私たちは、さまざまな問題や課題に対し、固定観念にとらわれない解決策を生み出し、創造的な価値を提供する会社です。ITインフラやシステム開発の設計・構築から保守・運用まで幅広く携わりながら、社会を新しい時代に導くことを使命としています。
今回は、インフラエンジニアとして約20年のキャリアを持つ松橋さんにインタビューを実施しました。インフラ業界に入った当時の話から、クラウド時代に感じる変化、若手育成への考え方まで、リアルな現場視点で語っていただきました。
【プロフィール】
高専卒業後、新卒でIT業界へ入社。大手通信キャリア向けのインフラ案件にて、ストレージ領域を中心にキャリアをスタート。オンプレミス環境での設計・構築・運用経験を積み重ね、その後はクラウド案件にも幅広く参画。現在は案件リーダーとして、設計・構築を担当しながら、若手メンバーの育成やマネジメントにも携わっている。
インフラ一筋で積み上げてきたキャリア
――まず、これまでのキャリアについて教えてください。
高専を卒業して、そのまま新卒でIT企業へ入社しました。
最初からインフラ領域に入っていて、当時は大手通信キャリアの大規模なインフラ案件に参画していました。
サーバー、ストレージ、データベースなど、領域ごとにチームが分かれている現場だったのですが、自分はストレージチームに所属していましたね。
今みたいにクラウド中心ではなく、当時は物理機器を扱うオンプレミス環境が主流だったので、かなり“インフラ基盤”に近いところからキャリアがスタートした形です。
クラウド時代でも、基礎は変わらない
――オンプレミスからクラウドへ、業界も大きく変化していると思います。
そうですね。
ただ、自分の感覚としては「本質はそこまで変わっていない」という感覚があります。
クラウドになっても、結局はサーバーがあって、その上でOSが動いていて、ネットワークで接続されている。基本的な構造は同じなんですよね。
違うのは、物理機器を直接触るのか、クラウドのコンソール画面で設定するのかという部分。
だからこそ、基礎を理解している人は、環境が変わっても応用が効きやすいと思っています。
最初の1年で意識していたこと
――若手時代、特に意識していたことはありますか?
まずは「現場の足を引っ張らないこと」ですね。
もちろん最初から何でもできるわけではないので、自分から周囲に「何かやることありますか」と聞いて、できることを少しずつ増やしていくことを意識していました。
最初は設計書を読んでも正直よく分からなかったですし、現場の会話についていくのも大変でした。
ただ、そこで待つのではなく、自分から仕事をもらいに行く。
その積み重ねで現場からの信頼を得ることができたのか、少しずつ任される範囲が広がっていった感覚があります。
少しずつ“できること”が増えていく
――実際には、どのようにステップアップしていったのでしょうか?
最初は手順書を読むところから始まりました。
そこから、今度は手順書を作る側になっていって、レビューを受けて修正して、また提出して。
その後は、設計書の修正や、小規模な変更対応も任せてもらえるようになりました。
インフラって、いきなり設計を任されるというよりは、
・手順書を理解する
・実際に作業する
・設計書を修正する
・小さい変更を一人で担当する
みたいに、段階的に経験を積みながら成長していくことが多いと思っています。
若手に求めるのは“完璧な技術”ではない
――これからインフラ業界を目指す人に対して、必要だと思うことはありますか?
すごく高度な技術というよりは、まず基礎ですね。
例えば、
・Linuxの基本操作
・コマンドライン(CLI)に触れた経験
・IT基礎知識
このあたりは、最低限あると現場に入りやすいと思います。
特にCLIは重要ですね。
画面をクリックするだけではなく、コマンドで操作する文化に触れたことがあるかどうかで、理解度はかなり変わると思います。
最近はAWSなども個人で触りやすい環境がありますし、自宅PCでLinuxを触ってみるだけでも全然違うと思います。
現在はリーダーとして若手育成にも携わる
――現在はリーダーとしての役割も担われているそうですね。
そうですね。
今は案件リーダーとして、設計・構築をやりながら、メンバーのフォローやレビューも担当しています。
若手メンバーに対しては、単純に「この作業をやってください」というより、
・なぜその考え方になるのか
・どう判断するべきなのか
・どこを意識するべきなのか
みたいな、“考え方”の部分を伝えるようにしています。
現場が変わっても通用する考え方を身につけてもらえたらいいなと思っています。
成長する人に共通していること
――松橋さんが感じる、「成長する人」の共通点を教えてください。
やっぱり、自分から動ける人ですね。
言われたことだけをやるのではなく、「ちょっとやってみようかな」と自分から手を挙げられる人は、経験値が増えるスピードも早いと思います。
今は環境も優しくなっているので、自分から少しチャレンジする意識を持てるかどうかは大きいですね。
小さいことでも、自分で触ってみる、試してみる。
そういう積み重ねが、後から大きな差になっていくと思っています。
最後に、求職者の方へメッセージをお願いします
インフラというと、難しそうなイメージを持たれることも多いですが、最初から完璧な知識が必要なわけではありません。
大切なのは、基礎を理解しようとする姿勢と、自分から学ぼうとする意識だと思っています。
リアルインベントには、挑戦したい気持ちを後押ししてくれる環境がありますし、周囲に相談しながら成長していける雰囲気もあります。
また、今回のインタビューを通して印象的だったのは、「自分から動くこと」の大切さでした。
自発的に行動することで、周囲から「おっ」と思ってもらえるようになり、少しずつ実績が積み上がっていく。
その積み重ねが信頼につながり、さらに新しい仕事や役割を任されるようになる。
そしてまた経験値が増えていく――。
そんな良い循環を、自分自身でつくっていくことが、エンジニアとしての成長につながっていくのだと感じました。
「これからインフラに挑戦したい」
「もっと技術を伸ばしていきたい」
そんな想いを持っている方は、ぜひ一度お話しできたら嬉しいです。