2.上野聡太.pdf
https://drive.google.com/file/d/1CfVaDx5kqGKPzgIpRwKDyjIfKrGP999F/view?usp=sharing
株式会社Vexumで広報を務めている松尾春希です。
Vexumで働く個性豊かなメンバーの「人となり」や、彼らが内に秘めている熱量をリアルに可視化していくインタビュー連載企画。
今回ご紹介するのは、現在大阪公立大学の工学部で都市工学を学ぶ2回生、上野蒼太さんです。実は彼、私がVexumにリファラル(紹介)で誘った友人でもあります。キャンパスが同じで普段からよく一緒にいますが、元々は共通の友人を交えた飲み会で意気投合したという間柄。普段は気さくな彼ですが、その内側には非常に合理的で、目標に対して一直線に進むストイックな一面が隠されています。
過去に大きな環境の変化を経験し、自らの手で「環境と実力のギャップ」を泥臭く埋めてきた上野さん。フルスクラッチでのWeb制作というアナログな努力から、モダンなAI開発へのシフト、そして「大好きな洋ロックを心ゆくまで楽しむためのキャリア」を追求する彼の等身大のストーリーを、じっくりとお届けします。
自分のキャリアや将来の働き方について悩んでいる学生の方、未経験からIT業界へ飛び込もうか迷っている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。最後までお楽しみください!
松尾: 上野、本日はよろしくお願いします。キャンパスが同じだから普段からよく一緒にいるけど、出会いは共通の友人を交えた飲み会だったよね。こうやって改まってインタビューするのは少し照れくさいですが、今日はVexumの広報としてしっかり深掘りさせてもらいます。
上野: よろしくお願いします。なんか変な感じやな(笑)。
松尾: まず、上野のこれまでの経歴について聞かせてください。読者の方は驚くかもしれませんが、実は上野って、以前は立命館大学の理学部物理学科に2年間通っていたんですよね。奇しくも、今の私と全く同じ学部学科なので、すごくシンパシーを感じます。
上野: そうそう。でも、家庭の金銭的な事情があって、どうしても国公立大学に入り直す必要が出てきてしまったんよ。それで、大学2年の9月から再受験に向けて本格的に勉強を始めて、今の大阪公立大学 工学部都市工学科に合格したっていう経緯やね。
松尾: 2年の秋から国公立大学を再受験するというのは、普通に考えてかなり無謀というか、時間的にも精神的にも相当なギャップとプレッシャーがあったと思います。しかも物理から都市工学へのシフトですよね。その「環境と実力のギャップ」を、どうやって短期間で埋めたんですか?
上野: とにかく「時間が圧倒的に足りない」っていう現実を受け入れるところから始めた。点数配分が低くて自分が苦手な科目や分野は、思い切って時間を割くのを完全に諦めたんよ。全部を完璧にしようとすると絶対にパンクするから。その代わり、「焦らなければ確実に得点できる問題」で絶対にケアレスミスをしないように、自分の得意科目を徹底的に伸ばす戦略を取った。
松尾: 捨てる部分と伸ばす部分の境界線を明確に引いたんですね。凄まじい決断力です。
上野: そうは言っても、上手いこといったことばっかりじゃなくて。特に共通テストの2週間前に、英語のリーディングが100点満点中40点を下回った時は、さすがに顔面蒼白になったし、かなり焦ったな(笑)。でも、あの極限状態での「優先順位をつける力」は、今のシステム開発にも活きている気がする。
松尾: 自分のリソースをどこに割くか、その見極めは本当に重要ですよね。そもそも、再受験のタイミングで、物理学科から都市工学科へ専門を変えたのには何か理由があるんですか?
上野: 当時は、将来的に給料が安定しているインフラ系の大企業に就職したかったからやね。都市工学なら、そういった業界に直結する知識が学べると思ったんよ。
松尾: 今の上野の行動力を見ていると意外ですが、元々はかなり安定志向だったんですね。インフラ系にこだわっていたのには、何か実現したいライフスタイルがあったからですか?
上野: 洋楽のロックが大好きで、特にQueen(クイーン)が一番好きなんよ。俺にとって音楽は生活の一部だから、趣味のギターを楽しむ時間、ゆっくりと音楽を聴く時間をしっかり確保したい。だからこそ、残業が少なくてワークライフバランスをしっかり保てる環境が絶対条件で、そこから逆算して「インフラ系の大企業が一番確実だ」と考えてた。
松尾: ”当時”ということは、大学に入り直してから、理想のライフプランやキャリア観に何か変化があったということですか?
上野: 大学に入ってすぐのうちは、半ば盲目的に大企業への就職を目指してた。でも、実際に大学の座学メインの授業を受けていくうちに、そのやり方が自分には合ってないことに気づいたんよ。知識を詰め込むよりも、もっと実践的に手を動かしてモノを作る方が俺の性に合ってる。いまシステム開発のスキルを死ぬ気で身につけて、時間や場所にとらわれずに稼げる「フリーランス」として飯を食っていく選択肢の方が、性に合ってるんじゃないかと思うようになったな。
松尾: なるほど。ただ、システム開発のスキルを伸ばすと言っても手段はたくさんあります。その中で、あえて長期インターンを始めようと思ったのはなぜですか?
上野: 最初は独学で、自分の手でフルスクラッチ(既存のシステムを使わずにゼロから構築すること)でWebページを作ったりしてたんよ。実際にクラウドソーシングでも案件を受けて、少しずつ稼いではいるんやけど、全部一人で営業から開発、納品までやるのは限界もあって。
松尾: 個人で案件を回す難しさに直面したんですね。
上野: そうそう。それに比べてインターンなら、自分でゼロから営業をかけなくていいし、システム開発で行き詰まっても先輩やプロのエンジニアに助けを求められる土台が用意されている。チームでより大きな価値を生み出す実践的な経験を積むには、これが一番の近道だと感じたんよ。
松尾: そこで私がVexumの話をしたのがきっかけになったんですよね。
上野: 松尾が「VexumってベンチャーでITコンサルティングをしてる」って言い出した時は、正直ちょっと怪しい会社なんちゃうかと思ったんよ。学生がコンサルって、普通に考えたら「ほんまか?」ってなるやん(笑)。でも、どんなことやってるのか詳しく話を聞いてみたら、事業内容がすごくしっかりしてて。「学生でも裁量の大きい現場に出られて、顧客折衝を学びながら最新のシステム開発ができる」って聞いて、その環境にめちゃくちゃ惹かれた。開発だけじゃなくて、ビジネスの最前線に立てるっていうのが、Vexumに入社した一番の決め手やね。
松尾:実際に入社して研修を終えた今、Vexumという組織や環境に対する印象はどうですか? 入る前は「ちょっと怪しい」と思っていたとのことですが(笑)。
上野:ほんまに変わったわ(笑)。入社前は、もっとドライで各自が勝手に作業を進めるだけの環境なんかなと思ってたんよ。でも実際は、先輩やアドバイザーの人たちがめちゃくちゃ親身になってくれる。研修中も、つまずいた時にSlackで質問したら爆速で的確なレビューが返ってきて、ここまで手厚いフィードバックをもらえる環境なんやって驚いたな。
松尾:確かに、コミュニケーションの活発さとレスポンスの速さはVexumの大きな特徴ですよね。
上野:そうそう。学生主体の組織やからこそ、変な上下関係もなくてフラットに技術的な議論ができるんよね。全員が「いかに効率よく、質の高い価値あるものを作るか」っていう同じベクトルに向かってるから、一人で黙々と独学してた時とは比べ物にならないくらい刺激をもらえてる。
松尾: 実際に入社してみて、今はちょうど社内での研修を終えて、クライアント先への常駐作業が始まったタイミングですが、Vexumでの開発はどうですか? 独学時代のフルスクラッチ開発との明確な違いなどがあれば教えてください。
上野: 研修を進める中で「バイブコーディング(AIを活用し、自然言語で指示を出しながらコーディングを行う手法)」を学んだんやけど、このモダンなシステム開発の圧倒的なスピード感には本当に度肝を抜かれた。
松尾: 自分で一からコードを書いていた時と比べると、どう違いますか?
上野: 次元が違う効率の良さやね。エラーが出てもAIが瞬時に原因を特定してくれるし、実装したい機能のイメージを言語化できれば、あっという間に形になる。フルスクラッチで何日も悩んでいた時間がバカらしくなるくらい(笑)。
松尾: 受験時代の「捨てる部分は捨てて、効率化する」という考え方とも、深く通じる部分がありそうですね。今はどうやってシステム開発の勉強を続けているんですか?
上野: まずは研修で学んだAIのプロンプト技術を活かして、自分の生活やタスク管理をより楽にするためのシステムを個人的に開発しているところ。自分が一番のユーザーになれば、改善点もすぐに見つかるからね。
松尾: 素晴らしいアウトプットですね。これから本格的にクライアントの現場に入っていくことになりますが、意気込みをお願いします。
上野: 本格的に常駐が始まったら、顧客が抱えている本当の課題を見つけ出して、このAIを使ったスピード感と効率化の思考をガンガン活かして解決していきたいと思ってる。自分の技術で、現場の人たちが喜んでくれるのが今から楽しみやね。
松尾: 上野の実務での活躍と、そしていつかフリーランスとして悠々自適にクイーンを聴き込む姿が見られる日を、今からとても楽しみにしています。これからも一緒にVexumを盛り上げていきましょう。本日はありがとうございました!
上野: こちらこそ、ありがとう!
上野さんのように、明確な目標(彼の場合は「大好きな音楽を楽しむ」という揺るぎない軸)から逆算して、最適な環境と手段を選び取る力は、変化の激しいAI時代において非常に強力な武器になります。
Vexumには、過去の経歴や現在の年齢に関係なく、自ら手を挙げて最新のテクノロジーに挑戦できる環境が整っています。
この記事を読んで、「実践的なスキルを身につけて自分の力で稼ぎたい」「熱量のある仲間と一緒に、社会の課題を解決してみたい」と少しでもうずうずしている方がいれば、ぜひ気軽にVexumへお話しを聞きにきてください。
皆さんと一緒に働き、新しい価値を創り出せる日をメンバー一同、心より楽しみにしています!
上野 蒼太(うえの そうた)
参考