シンギュレイトがイノベーションを重視する理由 〜組織における「主体性」「信頼」との密接な関係性とは | 株式会社シンギュレイト
シンギュレイトが大事にしているキーワードに「イノベーション」があります。社会からイノベーションが求められている反面、「ハードルが高い」と思われているのが実情ではないでしょうか。今回はシンギュレイ...
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本業として別の活動を持ちながら、シンギュレイトでも活躍するメンバーが多く在籍しています。今回の座談会では、独立し事業を営むメンバーや学生生活と両立するインターン生など個性豊かな面々に、それぞれのバックグラウンドや、シンギュレイトで働く面白さについて語ってもらいました。
小笠原さん(左)
新卒でリクルートに入社したのち、独立。地元である青森と東京の二拠点で企業の採用支援、コーチング事業を展開する。シンギュレイトではCSとして活動している。
今井さん(中央)
楽天Edy、DHC、KLab、Sansanを経て独立。営業としては、有形商材から無形商材、エンタープライズ向けの営業など幅広く経験を積む。現在は営業代行の会社を営む傍らでかき氷屋さんを経営。シンギュレイトではCSとして活動している。
中井さん(右)
京都大学農学部3年。複数のサークルに所属するなど意欲的に活動している。シンギュレイトにはインターン生としてジョインし、主にnote記事の作成などを行っている。
小笠原さん(以下、小笠原):私は新卒でリクルートに入社し、7年ほど求人広告領域の営業として地方を転々としていました。最後の1年半は新規事業開発室に移ったのですが、そのときは鹿内さん(弊社代表)も同じフロアで仕事をしていたんです。当時は、お互いの面識はなかったんですけどね。
転機となったのはその後です。育休中に母が体調を崩し、地元の青森に戻ることになります。幸いにも母は日常を取り戻し仕事も再開したのですが、これからは母や家族の近くで過ごしたいと考えるようになり、会社を辞め独立しました。青森の企業の採用支援を中心に活動をスタートし、そのタイミングでリクルート時代の鹿内さんとの共通の知り合いにシンギュレイトを紹介してもらいました。現在は、シンギュレイトの業務のほかに、青森の企業の採用支援業務、コーチング事業などを行っています。
今井さん(以下、今井):私は新卒で電子マネー楽天Edyの事業を扱う仕事に従事しました。その後は、化粧品会社のDHCに転職。これまで無形商材を扱っていたので、有形商材を売ってみたいと思い転職しました。その後は、ゲーム会社KLabで制作マネージャーとして従事しました。
それから、自分の強みである営業をさらに極めたいと思い、名刺管理サービスを提供するSansanでエンタープライズ領域の営業を7年ほど行いました。そこで営業のキャリアが積めたことで独立を決意し、営業代行の会社を立ち上げ、同時にかき氷屋さんの経営も行い、2軸で事業を進めています。
シンギュレイトには、もともと面識があった杉本さん(弊社マーケティング担当)に独立したタイミングで誘われジョインしました。
中井さん(以下、中井):現在は京都大学農学部の3年生で、インターンとしてシンギュレイトにジョインしています。私は大学に入ってから「京大や世の中には面白い人がたくさんいるんだ!」と気づき、いろいろな人と関わりたいとサークルを探し始めました。その中で、京大生の横のつながりや、京大生と社会のつながりを作るサークル「BoCS」に出会い所属しています。
また、研究にも没頭したいと思い、合成生物学のサークルにも所属しています。こちらは、大腸菌の遺伝子を組み換えて、社会に有益なものを作ったり有益な行動を考えたりするサークルです。
BoCSでは場作りやスペースの貸し出しもしていて、その中で開かれていたイベントをきっかけにたまたまシンギュレイトの野田さんと出会ったんです。BoCSとシンギュレイトで一緒に何かできたらいいねと話しているうちに、だんだん私がシンギュレイトに入らせてもらうようになりました。
小笠原:CSとして、サービスを導入したお客様への伴走支援を行っています。加えて、新しく入社したメンバーへのオンボーディングや、最近では一時的に鹿内さんのサポートとしてスケジュール管理なども行っています。
お客様にはサービスを上手く使ってもらうだけでなく、変化を起こしてもらうことを大事にしてます。そのために、私が学んできたコーチングの観点も掛け合わせられると良いなと考えていて。その施策として、1on1に関するnoteをお客様向けに展開するなどもしています。
お客様が行う1on1を単なる雑談ではなく、意味のあるものにしていきたいんです。そのために自分の知見を重ねていけるのは、この仕事の面白さでもあります。
小笠原:これから1on1を始めていく企業のマネジメント陣に向けて「1on1の導入ではこういうことに気をつけてくださいね」と具体的にフォローすることができて、そこではスキルが活かせているなと感じますね。場合によっては、まずは私がお客様に向けて1on1を行い、何かしら感覚を掴んでもらうというようなことも行います。
今井:業務内容は、小笠原さんと同じくCSの業務をしています。私はコーチングの経験はありませんが、一般的な目線でご支援を行っています。それからスポット的に、現在はプロダクトのリニューアルに関わっています。営業やCSの経験を活かして、開発側と事業側の間に入り推進を行っています。
基本的に、鹿内さんが自由にやらせてくれるのでそこが面白さでもありますね。プロダクトのリニューアルに関しても一任してくださっているんです。そういう面で、より責任を持って推進できるのでやりがいにもつながっていますね。
今井:そうかもしれません。新卒で働き始めたときは、まだ切符を買って電車に乗る人が多数でした。それが退職する頃には電子マネーを使うことが当たり前になっていて。そういう、世の中になかったものを作り出すことが好きなんです。
それは自分が作る側でも営業として広める側でも良くて、そこに携わることに面白さを感じているのだと思います。
中井:私は主にnoteでの発信を担当しています。論文を分かりやすくまとめて記事にしたり、イベントレポートを書いたりすることが多いです。多くの人に媒体を通して何かを伝えたり、伝わるように構成や表現を考えたりすることが面白くてやりがいに感じていますね。
論文をまとめるには、そもそも自分が論文を深く読む必要があるので勉強にもなっています。また、大学ではサークルの代表をしているので、鹿内さんのセミナーを聞いたりするとマネジメントや伝え方の学びにもなっています。
小笠原:シンギュレイトに関わらなければ出会わなかったような人に出会えたことは大きいですね。サイエンスチームの人たちなどは特にそうです。もちろん、鹿内さんも。自分のコンフォートゾーンにいない人たちの考えに触れられるので学びになりますね。
中井さんもそうですが、インターン生も優秀な人ばかりですよ。彼、彼女らと話していても考え方や世の中の見方が刺激になります。
今井:小笠原さんがおっしゃること、よく分かります!加えて、私自身は1on1というものを知らなかったので、プロダクトを通じて新たなことが学べている実感がありますね。
中井:私は、1on1に触れて、相手を理解することや話し合うことの大切さを実感したり考えさせられたりしているなと思います。私がしている塾のアルバイトでも、シンギュレイトで学んだことを活かして「こういう問いかけをしてみよう」と試してみるなど、知識を活かせているんです。
小笠原:そうですね。鹿内さんは基本的にマイクロマネジメントはしないんです。大きなテーマは振られて、それをどう進めていくのかは自分で考えて進めていかなければならなくて。ただ、それは放置されているというわけではなく、定期的にミーティングなどで進捗確認をしつつ、細かいことは任せていただけているという感じなんです。
今井:メンバー同士での信頼感でも同じことが言えると思います。お互いに細かくチェックをしあうというより、必要な球を拾いあってサポートをしあうような関係が近いですね。
中井:私はマネージャーの田口さんと定期的に話す場面があるのですが、毎回今やっていることに対して「何か感じることはある?」と聞いてもらえるのが大きいです。そういった声かけをしていただくとフラットに話しやすいし、自分を見つめ直す機会にもなります。感じたことの提案もしやすいです。実際に、「こうした方がいいのでは」と話したことがその場で「じゃあやってみよう」と話が進むこともあるんです。
小笠原:今井さんともよく話しているのですが、ちょっと変わっている人が合うんじゃないかと思います(笑)。
自分がある人、とも言い換えられますね。会社になんとかしてほしい人ではなくて、自分の足で立っているような人で、その中でシンギュレイトとの接点がうまく噛み合えば活躍できるのではないかと思います。
今井:確かに、マニュアルや指示通りでやりたい人より、自分で考えて行動できる人のほうが良いかもしれませんね!
中井:学生で言うと、これから社会に向けて自分が何かをやりたいと考えている人には合っているのではないかと思います。
小笠原:私は、本業とシンギュレイトの業務を混ぜていけると良いなと思っています。たとえば、青森でお付き合いのあるお客様とシンギュレイトで何かつながることがあればいいなって。シンギュレイトでの業務と他の仕事を、割り算ではなく掛け算にしていきたいです。
今井:まずは、今あるプロダクトをしっかり価値のあるものに仕上げていきたいです。自身のことだと、シンギュレイトには小笠原さんのようなコーチングの経験やスキルがある人など、いろいろなプロがいるので、私もそのスキルや知識を習得して今後に活かしていきたいです。
中井:私も、まずは今の業務を極めていきたいです。もっと質の高い記事を書いたり、より多くの人に届けるために情報分析したりできることはたくさんあると思います。「信頼に基づく」というシンギュレイトの考え方を社会にもっと広めていきたいです。
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