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世界3本の指に入るイケメンを1年やってみて

2024年12月15日に投稿された記事です。

「私は世界3本の指に入るイケメンです。」
そう名乗り始めてから、早くも1年が経ちました。

この挑戦(?)は、些細な飲み会での一言がきっかけです。会社の飲み会で「世界3本の指に入るイケメン」と冗談半分に自己紹介してみたところ、意外にも反応は盛り上がりました。それならと、次の日からもこの肩書きを使い続けてみることにしたのです。

※私のプロフィール写真を見れば、皆さまも賛否両論あることでしょう。(たくさんのご意見、ありがとうございます)
ちなみ3本の指の残りの2人は、元男性アイドルグループの◯下◯久、サッカー界のスーパースター ◯リスティアーノ◯ナウド選手です。

結果どうだったか?
冗談から始まったこの取り組みですが、次第に周りだけでなく、自分自身にも変化が現れました。

目次

  1. 「イケメン」である自覚が行動を変えた
  2. イケメンの「好循環」とは?
  3. 新規事業にも通じる「ポジティブな勘違い」

「イケメン」である自覚が行動を変えた

「世界3本の指に入るイケメン」を名乗るということは、つまり、その名に恥じない行動を求められるということ。
自然と発言や行動に責任を持つようになり、日常の中で「イケメンならどうするか?」と考えるようになりました。たとえば、こんな行動です:

  • エレベーターでは最後まで残って「開」ボタンを押す
  • バスでベビーカーを降ろそうとする女性を見かけたら手伝う
  • 観光地では写真を頼まれる前に「撮りましょうか?」と声をかける
  • コンビニのドアを、後ろに続く人のために開けておく
  • 気乗りしない仕事も爽やかに取り組んでみる
  • 電車で落とし物を見かけたら、拾ろうか迷う距離感でも進んで取りに行く
  • 「ネイル変えました?」とさりげなく気づく(髪型は簡単だからこそ、その先へ)
  • 愚痴は人に言わず、ChatGPTに聞いてもらう
  • 電車で隣の人が眠って肩に寄りかかってきても、そのまま寝かせてあげる

これらの行動を実践してみると、不思議なことに気づきました。良いことをすると、自分の周りも自然と良い雰囲気に包まれるということです。

イケメンの「好循環」とは?

「イケメンは幸せそう」と言われることがあります。それは見た目やモテるからだけではなく、むしろ心の余裕にあるのではないでしょうか。
余裕があるからこそ、人に優しくでき、周囲に良い空気を作り出す。するとさらに人が集まり、その結果、もっと「イケメンらしい」存在として認識される。これがイケメンの「好循環」なのだと思います。

この考え方は、英国でいう「ジェントルマン」にも通じるかもしれません。近代の紳士とは、単に貴族であるかどうかではなく、「自分は紳士でありたい」という誇りが生む好循環のことです。日本では「自称イケメン」という言葉に冷ややかな目が向けられることもありますが(笑)、実際は自己暗示ともいえるこの「ポジティブな勘違い」が、社会全体に良い影響を与えるのではないでしょうか。

新規事業にも通じる「ポジティブな勘違い」

この経験を、新規事業開発にも重ねてみました。

誰もやったことのない事業に挑むとき、「これでいいのだろうか?」という迷いや不安が必ず付きまといます。市場にニーズは本当にあるのか?自分の仮説は間違っていないのか?
多くの場合、否定的な意見が先行し、「やらない理由」を見つけるのは簡単です。

しかし、そこで必要なのは、根拠を超えたポジティブな勘違いだと思うのです。
「この事業は誰かにとって必要だ」と信じ、「自分がやらなければ世の中は良くならない」と思い込むことでのみ、前に進むことができます。イケメンを1年名乗った私が実感したのは、「自覚は人を作り上げる」という事実です。

イケメンであること、それは単に見た目や肩書きではなく、自分自身への責任と誇りを持つこと。イケメンの好循環に乗ることは、ビジネスにも人生にもポジティブな影響を与えてくれると信じています。

皆さんもぜひ、一度「世界3本の指に入るイケメン」になってみませんか?

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