こんにちは!AMI株式会社で広報を担当している前田です。
私たちAMI株式会社(以下、AMI)は、"急激な医療革新の実現"をミッションに掲げ、超聴診器(心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器)の研究開発や、遠隔医療サービスの社会実装を目指す研究開発型スタートアップです。
今回のストーリーでは、4月より入社した髙群さんの新入社員研修の様子を紹介したいと思います。
新入社員を迎える準備
新入社員を迎えるにあたり、PCやヘッドセットなどの必要物品を調達したり、オリエンテーションのスケジュール調整にまずは取り組みます。今回は、総務の宮原さんが担当してくれました。
PC(Windows/Mac)・骨伝導ヘッドセット・マウス・筆記用具を準備しました。
AMIでは、社内コミュニケーションツールとしてSlackやZoomなど活用しているため、快適にWeb会議に参加可能な環境整備をしています。
(東京、京都、神戸、熊本、鹿児島など、各々の拠点で働く社員がコミュニケーションを簡単に取れる工夫をしています)
また、PCのスペックや外付けディスプレイなど、社員が快適に働ける環境を整えることを大事にしており、社員の要望に合わせて業務に必要な物品を支給しています。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは宮原さんが調整してくれた入社オリエンテーションのスケジュールに沿って、現場の様子を紹介していきたいと思います。
入社オリエンテーションの様子
スケジュール
会社紹介
今回は入社オリエンテーションの一貫として、AMIの事業内容や将来目指していること、それを実現するための研究開発の進め方や、日々働く上で気を付ける社内ルールなどの情報を共有しました。
多拠点かつリモートで働いているメンバーも多いので、コミュニケーションを円滑に進めるための工夫は重要です。社内ルールには、メンバーの業務効率を向上するための施策も盛り込まれているのです!
研究開発の歴史 ~AMIのものづくりを巡る旅~
会社紹介後は、別室にある過去の超聴診器プロトタイプを紹介しました。研究開発型ベンチャーならではの興味深い話が盛りだくさんです!
代表取締役CEOの小川が一番最初に作成した試作機(100円ショップで買った何かで作ったプロトタイプ)から最新のモックアップまでを実際に手に取ってみると、超聴診器の開発過程が手に取るように感じることができると思います。「これらの試作機を、いつか博物館に置いてあるような透明の箱に入れて"超聴診器の歴史"として展示したいですね」と髙群さんも言っていました。
私もそう思います!いつかは、AMIもショールームで超聴診器の歴史を展示出来るように成長していきたいですね♪
超聴診器を構成する試作部品を観察する髙群さん。
超聴診器を使って心音・心電の取得を体験
髙群さんの入社と時を同じくして、AMIにSA(Strategic Advisor)として就任した大室先生も鹿児島本社にいらっしゃいました!突然の出来事ではありましたが、大室先生が髙群さんの心音を取得することになり、髙群さんの心拍数も上がりっぱなしだったと思います。
髙群さんには、実際に臨床現場で使用しているアプリから、実装途中の最新アプリまでを体験してもらいました。新入社員研修では、超聴診器※を直に触ってもらい、心音心電データを取得した後、可視化した解析画像までを見ていただきます。
(※医薬品医療機器等未承認のため、販売、授与できません)
自分の心音を聞くこともあまりないですが、心音を可視化した画像を見る機会は、そうそうないと思います。私も初めて心音を録ってもらった時のことを思い出しました。可視化画像をみるのもなぜだか緊張した覚えがあります。(病院で診察をうけている感じ)
あ、私の話はどうでもいいので、、、次に行きましょう!
髙群さんプチインタビュー
研修初日の朝、高群さんは素敵な笑顔で颯爽と登場しました。マンガの世界かよ!と思うくらい、鹿児島オフィス全体によく通る声で挨拶をされていました。
プチインタビューということでお話を聞くと、高群さんは看護師学校の先生もされていたとか!コミュニケーション力が高いのもうなづけます。もちろん、医療に関する知識も豊富で、何より髙群さんはAMIのトップファンらしいのです。そんな髙群さんに迫ってみたいと思います!
AMIのFacebookにトップファン表記がされている髙群さん、熱烈ファンがAMIにジョインする経緯聞かせてください
代表の小川さんとは、以前勤務していた病院が同じで面識がありました。その当時、私は ICUで勤務しており、重症患者の看護業務にあたっていました。
ICUには独特のピリついた雰囲気がありましたが、循環器内科医である小川さんの指示は的確で、時にみせるユーモアはICUの雰囲気を和やかにするだけでなく、働く上での心理的安全性を高めてくれる存在でした。
(共にドクターカーに乗っていた時期もありました)
その後、私は教職に転職しましたが、小川さんとはSNS上で繋がっており、わさもん(熊本の方言:新しものが好き)の私は、最初の超聴診器プロトタイプの開発が始まって以来、AMIの取り組みを注視し、そこから生み出されるソリューションを考える日々を送っておりました。
(AMIが創業して以来、動向を注視していました)
超聴診器のことばかり考えていたせいか、2020年のある晩、突然夢の中に小川さんが出てきました(笑)
夢の中で小川さんは、未来の病院の形について力説されており、「人々の健康を支えるために、よりマクロな視点からのアプローチが必要だよ。」と言っておられました。(という夢なんですが、夢なので内容がよくわからないかもしれません 笑)
翌日、私は気が付いたら小川さんにDMを送っていました。その後、実際にお会いして、小川さんからAMIで成し遂げたいことや将来のビジョンを聞いたところで、想いが確信へと変わり、今日に至ります。(恋愛みたいです 笑)
教員へ転職した理由は、多くの人の健康増進を実現するために学生の看護実践能力を向上させる、というものでした。最終的に人の命を救いたい、という目的は小川さんと私で変わりはなく、だからこそ共感もしていたのだと思います。
鹿児島での研修2日間を終えた感想を教えてください
常時心拍数は80-100回/分でした。
というと?
つまり外界刺激が交感神経を過剰刺激させており、それぐらい刺激的な2日間でした。
ありがとうございます!(なるほど~理解が難しい)
丁寧にオリエンテーションで説明をしていただいた皆さんには感謝感激で本当にありがとうございました。
とても気さくな方が多く、来鹿したばかりの私自身が居心地の良さを感じる程、素晴らしいチームが形成されているのだと実感しました。
今までの業種とは異なるフィールドですが、より良い未来のためにベストを尽くしたいです。
髙群さん2日間ありがとうございました。
これから事業戦略チームでの活躍を楽しみにしています!