今回ご紹介するのは、OHANA所属の保育士が手作りした 《アドバンストカレンダー(内服管理ボード)》📅 です!
「薬を飲まなきゃいけないのは分かっているけど、つい忘れてしまう…」 「スケジュール通りにいかず、お互いにストレスになってしまう…」
そんな悩みを解決するために、「管理」を「遊び」に変える工夫をしました。
🌱 どうして“内服管理”が難しいの?
大人でも忘れがちな服薬ですが、発達特性に伴う“苦手”がある場合、単なる「うっかり」ではなく、脳の特性により実行が困難なケースが多くあります。
✅ ASD(自閉スペクトラム症)でつまずきやすいこと
- 感覚過敏: 薬の味や食感が苦手で、飲む行為自体に抵抗感が強い
- ルーチンのこだわり: いつもの手順(遊びや食事)の間に「薬」という異物が入るのを嫌がる
- 見通しの不安: 「いつ終わるのか」「あと何回飲むのか」が可視化されていないと不安になる
✅ ADHD(注意欠如・多動症)でつまずきやすいこと
- ワーキングメモリの課題: 「薬を飲もう」と思って水を取りに行った瞬間に、別のことに気を取られて忘れる
- 報酬遅延への弱さ: 「病気が治る」という遠いメリットより、「今、面倒くさい」が勝ってしまう
- 整理整頓の苦手: 薬がどこにあるか分からなくなる、飲んだかどうかが分からなくなる
✅ 共通してよくある困りごと
- 「飲みなさい!」と叱られることで、服薬自体がネガティブな体験になる
- 毎日のことなので、親子ともに精神的な負担が蓄積する
💡 カレンダーの仕組みとポイント
今回のカレンダーは、「めくる楽しさ」と「視覚的な分かりやすさ」を取り入れています。
- カードをひっくり返す仕掛け
薬を飲んだらカードを裏返します。裏面は「丸(〇)」になっており、子供たちに大人気ののキャラクターが隠れています。
- 曜日の区切りを明確に
曜日の区切りにはキャラクターのぬいぐるみを配置。今日がどこなのかをキャラクターが教えてくれます。
これらの工夫によって、
- ADHDのお子様へ: 「カードをめくると好きなキャラが出る」という即時報酬(ゲーム性)があるため、面倒な服薬が「楽しみ」に変わります。
- ASDのお子様へ: 飲んだか飲んでいないかが一目で分かるため、「完了」が可視化され、達成感と安心感につながります。
- 保護者の方へ: 「飲んだの?」と確認する回数が減り、ポジティブな声かけが増えることで、生活の質(QOL)が向上します。
🧩 「毎日の当たり前」を「楽しい」へ
ただ薬を管理するだけでなく、遊びを通すことで、子供たちは自ら進んで行動できるようになります。 ツールと環境調整で負担を減らし、お子様の「できた!」を一つずつ増やしていくこと。それがOHANAの支援の形です。
OHANAでは、作業療法士を募集しています✨
是非この記事を見て少しでも興味を持っていただけた方は、まずは気軽にお話をしてみませんか?「話を聞きに行きたい」ボタンより、ご連絡お待ちしています!