こんにちは。すららネットで中途採用を担当している北村です。マーケティンググループ 学校部門サブマネージャーの持留(もちとめ)さんに、今のお仕事や仕事のやりがいについて聞いてみました。
「自信をつける」ことのお手伝いをしたい
僕は子どものころ、アメリカの小学校に通っていました。小学校1年から4年という低学年の頃でしたが、そこで気づいたことは「自信があればなんでもできる」ということです。アメリカでの一つ一つの積み重ねの経験が自信を生み、その自信があればどんなことも乗り切れる、ということを気づく機会を得ました。自信の根拠には、勉強以外のことと、勉強に関わることと、それぞれあります。与えられた環境によって自信を与えてもらう場合もあります。いろいろなきっかけがある中で「勉強に自信が持てる」ということは、とても大事なことだな、と気づきました。そして、自分の経験から、子どもたちが「自信をつける」ことのお手伝いをしたいな、と思うようになりました。
「すらら」への入社のきっかけ
すららネットは、新卒で入った研修会社につづく、二社目の仕事となります。研修会社の仕事でも、社員のやる気や自信のことが気になっていました。研修に参加している新入社員の中にも自信のある人とそうでない人がいます。それはなんでかな、と考えたとき、「経験の幅」の差なのではないかと考えるようになりました。勉強であれ、勉強以外のことであれ、たくさんの経験を幅広く積むことによって自信をつけることができるのではないかな、と気づいたのです。そして、自分自身が30歳を迎え、新しいチャレンジをしようと思ったときに、改めて子どもたちが「自信をつける」ことにもっと直接関われる仕事をしたいと思い、すららネットに入社しました。
今の仕事は「学校のプロデュース」
今は、西日本の学校を中心にソリューション営業に取り組んでいます。この仕事は「学校のプロデュース」だと受け止めています。「すらら」導入を検討くださる学校が、どういう学校になりたいのか、それをつきつめて先生たちと一緒に考え、議論を尽くし、そして一緒に新しい企画を立てて実行していく。ただ「売ればいい」ということとは全然違います。これまでの経験で、存続を危ぶまれている人口減少地域の私立学校が、「すらら」との出合いによって地域一番の注目校になる、という場面を何度も見てきました。ICTの「あ」の字もなかった普通の学校が、「すらら入試」(「すらら」でのeラーニング受講を評価の中心とする新しい入試制度)の導入によって受験者数が目に見えてどんどん増えていくんです。これまでICTがなかったら学習のきっかけを失っていたかもしれない子どもたちがチャレンジして、どんどん変わっていくんです。これは大きなやりがいです。
地域の学校を全国のハブにする
そして、今取り組んでいることは、一緒にやってきた先生たちに東京に来てもらい、全国の先進校としてセミナーに登壇いただいたり、他地域から授業見学に来てもらったりして、全国のお手本として活躍いただくことです。地域の先生の取り組みが「全国のお手本」となり、全国の先生方との交流を通じて広がっていく、そのことが、別の地域の学校の活性化につながり、また地域一番の注目校になる。このように先生方の取り組みをつなげて、有機的な化学変化を起こしていく。これはまさにプロデューサーの仕事です。もともと、芸能界のプロデューサーになろうと本気で思っていた僕にぴったりな仕事だと思っています。これからも、プロデューサーとしていろいろな仕掛けに取り組んでいきます。