こんにちは。
「パロニムで働く人々」にフォーカスし紹介していきます。
今回はセールス担当の「赤坂 仁那」さんに登場いただきました。
赤坂仁那
昨年8月入社、フィールドセールス担当
現在、セールスとしての仕事以外でもさまざまなプロジェクトに関わり活躍中
こちらの採用面でも中心となって動いている
様々な業種のクライアント様との商談をメインにしつつ、社内会議や空いた時間での相談で社内とのコミュニケーションも十分にとっている赤坂さん。インターン採用プロジェクトなどにも積極的に参加。
オンラインでの会議や商談が多い分、時間を有効活用して社内外とコミュニケーションを密にしています。
悩みを解決する糸口が見えた瞬間
―昨年8月から入社して5ヶ月ぐらい経過したということですが、まず前職から転職しようとした背景をお聞かせください。
実は前職でパロニムの代理店をしていました。当時のパロニム営業のメンバーとも一緒にお仕事していたんです。
その時、転職することになり…紹介というか、お声をかけていただいたんです。
―前職の時からパロニムとのつながりがあったということですが、当時のパロニムに対する印象はどうでしたか。
そうですね。(パロニムのサービス「Tig」が)新しいものだという印象がありました。
特に最初にCMS上でTigを使った時の反応が全部見れることに、感動したんです。Tigを使うとCMS上で視聴者の動画での視聴行動が数字として見れるんですよ!これには本当に「なんてすごいんだ!」と思いました。
―Tigで支援できるプロダクトの良さに「すごいな」と、率直に凄さを感じてもらっていたんですね。
そうです。
「CMSに感動した」というのは、実は前職で抱えていた悩みと直結しているんです。結果パロニムには紹介で来ることにはなったのですが、プロダクトを見ていてパロニムならば前職での悩みが解決すると思ったことが綺麗事抜きであって…
これ、お話ししてもいいですか?
―もちろんです。
前職は3D制作会社でした。みなさんもARで「スマホをかざして家具が出てきての大きさがわかる」ような家具ARは馴染みがあると思うんですが…
そういったARでお洋服版の3Dを作っていました。人にカメラを向けたらデジタルで試着ができるアプリですね。それからアパレルECサイトで表示されるデジタルなお洋服の3D素材、動画や静止画も作っていました。制作というか、企画からディレクターの業務をしていたんです。
これがお客様には喜ばれるけれども、どれだけカッコイイものを作ってもそれが本当に成果に繋がっているのかわからない。その制作物の数値成果が取れないんです。自分の仕事で「これだけの金額の案件がどのくらいの効果があったか?」が測定できない、そのことにすごく悩んでいたんです。
その時にTigに出会いました。「制作物をTigに載せたら数値で効果測定ができる!」というところから、Tigに興味を持ちました。自分がずっと抱えてきた悩みが解決できると思ったんです。
―お客様の反応をダイレクトに良かったのかどうか影響力などを「数値含めて」感じられる。それが求めていたところだったんですね。
そうです、そうです。
パロニムではお客様が悩んでいることに対して「何かしました」「制作しました」があったら結果が「これです」とわかる。それなら「こうしていきましょう」っていう流れがすごくシンプルになる。
すべて解決するのは難しいことですけど、お客様にとってすごく分かりやすくなるということが一番の決め手です。
―よくわかります。前職時代にはプロダクト以外、パロニムの人との関わりもあったと思いますが、メンバーに対する印象はどうでしたか。
そうですね。何か明るい人が多いなと思いました。
―社内の雰囲気・社風もやりやすそうと思っていたところもありますか。
そこまではあまり想像できていなかったかもしれないです。ですが、純粋に陽のオーラの感じ「明るいな~」と思っていました。
スタートアップが好き!だから働きたいと思った
―紹介から面接という流れで、いざ面接で改めていろんな説明を聞いたり話をしたりして、パロニムやTigに対する変化はありましたか。その時感じた印象もあれば、知りたいです。
面接で「ここはザ・スタートアップだ」と感じました。おそらく働いたことない人も思い描くようなスタートアップです。
色々なことを任せてもらいつつ、自分の発想や能動的行動を求められる。そういう「ザ・スタートアップ」という感じの会社です。
―そこは面接の中で赤裸々に「今のうちはこういう状況だよ」と話があったということですね。
そうです。
二次面接くらいの時に「入社した時にギャップがないように正しく伝えたいんですよ」とCOOである加藤さんから伝えられました。「はっきり話します」と。
私はファーストキャリアこそ看護師ですが、それ以降はずっとスタートアップで働いてきています。そのくらいスタートアップという会社の空気感が好きなんです。話をしてくださったことによって「ああ、私ここで働きたい」と思いました。
―深い話ですね。
もともとパートナーとして向き合っていた時に外から見える景色はある。ただ面接でここまで赤裸々に語られると「ちょっとそんなストロングスタイルで働けないよ」「パワフルな環境で働くのって嫌だよ」という人も中にはいると思うんです。
けれども赤坂さんは生の姿を見せられたことで、より意欲が高まったということですよね。
そうです。
―面白いなと思います。
面接ですごく印象的だったことがあったんです。
加藤さんが「これから上場を目指してやっていくんだ」と話してくださった。「一緒に上場を目指す仲間しか採用する気がないです」「一緒に上場というゴールに向けていけるよね、共に戦おうぜ」って言うんです。「一緒の船に乗れると思う人しか入社してもらう判断をしない」とはっきり言っていた。
そこで私も「その仲間の一員になりたい」とも「そういうマインドで働かなきゃ」とも強く思って、今でも思っています。
―忖度なく答えることで「入社後のギャップがないようにする」ことは確かにすごく大事です。特に赤坂さんにとってはそれがプラスに働いたことが改めてよく分かります。
「何かやりたいです!」と「どんどんやって」がマッチした
―スタートアップ環境に慣れているとは思いますが、赤坂さんにとって「スタートアップで働くこと」はどういう意義を感じていますか。
私は最終学歴が看護学校なんです。
例えば経済学部とかマーケティング専攻とか、そういう専門性がない。そのせいで「自分の強みが何で、どう社会で生きていって、戦っていくんだっけ?」というのがとても難しいんです。
でもやる気はあって新しいことにどんどん挑戦したい。目指すところは決まってないけれど「私は何かやりたいです!」というスタンスが、スタートアップの会社と合うんだろうなと思っています。
―スタートアップって日々変化して、1週間前に言ったことがもう次の週にはまるで変わっていることもよくある。でもその変化を楽しめることはとても大事だし、本当にスタートアップに合っていますよね。
本当そうだと思います。何社か様々なスタートアップ企業を経験しましたが、どこでも「変化を楽しめる」人が残っていくと思います。
―いざ8月に入社して…面接では「入社前と入社後のギャップがないように」とは言いつつ、面接の時と入社した今で比較してギャップがあるところ、良くも悪くもありますか。
そうですね。私、今まで相当ひっちゃかめっちゃかなところで働いてきているんです。なので、あんまりギャップを感じたことはない。
実はもっとカオスな環境かと思っていました、正直。
―覚悟してたんですね。
そうですね、だいぶ…
―なるほどなぁ。期待しすぎるとギャップで落ち込むじゃないですか。逆に最低を想定して覚悟しておくと、まだまだ耐えられる。おもしろいですね、もっと最悪を覚悟していた。
そうです。
―あんまり悪いギャップはないということで、思っていたよりも「パロニムってこんなところがあるんだ」と気づいた部分はありますか。
想像以上に…信頼してもらって任せてもらうことが増えるスピードが、想定より早い。
―ある意味裁量を持てるところや自分で考えて実行できるところは良いところですよね。
本当そうですね。
―その代わりいろんな仕事が降ってきて大変なところもあるかもしれませんが、裁量がこんなにもらえると気づけたのですね。
今働いていて「働きがいがある」と感じるポイントはどこですか。
部署と部署の間のボールを「誰が持つ?」となった時に自分も手を挙げられるし、相手の部署でも手を挙げる人がいる環境で、結構そういったものへ積極的な人が多いんです。宙に浮いているボールを自分で取りに行くことや部署間をつなぐ仕事を積極的に取りにいける。ここだけで君はこれをやってくださいみたいな会社じゃないので。
「私ってこれもできるかも?」「こうやった方が自分にもいいことあるかも?」といったことを考えたら実際にできる。ここがやりがいです。しかもそれを「どんどんやって」という人が周りにたくさんいる。そう言っている人たちも全員がそれをやっている。
それが良い方向に働いていると思います。
―最初に「自分たちの持つソリューションがお客様にどう届いて、それがどう成果に跳ね返ってくるか」という話がありました。今パロニムの営業としてお客様と接する中で、改めて感じるパロニムのプロダクトの価値やお客様からもらったうれしい言葉はありますか。
日々増えていくんですよねぇ!本当に無限にある!
前職ではアパレル業界の制作だったので、アパレル業界の人たちだけの言葉しか聞くことがなかったんです。でもTigは全然違う業種でも導入されている。業種問わずプロダクトに関するフィードバックをもらえて、本当にプラスが多い。「これを試そう」「あれを試して」とリクエストが来る日々が本当にうれしいです。
―色んなお客様から「もっとこういう風に活用できる」「どこに影響したか」をとても広くフィードバックもらえるところが今あるんですね。
商談していたお客様が「Tigを使って買い物しています」というユーザーさんだった時は驚きました。とてもびっくりしたし、うれしかったです。
―商談している時に「実は私、Tig使ってるんですよ」というお客様がいたってことですか!
そうなんです!「これで私買ってるんですよ、ここのブランドの服」とおっしゃった方がいらっしゃって…すごいうれしかったです。
―Tigを消費者としても使う人が増えていくと、より商談もしやすいし、いいですね。
やりたいことがなくてもできる 「スタートアップ」人生
―赤坂さんのモットー「できないじゃなくて、できる方法を考える」これがすごい素晴らしいなと…ポジティブに変換して考えてることだと思うんですよ。
これはもともとの生まれつき持ってるものなのか、もしくはキャリアの展開のものによって何か作られてきたものなのか、どういう背景からこの自分のモットーがあるのか知りたいのですが。
明確なきっかけは看護師の後に働いた初めての会社です。この時もスタートアップで働いていました。
当時はもう本当に何もできなくて…看護師だったのでパソコンも電子カルテの入力しかできなかったんです。スマホ日々使うぐらいの能力しかない。実はコピーも取れなかったし、エクセルもできないっていう状態でスタートアップで働くことになったんです。
本当に「私、大丈夫なのか?」と思いました。
その時にいろいろ仕事について教えてくださった会社の経営陣の方が「じゃあどうやってやったらできると思う?」という問いを日々くれたんです。「知ってる人に聞こうか」とか「調べてみて、ここまでやってできなかったらまたおいで」とか。
そういう教育をしてくれたことが大きくて、染みついたものです。
―初めてのスタートアップでついてくれた上司の方…すごい感謝ですね。
本当にそう、感謝しています。
―未経験だと「これ難しいんじゃないか」とか、転職を検討している人も学生の新しく新社会人も計り知れない不安があると思うんです。今の赤坂さんの話はいいエールになるんじゃないかなって思いました。
最後に、今後パロニムに入ってくるであろう人たちに対してメッセージはありますか。
やりたいことがちゃんと決まっていて、パロニムに来るのはもちろん大歓迎です。
ですが、やりたいことが決まってないけれど「私頑張りたいのよね」という人にぜひ入ってきてほしいなって思います。
私は完全に後者なんです。いまだに「私は何がしたいんだっけ?」に正直答えがない。それでも日々変化し続けて成長したいし、変わりたい強い思いはある。
だからこそやりたいことのある人を圧倒的に応援することが、キャリアビジョンの中心になっています。そういった働き方は全然アリですよと学生にもっと知ってもらいたい。
―すごくいいですね。あれを頑張りたいという気持ちも大事だけれど、それが決まっていなくても頑張りたい・貢献したい思いがあれば十分やっていけますよ、と。
そうしていると「あなたはこれが得意なんだから、これで圧倒的に成果を出してください」「この分野ではこれをやってください」というボールが自然と来るんです。その中で「私にはこれがしっくりくる」と思ったものを頑張ればいいと思います。
私はスタートアップ人生が始まってからずっと、このスタイルでやっています。
本当に少しずつできる仕事も増えて、任せてもらえることも増えた。いろんな会社で働きましたけど、求められたり任せられたりしたら「これが向いてるんだな」と発見できることもあります。そういうスタイルで長くやってみるのもいいでしょう。
パロニム株式会社は、接客型ライブコマースツール「Tig Live」を提供するスタートアップ企業です。
日々さまざまな社員が個々の挑戦をしながら、大きく企業としてもチャレンジを繰り返しています。
「やりたいことにチャレンジする」「やりたいことを見つける」そういった力をチャージするために、パロニムでインターンをしてみませんか。
ただいまパロニムでは一緒に働いてくれる「チャレンジングな」あなたをお待ちしております。
ECで大活躍、Tigシリーズのご紹介はコチラから御覧ください。