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フリーランスから会社員へ。兄貴肌のディレクター・藤田が、チームで働いてみて気づいたこと。

こんにちは!アイデアプラス採用担当です。

今回登場するのは、会社員→フリーランス→会社員と、働き方を柔軟に変化させてきたディレクターの藤田。1人で働いた経験があるからこそ、アイデアプラスでたくさんの仲間とともに過ごす中で、人を育て、組織を強くする仕事の面白さに目覚めたと言います。

生粋のクリエイター気質のようで、いつも周囲には笑顔が耐えない藤田の、これまでとこれからに迫ります!

満足したら、次。常に挑戦を続けたくて選んだ、独立の道。

プライベートで奥様と訪れたバンクシー展での一コマ。休日にはこういった展覧会等に足を運ぶこともあるとのこと。

今日はよろしくお願いします!まずは、恒例の自己紹介から。

入社4年目の藤田です。沖縄県出身の29歳。新卒で映像制作の仕事を始め、一度独立したあと、2019年4月にアイデアプラスに入社しました。今は名古屋サテライトオフィスの事業所長をやってます。

元々は美大出身なんですよね?大学のときから映像制作を専攻していたんですか?

いや、当時の専攻は油絵でした。絵を描くのが好きだったので油画コースに入ったんですが、当時は人の「手」に凝っていて。野球のチェンジアップを投げる時の手の形に興味を持って、デッサンしたり造形物を作ったりしていました。特撮やアニメも好きで、映像系の授業もとっていたんです。そのうち将来は映像クリエイターになりたいという気持ちが強くなり、就活のときも映像制作会社に絞って受けました。

結果、新卒で映像業界に入られたんですよね。2年ほどで全体を仕切るポジションで活躍されていたとか。

そんなにすごいものじゃないですけど…入社半年目くらいから自分で企画を出して、採用されたものは、ロケ地探しから機材選定、演出もディレクションも全部1人でやっていました。

最初はカメラマンから入って、先輩の指示通りに撮っていくんですが、慣れてくると、もっと良い画を撮りたい、見る人を驚かせたいという気持ちが強くなってきて、そうしたら自然と企画や演出に目が向いていましたね。

もうその仕事は辞めてだいぶ経ちますが、今でも僕が企画した作品がシリーズとして続いているみたいで、それは結構嬉しいですね。

それはすごい!早期に裁量を持って活躍して…そのままそこで作品を作り続けようとは思わなかったんですか。

逆に、早めに一通り自分でできるようになってしまったからこそ、ある程度満足してしまったというか。そのせいで、もっと挑戦してみたいという気持ちになったところもあるかもしれません。

というのも、入社して3年ちょっと経った頃、友人の結婚式に行ったら、当日撮影した写真や動画がエンドロールで流れてきたんです。今でこそ取り入れているところも多いですが、当時はまだそうでもなかったから、びっくりしてしまって。

撮ったばかりのものをその場で編集して、新郎新婦やお客様に見てもらって、みんなで幸せな1日を振り返る…すごくステキだし、覚えたら技術的にも成長できそうと感じて、そこにいたカメラマンに声をかけてやり方を教えてもらって、これで飯を食おう!と独立を決めました。

独立して肌で感じた、人のつながりの大切さ。

かなり思い切った独立に思えますが…会社にも所属せず、そんなにすぐ依頼はもらえるものなんでしょうか。

いや、全然w 1年目は本当に仕事がなくて、飯を食うどころじゃなかったです。ホームレスか?ってくらい、いろんなところを転々として。2年目からは徐々に連続して仕事をもらえるようになって、生活が安定した感じですね。

「ほぼホームレス」を明るく笑い飛ばせるのは、さすが藤田さんという感じですが…仕事が増えていった理由はあったんですか?

1年目に依頼をくれたお客さんがリピーターになってくれたり、評判を聞いて呼んでもらえたりしたことが大きかったですね。

ブライダル業界の方って礼儀作法が厳しかったり、その分人情に厚かったりする人が多いんですけど、僕もそういう環境が好きなので、相性が良かったのもあったのかな。僕という人間を気に入って呼んでもらえていることも多くて、嬉しかったです。

当時は撮影も編集も全部1人でやっていたんですか?

いや、さすがに1人はきつかったので、パートナーさんを探して一緒にやっていました。さすがに撮影と編集をその場で全部1人で…というのは難しいので役割分担をしたり。あと、時々結婚式の映像以外に音楽PVの撮影もやっていたんですが、そういうときは衣装や照明が必要なので、前職のツテを辿って自分で仕事を依頼していましたね。

…となると、独立していると言っても組織で働いているようなものでもあるんですね。

そうなんです。そうやって働いているうちに、せっかく何人かで集まってものづくりをするなら、全員で同じ方向を向いて同じ情熱で良いものをつくりたいと思うようになっていったことが、転職のきっかけでした。

一緒に働く人たちとは、関係性は悪くないけれど、その場限りの仕事になってしまうことも多い。同じ仲間と継続して一つのことに取り組む面白さもあるんじゃないかと感じて、もう一度会社組織で働こうと思ったんです。

なるほど…それでもう一度会社員に。そこでどうしてアイデアプラスだったんでしょうか。

愛知で働けて、仕事に情熱を持って取り組めそうな会社を探していました。業界は絞っていなかったので、面白そうだと思った会社はいろいろ受けていたんです。

アイデアプラスは、求人を読んで面白そうなことやってるな~と感じたのが応募の理由。面接で役員の関口さんと話して、この会社で働きたいと強く思うようになったんです。

どんな話をしたんですか?

会社としてのスタンスを熱く語ってくれたこともそうですし、過去の映像作品を見せたときに、自分のこだわりを理解してくれて。演出や制作の意図をすぐに汲み取ってくれて、こんな人がいる会社であれば絶対面白い組織に違いない!働きたい!と思って入社を決めました。

理想のチームは、自分の手でつくる。


キーワードは、メンバーの「心理的安全性」。安心して、思い切って踏み出せる環境を整えることを大切にしています。

そうして、もう一度会社員に戻られたわけですが…フリーランス時代と比べてギャップを感じたりしませんでしたか?

いろんなメンバーがいて個性的だけど、良いものを作りたいという思いは一緒だからまとまってるし、雰囲気も良い。悪いギャップはないです!

案件自体も、行政の仕事が多くて、自分の仕事の影響力の大きさを感じられることが多いです。民間企業の案件は自由度が高い分、クリエイターとしての面白さを感じられます。案件の幅広さも良いところですね。

1年ほど前からマネージャーもされていますが、これは自分で立候補したんですか?

うーん、元はと言えば、マネージャー不在の状態になった時に「もう自分がやるしかないか…」という気持ちで手を上げたのがきっかけですw ただ、良い機会だとも思ったんですよね。まっさらな状態から藤田らしいチームを作り上げていけそうだなとも感じて、最後はポジティブな気持ちで。

メンバーは3チーム合わせて20名の大所帯。まとめ上げる苦労もあると思いますが…。

全員の担当案件の状況や予算、スケジュールは概ね把握しています。最初は一人ひとりの案件をもっと細かく見ようと思っていたんですが、今の人数でそれをやると、自分のキャパが限界です。なので、良いやり方があったら全員でそれを真似したり、仕組みにして回せるところは回していったり、工夫することを意識するようになりました。やっぱり成果が出る方がみんなのモチベーションも上がりますから。

あとは、コミュニケーション量を増やすことは意識していますね。取材や商談で外に出る人も多いので、オフィスにいる時は社内のメンバーとコミュニケーションを取ることを最優先にしています。仕事の話ばかりでなくほどほどに雑談・相談(雑相)を大事にしています。お互いのことを知り、関係性が深まると相談もしやすく、空気が明るくなります。ポジティブなこともネガティブなことも、報告しやすい雰囲気づくりは大切にしています。

まさに、思い描いていた理想のチームに近づいていますね。今後の目標についても伺っていいですか?

一つは、メンバーを育てること。全員のスキルアップももちろんですが、次のマネージャー候補となるような視野の広い人材を育てることも自分の使命だと思っています。みんなの能力が上がればより面白いモノ・コトを生み出せるし、売上も上げられます。一人ひとりが自分で考えられるようになり、自己完結できればそもそもリーダーは不要かもしれません。

各個人が成長すれば会社の価値も高まる。世の中に対する影響力がどんどん大きくなる。これを少しずつ実感できるようになってきて、マネージャーとしての仕事がもっと楽しくなってきました。

あとは、みんなが楽しく、安心して働き続けられる環境を継続させること。やりがいを見出し、ずっとここで頑張りたいと思ってもらえるようなチームを、まだまだ目指していきますよ。

・・・

誰にでも気さくに話しかけてくれて、面倒見の良さは社内でもピカイチの藤田さん。一度独立して、すべてを1人で手掛けたからこそ気づいた理想の組織を、どんどん体現してくださっています。今後も、アイデアプラスの明るい雰囲気づくりをよろしくお願いいたします^^

それでは、次回の社員インタビューもお楽しみに!

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