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昭和43年創業で福岡県にて医療用医薬品の卸売販売業及び健康食品企画製造販売業を営む株式会社 健将の代表取締役 社長 箕浦 雅子さんと、昭和29年創業で鹿児島県にて鹿児島茶の製造・小売販売業及び卸売販売業を営む株式会社 下堂園の専務取締役の下堂薗 麻実さんに日本初の黒酢レストランで取材をさせていただきました(取材・執筆:長谷部 明日香)。
箕浦社長:私自身は、3姉妹の次女です。元々母が薬剤師で、私も薬学部を卒業した後に薬剤師になりました。母と姉と私が薬剤師の資格を持っています(妹は、自身の趣味の道に進みました)。元々薬局で薬剤師として勤務していましたので、「自身が経営者になる」とは全く意識していませんでした。
グループで調剤薬局を姉と創業し、姉がそちらの法人の代表を務めています。健将で卸売や健康食品製造を学んでいた私が5年ほど前に代表取締役社長に就任し、父が会長職となりました。2代目社長です。
一番の想いとしては、ご愛顧いただいている方にとっても、自分自身にとっても、「(廃業の道を歩み)今、愛用している自社製品が無くなってしまったら、ダメだ!」と思ったことは大きかったと思いますね。
下堂薗専務:私には兄がいるのですが、当初は長男が事業承継する想定で話は進んでいました。ただ、最終的に兄はお茶に関連する別事業で独立する道を歩むことになり、ある時父であり、現会長から1on1形式での社員面談の際に、「会社を継がないか」という打診を受けました。
私自身はそれまで直販事業で母と一緒に下堂園が経営する店舗に立っていた立場でしたので、「自分が経営する立場になる」ということは全くイメ―ジできていませんでした。
それでも創業した祖父の代から受け継がれてきた会社なので、正式にバトンを受け取るまでに5年という時間をかけて、4代目として会社を引き継ごう、という決意をしました。2026年2月から代表取締役社長に就任予定で、現在は専務取締役として経営推進業務に取り組んでいます。そこで、長谷部さんが事業承継における私の相談役を務めている形です。
箕浦社長:うーん、ないですね(スッパリ)。弊社は問題が起きない、無駄な軋轢を生まない会社だと思います。例えば、これまで営業を経験してきていない社員に無理やり営業をさせることを考えるくらいなら、「得意な自分が営業すれば良いんだ、自分が出歩こう」と考えます。
後は、そもそも根っからのポジティブ人間なので、挫折って感じないんだと思います(笑)
下堂薗専務:これからは業界構造的にお茶事業1本だけでやっていくのは難しいということが分かっている中、祖業であるお茶事業をしっかり残し、また守っていくためにも、他に会社としてどんな事業をやっていくのが良さそうか、を考え抜くという難題にぶつかっています。何でもかんでもやれば良い、という訳にはいかないので。
後は、会長の頭の中にあり、可視化・明文化はされていない、下堂園の経営にとって重要な沢山のことを、承継のタイミングに向けてどう仕組み化していくのか、を整理していかないと考えていますね。これも大変なプロジェクトだと思います。
箕浦社長:経営っていうと難しいですけど、社長って何でもやる立場なので、たまに雑用係じゃない?って思うこともあります(笑)社長になるまでも本社に出入りをしたり、経理を見ていた時期もありましたが、薬局にいた時間が長いので、今でも社長というより、「まこ先生~」って感じです。
でも、やっぱり「協力者を集めながら、自分たちがやりたいことができる」というのは、経営の醍醐味ですかね。経営において私が目指したいビジョンを定期的に社員に落とし込み、同じ方向を向いてやっていくことを大切にしています。だから、入れ替わりが激しい薬剤師業界でも、弊社は離職する人が殆どいないんだと思います。
魅力的な経営者としての器がないと、最終的に人はついてこないと思っているので、色々な人に出会って、自分自身を磨くことも意識しています。
下堂薗専務:社長になるまでの道半ばの段階で、まだ経営の魅力や面白さといった世界までたどり着けていないのが本音ですね。ただ、私はずっと店舗でエンドユーザーの声を聴き続けてきた人間として、今の経営推進業務に生かせることが多いはず、というところは感じています。製造業はお客さまの声が届きづらい部分もあるので。
だからこそ、自身が店舗(現場)を離れてしまうことで、本来的に経営に必要な現場感覚が薄れてしまっていないか、というもどかしさを感じることもあります。ただ、経営業には色々な側面があるので、今は経営者になるにあたって必要なことを習得するために、人との出会いだったり、経営者研修への参加だったりで、コツコツと広げています。
下堂薗専務:会長である父が小さい頃から言い続けているのは、「自分がどの立場になっても、ずっと謙虚でいなさい」ということですかね。会社の中でも謙虚であることの重要性は社員に伝え続けていると思います。後は、「社員の声をよく聴いてください、しっかり耳を傾けるようにしてください」と言われています。自分が経営陣の立場になってから、本当に父と向き合って話すことが増えました。
母からは、「何か辛いことがあっても絶対に倒れたらダメよ、立ち上がれなくなるから」と言われてきましたね(笑)
箕浦社長:会長である父は私が小さい頃、仕事が忙しく、家にいない人でした。そのため、母の影響が大きいかと思います。母は今も現役で経理を務め、金庫番として重要な役割を持っています。
母には、「人の役に立たなかったら、生きる意味ないよね。最終的に人って何のために生きるの?」と繰り返し言われ、そう問われてきました。
「商売は良い時も悪い時もあるので人の3倍働くのは普通、仕事を楽しみなさいと」とも言われてきましたね。生きるということと共に仕事は楽しみでもあるという考え方なので、常に家でも職場でも仕事について話してきたと思います。
箕浦社長:まず、B to Bの世界では「ここと組めば間違いない、と思っていただける会社」になりたいです。そのためには、常に正直な会社でありたいし、妥協をしたくない、という信条がありますね。コラボなどを検討する際は、まずは自社の利益ではなく、相手先様にどれだけメリットを出せそうか、というところを考えます。世の中に生み出せる価値だったり、それらを見据えた綿密な準備が大切だと思っています。エリア問わず、想いが共有できる会社と共に挑戦したいと考えています。
今後の販路という意味では、グローバルがキーになると思っています。日本には国民皆保険制度があるので、何か病気になったときに薬に頼る、ということがごく当たり前になっている現状があります。海外にはそういった制度がないため、そもそも病気にならないための健康維持に関する予防意識が高い人が多いです。そういった人のカスタマイズされたニーズに応えていきたい、と思っています。海外向けにそんなオーダーメイド商品を製造・販売していけるようになれば、単価10倍も全然夢じゃないと思っています。
下堂薗専務:さらなるブランド認知と収益性向上のために、グローバルと直販を伸ばしていきたいと思っています。国内では自社のオンラインストアの売上強化に向けてコンテンツ拡充やSNSを通じた施策にも取り組んでいます。
グローバルマーケットの難しさはありますが、私自身は日本文化に関心がある方は世界に沢山いらっしゃると思うので、やっぱり「お茶文化を世界へ届ける」というストーリーに拘るという意味では、ホンモノを直接届けたい、という想いはあります。急須すら知られていない国では、そこから始まって、ようやく「お茶の淹れ方」という話になってくると思います。茶葉やお茶の淹れ方などを海外の人へ伝導するティーアカデミーの取り組みも引き続き続けていきたいですね。
後は、鹿児島ではまだまだ男性が外で働く役割、といったカルチャーが根差しているところがあると考えています。まずは私自身が自ら「鹿児島県でイキイキ働く女性」、「2人の息子を育てながら働くワーキングマザー」としてのロールモデルとなり、女性に喜んでいただけるようなサービスや商品を手掛けて、さらに会社を成長させていきたいです。
箕浦社長:私自身も3人の息子を育てながら、社長をしています。お母さんがいつも明るく、太陽のような存在でいることが家庭に良い影響を与えますよね。家庭があり、仕事があり、良い循環が生まれていると思います。
▼ 最後にお二人からオススメの自社商品を教えていただきました ▼
【株式会社 健将 代表取締役 社長 箕浦 雅子さんご紹介】
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◆ 11月17日に著書:「ラクに楽しくいい子が育つ10のルール」が発売予定!
【株式会社 下堂園 専務取締役 下堂薗 麻実さんご紹介】
「鹿児島茶を全国へそして世界へ」がテーマの下堂園。老舗ならではの本格的なお茶~若者人気が高いティーバッグタイプまで幅広く取り扱っています。
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◆ オーガニックティー3種お試しセット(まずはティーバッグを試したい貴方に)
【ロケ地:絶景を眺めつつ、黒酢尽くしのお料理が堪能できる日本初の黒酢レストラン】