bgrass株式会社の募集・採用・求人情報 - Wantedly
bgrass株式会社の新卒・中途・インターンの募集が7件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
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こんにちは!WAKE Career です。
WAKE Career を運営するbgrass株式会社のミッションは、「"なりたい”を解放する」。バイアスによって選択肢を狭めず、自分の「なりたい」を解放できる世界を目指しています。
そのミッションのもと、「仕組みとテクノロジーで、バイアスのない選択と評価を当たり前にする」をビジョンに掲げ、女性IT人材支援と構造へのアプローチの両軸で取り組んでいます。
今回は、そんなbgrassの事業推進の核となる、代表のだむはと、9月に2人目の正社員としてbgrassにジョイン予定の事業責任者の湯浅のインタビューをお届けします。
実現したい世界や会社の勢いなど、リアルな声を感じてもらえるとうれしいです。
だむは: bgrass株式会社で代表取締役CEO/CTOを務めています。韓国出身の日本育ちで、3歳から日本にいます。元々エンジニアとして7年ぐらい開発に従事してきて、個人で女性エンジニア向けサービスを開発したり、コミュニティを作ってエンパワーメントみたいなことをやってました。
会社を立ち上げた理由は、やっぱりマイノリティたちだけが頑張っても、社会構造とか企業自体も変えていかないと格差は埋まらないなっていう思いからです。まずは「WAKE Career 」でIT業界のジェンダーギャップというところからやってきました。
湯浅: 大学卒業後、販売職を経て独立し、通信代理店や人材紹介など複数事業を立ち上げました。その後、IT×人材ベンチャーでインサイドセールスとエンジニア採用チームの立ち上げを担当。獲得効率を大きく改善したことで社内表彰されました。
それから、就活メディアのスタートアップに創業半年のタイミングでジョイン。年商3億円規模の事業統括、新規事業、採用、マーケとかなり横断的にみていました。いわゆるゼネラリスト、というか何でも屋ですね。(笑)事業戦略と組織設計をセットで進めて、経営目標に直結するオペレーション体制を整えました。部門を横断してマネジメントしながら、事業の成長と組織の拡大を同時に進められたと思います。
2年前からはフリーランスとして、スタートアップを中心に複数社に参画。BizDevやCOOとして、採用から事業開発などを支援してきました。現在はbgrassの事業責任者としてジョインしています。
だむは: bgrass株式会社は「なりたいを解放する」というミッションのもとバイアスによって選択肢を狭めず、自分の「なりたい」を解放できる世界を実現するために、「仕組みとテクノロジーで、バイアスのない選択と評価を当たり前にする。」をビジョンに事業を推進しています。
当事者だけが頑張っても社会構造は変わりません。マイノリティだけが頑張っても、企業や社会構造自体も変えていかないと格差は埋まらないんです。
だからこそ、bgrassでは2つの軸で取り組んでいます。1つは当事者への支援事業「WAKE Career」や「WAKEフリーランス」での女性IT人材支援。もう1つは企業へ今後展開予定の採用プロセス改善事業「フェアパス(仮)」です。資本主義の中で、経済合理性に基づいて問題を解決していくには、当事者支援と社会構造の変革の両方に取り組む必要があると思っています。
湯浅: 僕は正直、ジェンダーギャップというテーマには最初あまりピンときていなかったんです。でも、学歴や国籍といった背景で、自分でも周りからも『ここまで』と制限をかけてしまう人がいるのを見て、それって女性がジェンダーの面で自分に制限をかけたり、外からかけられたりするのと同じ構造だなと気づいて。すごくもったいないと思いました。ありがたいことに僕はなぜか自己効力感が高く(笑)、あまり自分に制限をかけずにやってこれたんですが、だからこそ、そういう制限をなくす環境づくりに関わりたいと思っています。
だむは: そうなんです。今は女性というところに向き合ってるけど、様々な属性に対する格差をなくしたいという想いを持ってます。学歴や国籍や経歴から「ここはできない」とか、自分で自分に呪いをかけて挑戦をあきらめてしまう。もしくは、周りから制限をかけられることもありますよね。そういう不合理なバイアスで格差が生まれるのを解決したいんです。
だむは: おかげさまで着実に登録ユーザーも伸びていて、テックカンファレンスやハッカソン、勉強会など盛り上がるイベントを開催できるなど、女性の可能性を広げる支援ができているという大きな手応えがあります。フリーランス支援など、横展開も始まっています。
だむは: 元々「WAKE Career」 は海外のDEI テック市場でやっているプラットフォームを参考にしてたんですけど、日本だと「多様性・公平性・包括性」はオプション的な扱いになるため、本質的な課題にリンクさせられていませんでした。
だからこそ「WAKE Career」で採用支援から始めて、今1年半やって、やっとここからできそうというヒントは見つけています。それでもまだ、"フェアに評価できているか”は企業にとって「Nice to have」なゾーンから抜け出せてないと感じています。そこをどう「Must Have」にするかを、今すごく試行錯誤しながら進めています。
※ 「フェアパス(仮)」は、採用データから見えないバイアスやボトルネックを可視化し、選考精度と採用効率を高める提案をするbgrassの新規事業。選考プロセスに潜む無意識のバイアスによる優秀な人材の採用ロスを防ぎ、企業がよりフェアに人材を評価・採用できるよう支援する。
だむは: 将来的にフェアパスが浸透すれば、構造自体へのアプローチが進み「バイアスがない選択と評価が当たり前」に大きく近づくなという手応えがあります。一方で、結構もがいてて難しいなってやりながら思ってるんですけど、どうですか?
湯浅: そうですね、難しさも多少はあると思います。同じこと言ってても、見せ方1つで伝わり方も変わるじゃないですか。僕、採用を担当したことも、人事的な関わりをしたこともあるので、採用側の気持ちは理解できていて。
彼らが採用の成果としての数字を上げたいって時に、そこのプラスアルファの材料(バイアスの有無や公平さ)を扱いきれないっていうのが今だと思っています。採用側の目標やKPIと、僕たちの価値提供をどうリンクできるか。その設計がすごく重要だし、同時に一番難しいなっていうのはありますよね。
だむは:それでも、選考の歪みを仕組みとテクノロジーで正せるようになれば、企業はより良い人材を獲得できるし、見逃されていた人材は正当な評価を得て活躍の場を広げられる。格差も自然に縮まっていくはずです。
そこは見えているので、より事業としての精度を上げていきたいと考えています。
湯浅:入ってすぐは、メンバーとの対話を通じて組織の現状と売上向上のためにすべきことを模索しました。先日の合宿では新しいバリューである「"The 9 Roots”」を策定し、全メンバーと共有することで、組織としての判断や行動の軸が揃ってきたと感じます。
経験豊富なメンバーや人事の方が加わったことも大きく、組織として確実に前進し始めていますね。
だむは:湯浅さんとディスカッションを重ねて、人材ビジネスだけでなくその先のプロダクト展開を見据えた際に求めるカルチャーや人材像がクリアになりましたよね。そして今は「改めて採用を強化しよう!」というフェーズに入りました。
湯浅: 端的に言うと、「考えるな、感じろ」って感じですかね。目の前のことを与えられた期待値でやってくるんじゃなくて、それをどう突破できるかっていうのを一緒にディスカッションしたい。
正解がない中で動いていくので、僕らが伝えたことが別に正解ではなくて、別の道もあるかもしれない。でも多くの人は与えられたことが正解だと思って、それしかしない。そうじゃなくて、一緒に作っていく人、そのマインドがある人ですね。
だむは: 正解が未だにないんですよね、私も知らないこと多いから「これどう思う?」みたいな問いをすることもある。そこを一緒に作り上げて、もがくのを楽しめる人がいいですね。
あとは、誰もなし得なかった市場を作ると本気で信じて、走り続けられる人かなって思ってて。正解がない中で何回も事業が変わったりとかがあっても、その市場を本当に作りたいと思える人。アクティビスト的な理念だけを持っているのではなく、作りたい世界に対して資本主義の中でしっかり仕組みで作っていくっていう覚悟を持って進める人ですかね。
夢があるんだったらその夢に向かってロジック持ってちゃんと確実に達成させる!っていう、熱いパッションと冷静なロジック、2つが重要かなと思ってます。
湯浅:そして"The 9 Roots”を体現できる人!
だむは:ですね!
※ "The 9 Roots”…bgrassが大事にする9つのバリュー。全ての行動軸において、このバリューを体現できているか?をチームが意識して日々アクションする。
湯浅:まずはしっかり事業で生み出した利益から事業投資ができる状態をこの1年で作りたい。自分たちの足で立ってられる状態で、その中で投資家の方たちが支えてくれてるから、次のチャレンジができるっていう、そういった健全な状態を作りたいと考えています。
だむは: 夢だけの話をしてるのか、同時にちゃんと事業として成立させられてるのかっていうのは、世の中の見え方が全然違うと思うんです。そこには一番こだわりたいなっていう想いがありますね。
だむは: 本当に、こっからです!「今の市況感と、この市場が小さい事業でよく資金調達できたね」って結構言われます(笑)しっかり調達もできたから、次は売上もしっかり上げて、ビジネスとしても成り立たせていきたい。テクノロジーでフェアな世界を作っていく、前例がなくてすごく面白い領域で、いよいよここからのスタート地点にいます。
湯浅: そうですね。
僕自身ではWillを持ってないけれど、代表のWillに共感してそれを実現するためにどうCanを広げていくかに魅力を感じています。それに、WillとCanのギャップが少なければ少ないほど、面白くないじゃないですか。Willが想像できる範囲だと、あまりやろうという気が起きない。
その点において、今は「バイアスによる格差をなくし、公平な評価が当たり前の社会を作る」という壮大なWillに対して無限にCanが広がる状況。やりがいしかないっすね(笑)
湯浅: このフェーズを楽しめる人に来てほしいなと思ってます。ある程度のスキルがマッチしていれば、「一緒にこの市場で何か作っていけるか」っていうマインドセットの方が重要かな、と。達成できるかわからない中で、ゼロベースで考えて一緒にもがける人ですね。
だむは: 誰もなし得なかった市場を、本気で信じて走り続けられる人。そして熱いパッションと冷静なロジック、両方が必要なフェーズです。夢があるんだったらその夢に向かって確実に達成させる。そこに乗っかってくれる人と一緒に走りたいです。
bgrassでは現在、この挑戦的なフェーズを一緒に楽しめる仲間を募集しています。もし興味を持っていただけたら、まずはカジュアル面談からお話しましょう!