営業部部長として、太陽光PPAサービスの事業を手がける子会社VPP Japanでの営業活動を行っている中田さんに仕事のやりがいや組織づくりで大切にしていること、アイ・グリッドの魅力などを語ってもらいました!
―アイ・グリッドに入社した経緯を教えてください。
私が入社したのは2011年。気づけば12年という月日が流れました。創業が2004年ですからアイ・グリッドの半分以上を一緒に過ごしてきたことになりますね。
アイ・グリッドは異業種からジョインしてくる人が多いですが、私も同じくいわゆる転職組です。もともとは新卒としてカード会社に在籍していました。法人営業を3年、その後システム部で5年プロジェクト開発に携わってきました。
カード会社には8年勤務しましたが、ちょうど30歳の頃、この先の自分のキャリアを見つめ直し始めたのでした。当時、安定した大手企業に勤めていて果たしてこのままでいいのだろうか…自分の人生なのに周りに流されていないだろうか…自分は社会的に価値があるのだろうか、と考えた時、もっとダイレクトに結果を出せる、成果や成長を実感できる会社で働きたい!と考えて転職活動を開始したのです。
営業を離れて5年、システム部でプロジェクト開発をしていく中で、営業としてお客様と向き合っていくことが楽しかったなと改めて感じていたので、営業職として、そしてベンチャー企業で挑戦したいと思い、エージェントからアイ・グリッドを紹介してもらいジョインしました。
―当時のアイ・グリッドはどんな感じだったのでしょうか?アイ・グリッドの変化を間近で見てきていかがでしたか?
社員数は現在の半分くらいの規模で、今のような体系的な組織にはなっておらず、営業がほぼ全てをこなす会社でしたね(笑)
中途採用のメンバーばかりで、前職では営業最前線で活躍していた!と自負する人ばかりだったんです。当時は、まだ組織だった会社ではなかったので、見よう見まねで仕事に取り組んでいる人が多かったです。私自身、役職の無い一担当として採用され、営業という職種からも5年離れていたこともあり、「一から」という気持ちで先輩やお客様から業界知識や営業スキルを学んでいきました。当時はアイ・グリッド・ソリューションズの前身で「株式会社環境経営戦略総研」という社名でした。そして商材もエナッジの前身である「見えタロー」というエネルギーマネジメントシステム一つで、スーパーマーケットやパチンコ店など、西日本エリアを中心に営業活動をしていました。
今のように「脱炭素」が当たり前ではない時代ではありましたが、省エネと従業員教育という観点から企業経営に貢献でき、環境によい取り組みとして社会貢献できていることにとてもやりがいを感じていました。
アイ・グリッドは常に新しいことに挑戦し続けてきたというところはずっとかわらないですね。社員ひとり一人も挑戦しては失敗して。を繰り返し、手探りながらも新しい事業を立ち上げてきて。エネルギー業界は社会情勢や制度によって事業環境が大きく変わる特性があるので、外部環境や市場ニーズに適応できるようスピーディに対応してきていました。
―営業としてのやりがい、そしてマネジメントで心掛けていることは?
私はずっとアイ・グリッドで営業職として、お客様に近い立ち位置で仕事をしてきていましたので、お客様のニーズが大きく変遷してきたのを目の当たりにしてきました。ただ、お客様のニーズが変わっても、お客様の課題を解決し、ダイレクトに喜んでいただけること、営業成果を残し会社に貢献できることが私にとっての喜びであることは変わりません。
顧客企業にとって、脱炭素化の取組と電力コストの安定化は、大きな経営課題です。こうした課題の達成に貢献することは、社会的意義が高く、やりがいにつながっています。
営業にとって大切なのはとにかく相手のニーズを聞き、相手の立場になって考えること。これに尽きると思います。
―体系化した研修プログラムを構築。脱属人的な営業の人材育成を。
2015年に部長というポジションでマネジメントも行うようになりました。自分自身が一担当の時は先輩社員の背中を見てスキルを磨こう!というスタイルがごく当たり前でしたが、今は違います。部下の状況や価値観を尊重し、成果創出と成長に向けて寄り添う姿勢でコミュニケーションを取っています。
営業というとどうしても属人的になりがちなので、ここ数年営業メンバーも増えてきた中で、成長のバラつきを抑制する再現性のある育成が必要と考え、体系化したプログラムを整えています。
具体的には、在籍年数や経験に応じた人材育成プログラムを用意、マインド・スキル・ナレッジの切口で研修を行っています。例えば入社間もないメンバーには、まず当社の事を理解いただくためにミッション・ビジョン・バリューの共有から基本的なセールスナレッジについて、学んでいただきます。
中堅メンバーにはマネジメント力やコミュニケーション、プレゼンテーションスキルなどを実践的に学べる時間を用意しています。
メンバー間で情報共有ができる環境を整え、Sales forceによる営業プロセスの可視化や業界動向などを共有する定期的なミーティングを実施しています。
また、マネジメント層に対しては、経営的な視点を養うように、市場マネジメントや戦略マネジメント、事業開発など実践トレーニングを行うようにしています。
―これからの営業メンバーの姿とは?目指すことは何ですか?
経験や特性を元に一人一人が成長できる環境を用意し、モチベーションアップにつながるような体制を整えています。こうした体制を作り個々が成長していくことで、会社全体が活性化し、アイ・グリッドが掲げるビジョンに近づけると考えています。
単に数字を伸ばすということだけに重点を置かず、会社が目指す社会をみんなで実現させていくんだという気持ちでメンバーと一緒に前に進んでいきたいと思っています。
営業のマネージャーというのは、技術職のように何かを作り上げていく仕事ではなく、人を育て、人生に影響を与えていく仕事だと思っています。営業一人の力では限界があります。チーム一丸となって目標に向かっていくことで2倍にも3倍にも、さらには何十倍にも力を発揮できる組織ができあがっていくことができます。
アイ・グリッドを通じてどういう人間になっていきたいか。どう社会に貢献していきたいか、成長をしていきたいか、一人一人の価値観を尊重しながら共に成長していけたらと考えています。
さまざまな経験を積んだメンバーが集まっているアイ・グリッドならではの研修体制、コミュニケーションの取り方などが伝わりましたでしょうか?こんなアイ・グリッドでどんなことがやれるのか、興味がある方は是非話だけでも聞きにきてください!