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会社立ち上げメンバー。事業開発部長が語る、自らの使命と太陽光発電にかける想いとは

「自我がなかった」急なカミングアウトから始まるインタビュー。そこからエネグローバルで見つけた「自分が何をやるべきか」、それができるからエネグローバルにいるという上野さんの使命、太陽光発電にかける想いを、熱く語っていただきました。

【プロフィール】
大学卒業後、複数の会社で経験を積んだ後、エネグローバルの初期メンバーとして入社。事業の立ち上げを経験し、営業部のチーム構築に貢献。現在は執行役員兼事業開発部長として、企業のグロースに奮闘中。

▷「自分が何をやるべきか」を突き詰めジョインした、エネグローバル

~本日はよろしくお願いします!現在役員をされている上野さんですが、エネグローバルへジョインした経緯を教えていただけますか?

はい、実は、私にはエネグローバル入社以前は、「仕事」というものに対して何の意欲も抱いてなかったというか、「これをしたい」という自我が無かったんですよね笑

自分のやりたいことは、いくら探しても見つからない。
むしろ僕は、「これをやりたい」という自己の意欲ではなく、「これを誰かがやらなければ」と世の中に必要とされる使命感や、「この社会で、自分は何をするべきか」という義務感を求めていたような気がします。

エネグローバル入社前、東日本大震災の状況を目の当たりにして、自分がすべきことは何なのかを真剣に考えた時期がありました。いつ何が起きるか分からない不安定な世界で、強く生き抜くためにはどうしたらいいのだろうという思いはずっと自分の根底にあったのだと思います。そこから、それを突き詰められる場所に行きたいという気持ちで、青年海外協力隊に応募しました。家族にそのことを話し書類選考も進み、次は対面の面接だ、というタイミングで父から紹介されたのが、家族ぐるみで仲良くしていただいていた社長のリオさんでした。そこから、リオさんの下で太陽光発電事業に取り組んでいくことになりました。

現在は、責任者として、太陽光発電所を作るための用地交渉、電力会社との協議、そして官公庁からの許認可取得や、発電所建設工事の専門部署への引き渡し、実際出来上がった成果物を受け取り、発電所をどのように運営していくか、電気をどのように売っていくかという全体の管轄をしています。

~最初から太陽光発電の事業は好調だったのでしょうか?

僕が合流した当初はまだ、エネグローバルという会社の土台が生まれたばかり、という状態でした。リオさんは太陽光発電事業に大きな夢を抱いていましたが、国の制度など事業環境が頻繁に変わる中で、発電所の開発事業がどこまで続けられるかは見えておらず、今後どのように展開していくか白紙の状態でした。僕が入社した初日、真っ白なホワイトボードに、社長が「太陽光発電にはこんな可能性がある」と様々な事業アイデアを書き並べながら、「再エネの力で、日本を、世界をより良いものにしたい。子ども達に誇れる仕事がしたい」と熱く語っていた姿を覚えています。社長が社員番号0番、社長の秘書(現在は経理課長)が1番、そして私が2番。最初はわずか数名で、事業拡大に奮闘しました。

成長著しい再生可能エネルギーの業界で会社の可能性を広げるため、資材の仕入れ販売など様々な事業を試しました。

試していく中で最終的に、最も世の中に必要とされていて、事業としてインパクトが強いのは、やはり「発電所の新規開発」だと気付きました。私自身の働く動機としての「世の中に必要とされることをしたい」という思いとも非常にマッチしていました。

発電所を新規開発するために、初めて地権者の方から土地をお借りすることが許された時のことは今でも鮮明に覚えています。つくば市内で土地を調べ、その方に手紙を送り、電話をしてお話を聞いていただき、2ヶ月をかけて10回以上ご自宅に通った末に、事業用地として土地を貸していただけるようになりました。地権者の方からすると、先祖代々の土地を売ることはしたくないし、貸すといっても素性も分からないベンチャー企業相手では迷いはあったと思います。ですがそこから「僕自身をまず信頼してください」と誠心誠意対応を重ねて、徐々に親交を深めていき「僕が働いている場所だから信頼してください」とアプローチして心を開いていただけるようになりました。エネグローバルという社名は覚えていなくても、「上野さん」という名前で覚えていただいたことは嬉しかったですね。


▷エネグローバルだからできる。誰かが向き合わなくてはならない課題に、真っ向から向き合う

~今後、エネグローバルの目指す姿、そして、上野さんの目標を教えてください。

組織としては、2030年度末までに、ざっくり原発一基分の出力100万kWを発電できるだけの太陽光発電所を作ることを目標としています。

しかし、日本にはそもそも再生可能エネルギーに適した土地が少なく、エリアを広げることが難しい現状もあります。これまでの成功は、北関東を中心とした関東平野エリアが太陽光発電所に適した条件を備えていたこと、全国で最も太陽光発電所が多いと言われるホットな茨城県に全リソースを投入したから拡大できたという点も大きいと思います。ここからさらに成長をしていくためには、ただ人を増やせばできるという事ではなく、正解の存在しない環境でも、道なき道を切り開けるメンバーがいないと難しいです。世の中に再エネを増やすために何ができるのか、日本にはどのような開発事業が求められているのか、ということを常にゼロベースで考えながら、一つ一つの現場に向き合い続けられるメンバーを増やしていきたいですね。

以前の自分は、やりたいことが分からずふらふらしていましたが、エネグローバルで仕事をする中で「自分がやるべきこと」を見つけることができました。人類発展の歴史の中で、エネルギー問題ってずっと重要なテーマですよね。グローバル規模での脱炭素の達成も、国家としてのエネルギー安全保障も、簡単には解決しない大きな問題です。「誰かが取り組まなければいけない課題」が、エネルギー業界には山積みになっています。僕が求めていた"義務感"や"使命感"には事欠かない仕事ですね。

僕はこれからもエネルギー業界に携わっていたいと思っていますが、その中でもエネグローバルで働く理由は、エネグローバルだからこそできることがある、と思えるからです。この組織の挑戦心や実行力、スピード感からは、生命の息吹のような力強さを感じます。僕は「自分が必要とされている」と思える仕事に出会えたことが幸せですし、その使命感に日々向き合いながら働ける場所として、エネグローバルを愛しています。これからもエネグローバルと共に、エネルギー業界に貢献していきたいですね。

~「自分が必要とされている」と思える仕事…素敵ですね。では最後に、求職者の方にメッセージをお願いします!

エネルギー問題や環境問題に興味を持ったことがなくても構いません。エネルギー問題、と聞くと堅苦しい感じがしますが、人間のあらゆる活動においてエネルギーは不可欠ですから、実は誰もが関係するすごく身近な問題です。だから、「世の中に貢献したい、けど何をするべきか分からない…」という方には特に再エネ業界はオススメですよ。まずはエネルギーの分野に飛び込んでみませんか?

太陽光発電は、近年ますます求められています。日本では開発に適した土地が少ない中で、開発事業の難易度は年々上昇しており、新規参入者もほとんどいません。そんな中で、僕らが創らずに誰が創るんだ?という意識で仕事に取り組んでいる。それがエネグローバルという会社です。

使命感を楽しみつつ、生きることを満喫する。そんな場所で、一緒に働きませんか?
挑戦者、お待ちしております!





社会インフラの基盤・土壌造り
本気で地球温暖化と向き合う。次世代エネルギーの基盤造りをあなたにお任せ!
私たちエネグローバルは、再生可能エネルギーである「太陽光」の分野で、次世代に繋がるエネルギーシステムを創る企業です。2030年度末までに合計100万kWのパネル容量の発電所を開発し、脱炭素型社会の実現に貢献することを目標に掲げています。 <再生可能エネルギーとは?> 太陽光、風力、地熱、バイオマス、水力などのように、地球上に常に存在するエネルギーを、再生可能エネルギーと言います。それらは、自然界のどこにでも存在するため、有限である石炭、石油と異なり枯渇することがなく、温室効果ガスが発生しないという特徴があります。 <太陽光発電とは?> 太陽の光を半導体で構成されたパネルに当てることで、光のエネルギーを電力に変換する発電の仕組みです。太陽光発電は再生可能エネルギーの中でも、太陽の光がエネルギー源となるため、設置場所の自由度が高く、開発期間が短いため非常に導入しやすいエネルギーシステムです。 ▶エネグローバルの特徴は?◀ 現在、茨城県を中心とした関東平野の広大な平地を主として、太陽光発電のための用地交渉・発電所の設計・資材の調達・施工管理といった開発の全工程を自社で担っています。 ・発電所用地の選定 ・各行政機関への許認可申請 ・発電所の設計 ・発電設備および建設資材の調達 ・施工管理(用地造成工事・建設工事) ・通電に向けた電力会社との調整 ・稼働後の運営と保守管理 ・売電手法の開拓 ▶エネグローバルの強みとは?◀ ①垂直統合型の開発事業 ・一気通貫のマネジメントによる原価管理により、低コスト化を実現 ・内製化でブラックボックスを最小化 ➁ エリア集中・地域密着型戦略 ・地域性を考慮した高効率の開発を実現 ・各案件との物理的な距離が近いことで現場主義も徹底 ③開発事業のパッケージ化・標準化 ・用地選定の段階から「同手法で開発できる土地」にこだわることで垂直統合型開発を横展開 ・全社員が異業種出身=常識にとらわれないゼロベースからの開発フロー構築 これまでは茨城県内を中心に開発を進めてきましたが、現状に甘ずることなくハングリーに、関東他県や東京電力管内以外への事業エリア拡大のための準備も進めています。 また、 ・遊休地の活用 ・自治体と連携した廃棄物最終処分場やため池の土地活用 ・営農型太陽光発電設備の導入による荒廃農地の有効活用 なども積極的に行っています。 2022年には、農業法人EGファーム株式会社を設立し、太陽光発電パネルの下部でおこなう農業についても事業として確立する体制を整えました。 当社の活動によって、人々が豊かに暮らし続けられる地球環境を守ることにつながると、私たちは信じています。
エネグローバル株式会社



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