能「IGTV」を利用した動画を提案して作り始めました。IGTVの動画制作は日本の企業のアカウントでもまだ成功事例が多くなかったので、「業界の第一人者になる!」と決意してスタートしました。反響は予想以上に大きく、目標のタイアップも早い段階で獲得できました。演出面だけでなく、企画、スケジュール管理、インサイトの推移検証など運用タスクも担当しており数字で見える成果もやりがいですが、私が作っているIGTVの出演者が街で視聴者に「IGTV見てます!」と声をかけられるようになったと聞いて、とても嬉しかったです。

#PEACSの強みや魅力はなんだと思いますか?

PEACSにはエディトリアルやグラフィック専門のデザイナーが50名以上います。動画と雑誌のデザインはジャンルが違いますが、だからこそインスピレーションをもらえることが多くて、実際に手を動かして作品を作るクリエイターがこんなに多く身近にいる環境が魅力的です。社内のデザイナーが動画のアートディレクションに加わることで、動画に新しいアイデアも生まれ、作品のクオリティが上がるだけでなく、より幅広い映像表現を具現化できています。

どんな人と一緒に働きたいですか?

案件の幅が広いので、映像ディレクターの役割も多岐にわたり、様々な知識や行動力が求められます。一日中スタジオにこもって撮影することもあれば、一日中屋外でのロケもあり、撮影現場では、クライアント、演者、プロデューサー、フォトグラファーなど多くの人とコミュニケーションを取りますが、編集作業に入ると何時間もひとりで黙々とモニターに向かう……。案件の予算や規模感も多様なので、ディレクター自身が制作スタッフを兼ねることもありますし、自分が出す「OK」に作品の出来がかかっているような責任重大な場面もあります。作品を仕上げるまでの、すべての工程に真剣に向き合える人を歓迎したいです。

#最後に、あなたのGood Lifeを教えてください。

仕事上、動画の確認やネタ探しなどでスマホを触っている時間がすごく多いので、スマホを手放して、海で過ごす時間が最高のGood Lifeです。結局、写真を撮りたくなってすぐ触ってしまうのですが……(笑)。

#担当映像作品

第7回 BOVA 協賛企業賞受賞作品。
「ガムを噛んでるように見える動物がいる」という発見から生まれたアイデア。最後に日本チューインガム協会のロゴが出て初めて、ガムの広告だとわかる。もう一度再生したときには、もうそれはガムを噛んでいるようにしか見えないはずです。
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