こんにちは!
東京個別指導学院、元講師の横山です!
今回は、前回の記事に続いて、東京個別指導学院の講師の仕事を通して高まったスキル・経験値ランキングの中から、ランキング4位の『傾聴力』と6位『共感力』についてお伝えします!
前回記事はこちらから!東京個別指導学院で高められるスキル・経験値ランキング、2位にランクインした『課題発見・課題解決力』について詳しくお伝えしていますよ!
この記事を最後まで読めば、以上のことが分かりますよ!
東京個別指導学院に興味がある方や塾講師のアルバイトをしてみたいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
『傾聴力』『共感力』とは?
まずは『傾聴力』と『共感力』が、それぞれどのような力なのかを見ていきましょう!
『傾聴力』とは...
相手の話に耳を傾ける力、相手が話しやすいように話を聞く力
傾聴力が高い人は、話している人の表情や声のトーンから、話の背景にある事柄やその人の気持ちなど、より深い部分を理解することができます!
また、タイミング良く相づちをうてたり、相手の意見を肯定するようなリアクションができたりするため、話している人に「安心して話せる」「自分のことをわかってくれている」と感じてもらうことができるのです!
『共感力』とは...
相手の話や感情に共感することができる力
共感力は、傾聴力と似ている部分がありますが、相手の感情を自分のことのように感じることができたり、相手の立場になって考えたりすることができる力です!
共感力が高ければ相手の気持ちに寄り添うことができるので、スムーズなコミュニケーションがとれたり、信頼関係を構築しやすくなったりします!
『傾聴力』『共感力』はどんな場面で活かされた?
『傾聴力』と『共感力』は、コミュニケーションの中で活かせる力なので、講師時代から現在まで仕事やプライベート問わず、本当に色々な場面で活かすことができました!
ここでは『傾聴力』と『共感力』のそれぞれがどのような場面で活かされたか、私の経験を交えてお伝えしていきます!
傾聴力:就職活動のグループディスカッション
『傾聴力』が活かすことができたと強く感じたのは、就職活動で行われるグループディスカッションですね!
グループディスカッションとは、就職活動の中で行われる選考の1つで、その名前の通り数名の学生がグループとなり、指定された議題について議論をします。
ただ、グループディスカッションでは、参加者みんなが「絶対合格してやる!」という強い気持ちで挑んでいるので、殺伐とした雰囲気になることも多く、はじめの頃は正直あまり得意ではありませんでした…
しかし、得意ではないからと言って消極的になっていては合格できないので、殺伐とした雰囲気を和らげられるように意識するようにしてみました。
その時に活用したのが、東京個別指導学院の業務を通して学んだ『傾聴力』です!
話している人の方に身体を向ける、目を見る、リズムよく相づちを打つ、肯定的なリアクションをするなどをして、グループのメンバーに「敵ではないよ!味方だよ!」という雰囲気を醸し出すようにしました(笑)
すると、グループの雰囲気が和んでいき「みんなで合格しよう!」という協力的な雰囲気を作り出すことができるようになっていきました!
(殺伐とした雰囲気を打ち壊すことができない時もありましたが...笑)
また、グループディスカッション以外の1対1の面接でも、傾聴力を意識して面接官の話を聞くようにしていると、「話を聞く姿勢が良いね!」と褒めていただけたこともありました!
共感力:講師時代の生徒との信頼関係構築
『共感力』を最も活かすことができたと感じるのは、やはり講師時代ですね!
私は、勉強に対して苦手意識を持っている生徒を担当することが多かったのですが、そういった生徒たちと信頼関係を築くことができたのは『共感力』があったからだと思っています!
勉強に対して苦手意識を持っている生徒の多くは、講師に対して「勉強しなさい」と言ってくる人というイメージが強いのか、はじめはあまり心を開いてくれません。
そのため、私は初対面で「勉強、苦手?」「何が一番苦手?」と聞くようにしていました!(笑)
そうすると、勉強に対する本音を話してくれることが多く、共感しながら聞き手に徹することで生徒に「気持ちを分かってくれる人」という印象を持ってもらえるようにしていましたね!
ただ、共感するだけで終わってしまうと、塾講師としての役割を全うできないので、生徒から聞き出した苦手なことをヒントにして、生徒が勉強に対する苦手意識を克服できるように、教え方や接し方を工夫していました!
塾講師が勉強に対するネガティブな話題を話すことは、あまり良く思われないかもしれません。しかし、勉強が苦手な生徒と信頼関係を構築し、その生徒に合った指導を行うためには必要な会話だったのではないかと思っています!
『傾聴力』『共感力』はどのように身についた?
『傾聴力』と『共感力』は、やはり生徒と接することで身につき高まったのだと思います!
講師になりたての頃は、勉強を教えることに必死で、正直生徒が何を考え、どんな思いを持って塾に来ているのかということは、あまり考えられていませんでした...
しかし、勉強を教えることに一通り慣れてくると、生徒の表情や声のトーンから「なぜか表情が暗いな...」「なんだかいつもより元気がない気がする...」など、生徒の変化や違和感を察知できるようになりました!
しかし、察知できたからと言ってすぐにどうにかできるという訳ではないので、色々と試行錯誤をしましたね。
はじめの頃は、積極的に声掛けをしたり、質問をしたりしていたのですが、一番効果があるように感じたのは、生徒の話を真剣に聞くことでした。
誰かが自分の話を真剣に聞いてくれる、思いを受け止めてくれる、自分の気持ちを分かってくれるということは、受験や勉強という大きなプレッシャーを抱えている生徒にとって重要なことだったのではないかと思います。
それに気づいてからは、生徒の話を聞く時は、生徒の方に身体を向ける、目を見て相づちを打つ、肯定的なリアクションをする、話が終わったら話の内容を簡潔にまとめて生徒に確認するといった部分を意識しするようになっていきました!
(ここまでできるようになるまでに2、3年かかりました(笑))
「このタイミングで傾聴力・共感力が身についた!」という明確なタイミングはありませんが、4年間の講師生活を通して、確実に身についていったという実感がありますね!
いかがだったでしょうか?
『傾聴力』『共感力』、すごく難しいですよね...!
私自身、東京個別指導学院で講師をしていなければ、身につけることができなかったのではないかと思います(笑)
しかし、『傾聴力』も『共感力』も、コミュニケーションの中でとても重要な役割を果たすことはもちろん、信頼関係を構築する上で非常に重要な能力なので、仕事やプライベート問わず役立つ力です!
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