自分を「内向的」と表現する彼女は、長期インターンから新卒入社を経て、営業責任者という立場を任されるまでになりました。
キラキラしているわけでもない。でも、「自分の向かいたい先が明確」で、「いまの自分を『自分がなりたいと思う姿』に近づけたい」という強い想いを持っている。
「ぶつかる」「自分でドライブする」というwakaruの文化の中で、彼女は自分の性格を活かしたスタイルを見つけ、結果を出し続けています。
「結果重視」と「人への思いやり」のどちらにも全力──その両立を実現するwakaruのカルチャー。暖かい環境だが、ぬるくない。心理的安全性があるが、言うべきことは言う。
「これまでの人生で一番感情的になれた」「大袈裟に聞こえるかもしれないけど、結構人生が刺激的になった」──彼女がそう語る理由は何なのか。
今回は、長期インターンから入社し営業責任者となった彼女に、wakaruを選んだ理由、働く中で見つけた自分、そしてwakaruのカルチャーについてインタビューしました。
当社にご興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
長期インターンから入社まで──wakaruとの出会い
──wakaruに長期インターンとして参加したきっかけを教えてください
SNSに関心があって、最初はSNSマーケターのポジションに応募したんです。
でも代表とのカジュアル面談で「セールスの方がマッチしていると思う」と言われて。自分自身、人と積極的に話すタイプではないので、正直「営業は向いていない」と思っていたんですが、なんとなく「面白いかも!」と思って始めてみました。
──代表との面談で、印象的だったことはありますか?
長期インターンの面談をいくつか受けていたんですが、代表が自分自身に興味を持って対等に会話してくれている感じが良いなと思いました。
他の会社だと、どこか「採用する側・される側」みたいな雰囲気があったんですが、wakaruはそれがなくて。人として向き合ってくれている感覚がありましたね。
──なぜ新卒でwakaruへの入社を決めたんですか?他の選択肢もあったと思いますが
ここで働いている自分を想像した時に、ワクワクしたからです。逆に、ここ以外で社会人になっている自分を想像したくなかったんです(笑)
あまりフィーリングで選択するタイプじゃないんですが、フィーリングで選択しちゃおうと思うくらい気持ちが動かされました。
これまでの人生で、wakaruでのインターンが一番感情的になれたんです。すごく楽しい。もちろん楽しいことばかりではないし、躓くことも全然あるんですが、そこも含めて全力になれている感じがして。
他の選択肢という点で言うと、wakaruは大手に比べて安定しているわけではないんですが、安定を取りに他の会社に行くより、「自分がこの会社を成長させてやる!」という気持ちでここに残る方が良い選択になりそうだなあという気がしたんです。
スピード感を持って色々なことに挑戦させてもらえるし、関わる人もみんな、ビジネスパートナーというより人として好きになれた。
環境だけじゃなくて商材も好き。どれだけライフワークバランスを重視する人でも、人生の中で働くことの比重は大きいですよね。働く環境が変われば人生も変わると思うし、実際自分がここで働き出してかなり価値観が変わった気がするので、企業と求職者のより良いマッチングを増やしたいと思っています。
営業責任者という立場──「色々な感情になるのが楽しい」
──現在、営業責任者として、どんな仕事をしていますか?
インサイドセールスの統括と、フィールドセールスのプレイヤーを兼任しています。あとは、セールス目標の立案、セールスチームのメンバー育成、一部、受注後のカスタマーサクセス等々行っています。
──やりがいを感じる瞬間は?
採用担当者の方から、「柴田さんにSNSについて相談してよかった!」と言ってもらった時ですね。
あとは、契約後に「営業担当の人が良かったからwakaruさんとなら一緒にやれると思った」と言ってもらった時。自分自身を通して会社を褒めてもらえると嬉しくなります。
それから、その「企業らしさ」が出たデザインや企画内容のアカウントがオープンした時。担当者が「SNSを始めてよかった!」と言っている姿を見るのも嬉しいし、私自身も心から「良いなあ」と思うアカウントを作ることができて嬉しいです。
「自分を見つけていく感覚」──内向的でも、闘志はある
──ご自身を「内向的」と表現されていましたが、営業という仕事とのギャップはありませんでしたか?
最初はありました!!(笑)
人とコミュニケーションを取り続けることの難しさを感じた時もありました。ただ、内向的な分、人の気持ちを考えたり、慎重に丁寧なコミュニケーションを取ったりすることはできるので、自分の性格を活かしたコミュニケーションスタイルやセールススタイルが見つかってからは、そこまで感じなくなりましたね。
──wakaruにいる一番の喜びや楽しさはなんですか?
一番の喜び…難しいんですが、全員が同じ方向を向いて走っていることを感じると「良いチームだなぁ」と思うし、その中に自分も加わって相互に良い影響を出せていると感じた時に、楽しいなあと思います。
──wakaruのメンバーは「ギラついてないけど、みんな闘志がある」とおっしゃっていましたが、それはどういう意味ですか?
一般的にSNS運用と聞いた時にイメージする会社に比べると、華やかではないと思うんです。一般的にベンチャー企業と聞いた時にイメージする会社に比べると、オラオラ元気なザ体育会系でもない気がします。飲み会もそんなにないし(笑)
ただ、みんな自分の向かいたい先が明確だったり、いまの自分を「自分がなりたいと思う姿」に近づけたいと思ったりしています。
常にバチバチしているわけじゃないんですが、良い意味で「健全な競争心」を持っているメンバーが多いです。誰よりも早く成長したいとか、成果を出したいとかの気持ち。ただ、その気持ちを持った上で、周りが良い成果を出せた時には本気で喜んでいる人が多いんです。
──内向的な自分が、営業責任者として結果を出せている理由は何だと思いますか?
内向的な自分をあまり好きではないんですが(笑)、自分的には内向的な分、相手の気持ちを汲み取ったり、落ち着いたコミュニケーションを取ったりすることができている気がします。
自分自身、一般的なゴリゴリした営業マンではないかもしれませんが、wakaruの特徴的にも、ゴリゴリ売りにいくというより先方の課題解決のためにwakaruとしてできることを提案する感じなので、自分のコミュニケーションスタイルがマッチする時もあるような気がしています。
あとは、自分がコツコツ積み上げたいタイプ+負けず嫌いなので、そこも良いかもしれないです。
──wakaruに入る前と今で、自分がどう変わったと感じますか?
以前よりも自分のことを好きになりました。感情的になった。いい意味で頑固になった。
昔からなぜか自分の選択に自信を持てないことが多くて、そのせいで物事に夢中になることがあまりなかったんです。
でも、「自分でドライブする」という思想やスピード感のある環境により、自分自身で選択する機会が多くて。「自分で選択したことを正解にしないといけない!」という気持ちが芽生えてきたんです。
そのおかげで、極端に周りの目を気にして自分の考えを変えないといけないと思ったり、人と話すの嫌だなあと思ったりすることが減りました。そんな自分をちょっと良いなと思えるようになってきました。
何かに熱くなったことがそんなになかったんですが、wakaruに入ってから、自分だけでなく誰かの成果を嬉しいと思ったり、悲しいと思ったりすることが多くなりました。
大袈裟に聞こえるかもしれないけど、人生が刺激的になりましたね!
wakaruの文化──「ぶつかる」「自分でドライブする」
──wakaruには「ぶつかる」「自分でドライブする」という文化があるそうですね。具体的にどういうことですか?
「ぶつかる」は、「目的や成果、メンバーに対して違和感のある行動を取っている場合に、ちゃんと対話する」感じです。自分や相手どちらが正しいかとかじゃなくて、違和感がある時にちゃんとそれを相手に伝えることが大事だと思っています。発信者も受信者も、ヒト思考ではなくコト思考でいる。
「自分でドライブする」は、「傍観者や参加者になるのではなく、全員が自分自身が目的に向かって物事を進める意識で動く」感じ。インターン生も社員も役員も関係ないです。
どちらも、成果を出すためにも、チームとして一体感を持つためにも大事だと思います。
──「ぶつかる」ことで、苦しかった経験はありますか?それをどう乗り越えましたか?
あまり積極的に人に対して自分の意見を言えるタイプではないし、言ってこなかったので、相手に対して違和感を持った時にそれを伝えること自体に抵抗感があり、苦しかったです。
自分が受信者になった時も、最初はつい自分自身を否定されているように感じてしまったタイミングがありました。
でも、「目的思考を強める」「自分自身が誰よりも妥協しない」を意識することで乗り越えられた気がします。
目的思考を強めると、成果を出すために違和感をそのまま放置しておくことはできないんです。自分自身が誰よりも妥協しないようにしていれば、言葉だけじゃなく自分の行動で説得力を増すことができる。
もちろん、完璧じゃないです。でも、完璧じゃない状態で指摘されて怒るような人はいないし、仮に研修期間中の人が指摘したとしても、目的に沿ったものであれば全然受け入れると思います。ただ、自分の中でその気持ちを強めることで、自分的に言いやすくなるし、自分のパフォーマンスも上がるんです。
──「自分でドライブする」とは、具体的にどういう働き方ですか?
インターンの時から、代表が決めた意向に従うというより、自分で考えて意見を出したり、自分で意思決定したりする機会は多かったです。
「自分でドライブする」=「自分が責任を持つ」だと思っていて、一見怖いと思うかもしれませんが、それだけ自分に裁量権がある状態って楽しいし、結果に対して全力になれて良いと思います。
──wakaruで働いていて、「ここが他の会社と違う」と感じる部分は何ですか?
「結果重視」と「人への思いやり」のどちらにも全力なことですね。
組織として結果を重視しすぎて人に対して嫌な行動を取ることは許容しないし、人への思いやりを重視しすぎて言うべきことを言わないということも許容しない。
どちらに対しても全力の人が多いので、暖かい環境ではあるけどぬるいわけではないんです。
──代表や他のメンバーとの関係性は、どんな感じですか?
代表も他のメンバーも好きです。自分の思ったことを変に気にせず伝えることができる。心理的安全性が確保されていると思います。
自分がこのインターンを続けようと思ったり、入社しようと思ったりしたのは、代表やメンバーのことを人として好きになれたからだと思います。
代表に関しては、仕事面ももちろんですが、人への向き合い方だったり向上心の強さだったり、尊敬できる部分が多いです。悩むことも多いんですが、「この人にだったら悩みを話してみよう」とか、「自分がどうしていいか分からない時に一旦代表が言うことを信じてみよう」とか思えたりします。
私自身が良い方向に行くために一緒に考えてくれたり、優しい言葉以外もかけてくれたりするし、この人と大学生のあのタイミングで出会えて良かったなと思います。
他のメンバーもみんな良い人ですが、何よりも向上心が強い人が多いです。みんな自分の向かいたい先が明確だったり、いまの自分を「自分がなりたいと思う姿」に近づけたいと思ったりしています。
常にバチバチしているわけじゃないんですが、良い意味で「健全な競争心」を持っているメンバーが多い。競争心を持った上で、周りが良い成果を出せた時には本気で喜べる人が多いし、喜べたり互いに応援できたりする関係性で、良いなあと思います。
年上年下問わず、みんなのことを尊敬しています。
どんな人と一緒に働きたいか──求める人物像
──どんな人と一緒に働きたいですか?
率直にいうと「満足せず貪欲に変化したいと思っている人」です。いまの自分から「自分がなりたいと思う姿」にどんどん近づいていきたいと思っている人です。
──逆に、こういう人は合わないかも…というタイプは?
なんとなく安定して働きたい人には、あまり合わないかもしれないです。
──検討中の方にメッセージをお願いします
少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアル面談でお会いしましょう〜〜!