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前回は、KiteRaのこれからについてCEOの植松さんにお話いただきました。
今回は、KiteRaの重要なカルチャーの一つであるミッション・バリューのお話です。
ぜひご覧ください!
ーKiteRaのミッションは「安心して働ける世界をつくる」。このミッションを実現するためには、これからのKiteRaには何が必要だとお考えですか?
そもそも、このミッションは私が前職で会社のルールなどを整えていく(社内規程類の整備)中で、ルールが整っていない中で働く社員の心理的不安を実感したことから考えついたものなんです。
例えば、評価制度一つ取っても、制度が整っていないことによって、将来設計や自分の家族の生活にまで不安になる要因の一つになったりしますよね。
就業規則すらない会社だと、どういった働き方が正しいのかわからない状態だったり・・・そんな大事な社内規程を適当に作るわけにはいかない。
社員だけでなく、社員の家族まで安心して生活できるような世界をつくっていきたい。そんな想いがこのミッションに込められています。
このミッション達成のために、働く人も経営者も社内規程の持つ意味をもう少し深く、重要なものとして理解していただく必要があると思っています。
社内規程は、働き方やルールを唯一定めているものです。そこに会社のカルチャーや考え方が見えないといけないものだしそうあるべきだと思っています。
そのことを伝えていくためには、まずKiteRa自身が安心して働ける会社でなければいけないと考えています。
貴重な人生の一部を会社で過ごしてもらっているので、輝いている時間・成長できる時間にして欲しいと思っています。
「安心して働ける」という言葉は「安定して働ける」とは違うんです。成長過程の中で安定はしていませんが、安心して働ける会社にしていきたい。
KiteRaにいることで、いきいきしている・成長している・オフィスにいきたくなるそんな安心して働ける会社にしたいと思っています。
ー ミッションと同様にKiteRaの価値観として重要だとされているのが3つのバリュー。昨年の5月にリニューアルしたこのバリューに込められた想いを教えてください。
バリューを検討するときにはCxOが頭を突き合わせて何日も検討を重ねてつくったものなので、思い入れは強いですね。
「Wow - 本質を掴み期待を超える -」
英語で驚きを表現する単語です。お客さんに満足してもらうことは重要ですし、要望や望むことに答えることはとても大事です。ただ、それだけで十分かと言われればそうではないと思います。
世の中にない新しい価値・感動を与えられることが我々の存在意義だと常々感じています。
感謝される以上に、常に驚きを生んでいくくらいのマインドセットで日々の仕事に取り組んでもらいたいという想いからこのバリューを作成しました。
今後も世の中にインパクトを与え続けていくことを目指していきたいですね。
「KiteRaALL - 顧客のために全員が団結する -」
KiteRaでは、The Model組織を作っているので、チーム数は多くなっています。
その一方で、チーム間を跨ぐ情報共有が多い状況もあるにも関わらず、チーム数の多さから部分最適になりがちなんですよね。
それはお客様のためにならないと思っています。KiteRa全体で全体最適を目指すことが、お客様の真の成功に繋がると考えています。
「Ownership - 自ら考え行動する -」
KiteRaはまだまだこれから組織をつくっていく段階にいます。
正直なところ、必要なものやリソースなど足りないものが多い状況です。ただ、足りないからといってそれをできない理由にすると確実に成長は止まります。
自ら考えて行動に移してそこから学ぶことが大事だと思います。社員には前例がない、マニュアルややり方に縛られない働き方をして欲しいという想いが込められています。
ー社員に大事にしてもらいたいマインドが詰まったバリューですね。この3つのバリューを体現していくことで、お客様・メンバーにどんな良い影響があると思いますか?
大前提として、バリューはカルチャーづくりに影響しています。そのカルチャーが、ひいてはプロダクトやサービスに現れていくと私は考えています。
バリューを体現していけばいくほど、バリューを具現化したプロダクトになっていきます。バリューの浸透具合によってプロダクトの方向性も変わってくると思うんですよね。
そんなバリューを投影したプロダクトになっていけば、より愛されるプロダクトができていくと信じています。
ー 今のKiteRaに必要な人材はどんな人だと思いますか?
これまでもそうですが、第一にカルチャーフィット(ミッション・バリューに共感してくれる人)する人を採用しています。
今後は、それにプラスして今欠けているピースとなる方が必要だと思いますね。
より事業を成長させようとし、その成長過程を楽しんでもらえる人、そして、自己成長をしたいと思っている人。そんな人にご入社いただきたいです。
スタートアップという変化が激しい環境の中で、自分自身のキャリアパスやビジネスパーソンとしての経験値をあげたいと思ってチャレンジしてくれる人がマッチしていると考えています。
今までは、運が良かったんです。不謹慎ですが、コロナの影響で対面での営業活動ができなかった中で全国のお客様に営業できるようになり、たまたま、働き方改革や同一労働同一賃金などが社会的に問題になった。これからは運が良かっただけでは得られない成長の果実をもぎ取っていくフェーズにチャレンジしていける人が必要になってくると思っています。
ー最後に、この記事を見てくれている求職者に一言お願いします!
我々がやっているSaaSは黒子系SaaSだと思っています。黒子系SaaSだからこそ世の中を支えている感じや仕組みづくりの土台を作っている実感を感じられると思います。
社会的に意義のあることだと思っていますし、メンバー全員がそこにプライドを持ってやっているので、そういった環境で自分の成長をしていきたい方は、ぜひ会社に遊びにきてください!