「心動かすブランドが生まれる生態系を作る」をミッションに掲げ、ファッションやビューティーなどの領域で多様なD2Cブランドを展開する3rd株式会社。現場への大きな裁量とデータドリブンな戦略運用により、業界平均を大きく上回る「社員一人あたり売上高1.2億円」という高い生産性を実現しています。
クリエイティブの表現力と事業成果の両立を大切にする同社において、自らの手でブランドを動かす手触り感とはどのようなものか。今回は、大手アパレルでの多角的な実績を経て、現在はレディースECアパレル「ESICA」(https://esica.online/
https://www.instagram.com/esica.official/)のクリエイティブディレクター(CD)兼MDとして事業を牽引する守屋さんにお話を伺いました。
守屋初音(クリエイティブディレクター / MD)
大学時代から美容やファッションを専攻。卒業後は大手セレクトショップに入社し、MDや事業リーダーとしてシーズンMD計画や販売計画、店舗・ECの数値分析などブランド運営全般に従事。さらにミセス向けブランドのMDとして3チャネル横断の商品戦略を推進。2025年に株式会社3rdへ入社し、現在はレディースECアパレル「ESICA」のクリエイティブディレクター兼MDとして活躍中。趣味は旅行で、休日はタイなどのリゾート地で過ごすのが好き。
目の前の仕事に誠実に向き合い続けた日々。「ワクワク」を求めて選んだ次なるステージ
お客様のライフスタイルに向き合い抜いたアパレルキャリアの始まり
──これまでのご経歴と、前職で担当されていた業務について教えてください。
幼少期にお化粧やおしゃれを楽しんでいた母の姿を見て育ち、日常的にファッションや美容に興味を持っていました。大学時代もその領域の勉強に取り組んでおり、卒業後はアパレル業界のセレクトショップで販売スタッフとしてキャリアをスタートしました。
店頭では、お客さまのライフスタイルや手持のワードローブを想像しながら接客に向き合ってきました。次に何が必要か、どんなアイテムを合わせるとより魅力的になるかを考え、提案することを徹底していたんです。
周囲と比べず愚直に成果を重ねて掴み取ったステップアップ
──その後、MDや事業リーダーとしても幅広く活躍されたのですね。
周りと自分を比べず、目の前の課題に一歩一歩誠実に向き合う姿勢を評価していただいた結果だと受け止めています。
周囲と比較することなく、「どうすればお客さまに喜んでいただけるか」という点だけに集中して行動してきました。その愚直な姿勢を上層部が見てくださり、信頼して役割を引き上げていただいたのだと感じています。
前職ではシーズンMD計画や販売計画の立案、発注管理、消化シミュレーションのほか、店舗とEC双方の数値分析などブランド運営全般を担当しました。直近ではミセス向けブランドのレディースMDとして、EC、カタログ、店舗という3つのチャネルを横断した商品戦略やVMD、企画まで一貫して手掛けていました。
現状維持を捨て、自分とブランドの未来のために踏み出した決断
──前職で様々な経験をされた中で、転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか。
自分としての役割をやりきり、「ここでこれ以上続けて、自分自身が新たなワクワクを感じられるだろうか」と自問したことがきっかけです。
一通り、店舗・EC・カタログを横断したブランド運営に携わってきたからこそ、同じ体制のまま留まるよりも、ブランドにとっても自分にとっても新しい風を入れるべきフェーズだと感じました。常に情熱を持って仕事に向き合いたいからこそ、自分の役割をやりきったタイミングで次の挑戦へ進む決断をした形です。
迷いなき意思決定の速さと、面接で感じた圧倒的な熱量
圧倒的な意思決定の速さ。現場を本気で信頼する熱量への共感
──数ある企業の中で、3rdを選ばれた理由を教えてください。
ビジネスモデルの将来性にも魅力を感じていましたが、何よりの決め手は、面接で出会った全員が持つ高い熱量と、会社全体の圧倒的な意思決定の速さです。
特に、履歴書送付から採用までが非常に速かったのも印象的でしたね。タイミングや運もあったと思いますが、「それだけ意思決定が早く、一挙手一投足の判断が一社員に委ねられている会社なのだろう」と感じました。その言葉通り、面接の場であるも代表たちから「好きな事とやって構わないよ」と背中を押していただけて(笑)。形式的ではなく本気で現場を信頼し、一社員に大きな裁量を委ねてくれるこの環境なら、自分の力を思いきり発揮できると思えたんです。
失敗すらデータに変えるカルチャー
──入社後に感じた、一番のギャップは何でしたか。
良い施策がすぐ動き出すスピード感です。入社後に驚いたのですが、あるブランドで台湾ポップアップを開催した際、現場だけで自律的に企画や準備をすべて進めていて、社長に話が伝わったのは開催の1週間前だったんです(笑)。通例を重んじる企業であれば起案→プレゼン→社内決済までそれなりに時間がかかることです。大問題になりかねない事ではありますが、社長は怒るどころか後から知って面白がっている。プロジェクトを温めすぎて「旬」を逃すようであれば、すぐやったほうがいい。という強い思想が会社の成長に繋がっているのだと感じました。
またフットワーク軽く、「パリで撮影します」と現地へ飛ぶチームもあります。事前調整や根回しに時間をかけて大失敗するより、すぐやって明日成功させる。失敗したとしても傷が浅いうちに検証して次に活かせばいいという考え方が浸透しており、自分の手で事業を動かしている強い手触り感があります。
「心を揺さぶる感性」を研ぎ澄まし、一人のCDとしてブランドの顔を創る
バイイングから撮影ディレクションまで一気通貫で手掛ける現場のリアル
──現在担当されている業務内容について教えてください。
現在はレディースECアパレル「ESICA」のCDチーフとして、ブランドの見た目の部分を一括して手掛けています。
具体的には、商品の選定やオリジナルの作成、バイイング、モデルやカメラマンの選定、スタイリングの組み立て、撮影ディレクション、ECサイト掲載画像のセレクトやInstagram運用などです。ブランドの見た目というビジュアル全般をプロデュースしています。
世界観をつくる先にある。心を動かす熱量と感性のプロデュース
──一般的なアパレルのCDと、3rdのCDにはどのような違いがありますか。
役割の範囲の広さと、売上責任を持って「お客様の心を動かすもの」を創る点です。
一般的なCDはビジュアルづくりに特化することが多いですが、3rdではバイイングからスタイリング、掲載画像選定まで幅広く横断します。また、募集要件に「MD経験」とあるように、単に綺麗なビジュアルを作るだけでなく、売上責任を持って数値を見る視点も求められます。自分のこだわりだけで完結させるのではなく、自らの感性をベースにお客さまの心を動かし、「欲しい!」と感情を揺さぶるビジュアルを創り出す。それが3rdのCDに求められる姿なのだと感じています。
画面の向こうにいるお客様の日常をリアルに想像しきる
──前職までの経験が生きていると感じる瞬間はありますか。
販売員時代に培った「客観的なお客様目線」ですね。店頭では、たくさん買われるお客様も1点だけのお客様も関係なく、受ける体験に差があってはいけないと思って接客してきました。その人によって価値感は違うからこそ、自分本位で判断せずお客様の好みを察する力が身についたと感じています。
その感覚があるからこそ、画面の向こうのお客様が日常のどんなシーンで服を着て楽しむかをリアルに想像できているのかなと感じています。また3rdでは、各種数値や経常利益を管理するブランドマネージャー(BM)が一緒に走ってくれるため、お互いの強みを活かして最高のアウトプットを目指せる環境です。
自由と自己責任が背中合わせのヒリヒリ感が生み出す仕事の面白さ
──前職との比較で、やりがいに何か違いはありますか?また、3rdだからこそ感じる面白さがあれば教えてください。
アパレルという仕事の本質は、どこにいても「感性でお客さまの心を震わせること」であり、その意味で大きな差はないと思っています。
その上で3rdだからこそ感じる魅力は、一言で言うと「自由と責任」です。現場に大きな裁量がある分、自分の決断がすべて自己責任として数字にはっきり表れます。逃げ場のないヒリヒリ感はありますが、だからこそ本気で数字に向き合える面白さがあります。
また、思い立った施策を稟議で寝かせずすぐ実行に移せるスピード感も魅力ですね。社内には変化を恐れる守りの人がおらず、全員が全力で挑んでいる。圧倒的な数のトライ&エラーを重ねられる環境が、自分自身の確かな成長に直結していると実感しています。
「自由と責任」のもと、失敗を恐れず試行錯誤を楽しめる仲間とともに
着実な一歩の先にある、自分らしい歩みを積み重ねていく
──今後、3rdでどのようなキャリアを描き、どう成長していきたいですか。
実は私、「5年後や10年後にこうなりたい」とキャリアプランを逆算して計画を立てるのが、昔から本当に苦手で(笑)。あえて将来の計画は立てないようにしているんです。だって、5年後や10年後なんて世の中が変わりすぎるくらい変わっているから、今ガチガチに計画を立てること自体がやや無駄だなと思っていて。それに、高すぎる理想を持ちすぎると「今の自分にできていないこと」ばかりが目について苦しくなってしまいますよね。だからこそ、目の前の課題やお客様に対して一歩一歩誠実に向き合い、目の前の階段を確実に登ることだけを大切にしています。振り返ったときに「気づいたらここに立っていた」と思えるような、自分らしい歩みをこれからも重ねていきたいですね。
純粋な好奇心を原動力に。爆速の成長をする覚悟のある方へ
──最後に、今後どのような方と一緒に働きたいか、読者へメッセージをお願いします。
自分の「好き」や感性を大切にしながらも、それをビジネスとして成立させる視点を持っている方とお会いしたいです。ファッションにおいて感性は不可欠ですが、感覚だけに頼っていてはブランドを成長させられません。一方で、数字だけを追うのではなく「本当にお客さまへ良いものを届けたい」という想いも同じくらい大切です。その両方を持ち、互いを尊重しながら議論できる仲間が増えたら嬉しいですね。
インタビューにあたって過去の仕事の細かいエピソードを色々忘れちゃっていたのですが、それくらい3rdでの毎日が濃密すぎるということなんだと思います(笑)。3rdには、失敗を恐れず60〜70%の確度でまず挑戦してみる「爆速のPDCA」を楽しめる文化があります。純粋な好奇心を原動力に、自ら打席に立って濃密な今を駆け抜けたいという強い思いを持った方のご応募を、心よりお待ちしています。
===================
★こちらもあわせてご覧ください★