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データ分析・AI 開発だけじゃない! 社内の Web アプリエンジニアに入社経緯やプロジェクトのことを聞いてみた

ちゅらデータ社内に最近「ギルド」ができました。今回は、社内にある Web ギルド所属のお二人に、ちゅらデータ社内で Web アプリエンジニアとしての仕事内容について話してもらいました。

※ ちゅらデータ社内には、専門性によって分けられた組織「ギルド」があります。
専門職種ごとの知見共有や技術相談などを行う切磋琢磨の場であり、定例会や Slack チャンネルで活発なやり取りをしています。
【ギルド種類:データサイエンスギルド / Web ギルド / データエンジニアギルド / システムエンジニアギルド / コンサルギルド】(2022年3月時点)

話す人

  • hoto
    データアナリスト / インフラから Web アプリまで何でも屋さん
  • ベイズ
    データアナリスト / 人とともに生きる人工知能を作る夢をもっている

ーーざっくりとお二人の自己紹介をお願いします

hoto:
ちゅらデータに入って 5 年目、Web をよく扱っていますが技術のことなら何でも屋です!

ベイズ:
メダロットを作るために大学で心理学と高次脳機能学を学んだあと、IT業界に足を踏み入れました。

hoto:
自分とベイズさんのペアは WebXR 系の案件をやっていて、Web アプリ上での AR の実装を 2 人でやっています。Web ギルドとしてはもっといろいろ幅広く Web アプリを作ったりしています。

ーーお二人でやっている仕事について教えて下さい

hoto:
AR とか VR とかって言うと、結構ゲームに使う技術みたいなふうに思われることが多いんですが…
実はプロモーションとかイベントとかの用途で採用されることもあります。会場に来たお客様にスマホをかざしてもらうと、その場に 3D コンテンツが浮かび上がる、とか。Web はお客さんが端末に何かをインストールしなくていいので、イベント系だとモバイルアプリよりも Web の方が親和性が高いことがあるんですよね。
そういったところで、最近は Web と AR の組み合わせでアプリケーションを作る、みたいなことを自分とベイズさんはやっています。

ーーWeb ギルドの仕事だとどんな成果物が多いんですか?

hoto:
ダッシュボードもありますし、管理画面も結構多いですよね。あと案件で作った AI モデルを使えるように、Web 上で使えるようなアプリにしましょうというような、その企業だけが社内で使うための Web アプリを専用に作ったりとかも多いです。

ーーAI 開発・データ分析の会社だと思われがちなちゅらデータに、Web アプリケーションエンジニアとしてちゅらデータに来た経緯

hoto:
私はもともと Web アプリエンジニアだったんですが、データ分析や機械学習をやってみようと思って DATUM STUDIO に入って。 そしたら真嘉比さん(ちゅらデータ代表)がちゅらデータを立ち上げたので、面白そうだから沖縄に引っ越してジョインしました。
でもデータ分析の会社だと Web のことをできる人が希少ということもあって、結局はWeb のプロジェクトをいっぱいやっています 笑

ベイズ:
僕は『XR をやりたい!』と周りに言いまくっていたら、大学時代の友人(現在この方もちゅらデータ社員)にちゅらデータを教えられたのがきっかけで入社しました。

ーー具体的なプロジェクトについて

hoto:
WebXR の話をいっぱいしたいのですが、まだ表に出せないものが多いので、今日は Web 全般の話にしようかな。

ベイズ:
いつか WebXR の人が社内にあふれて、WebXR ギルド創りたいですね!
Webに関するプロジェクトで言えば、過去に隊長(ちゅらデータ社員)と Web アプリで顧客の社内アンケート結果を集計するアプリを作ったりしました。
あわせて可視化のために高機能なワードクラウドもつくったり。 他には、どちらかというと分析に近いですが、社内で起きた問題を周知・共有するための可視化ツールを作ったりしました。

hoto:
私は、工場のシステム構築案件をやりました。ちょっと変わってて、Web 画面はほとんどないのですが、工場内システムだけど通信プロトコルに HTTP を採用したりとか、データ基盤に AWS を採用したりとか、使っている技術はかなり Web という案件でした。
ちなみに PyCon JP 2021 で話したやつなので、もしよければ資料もご覧ください。
▶ Python をフル活用した工場への AI 導入 & データ活用基盤構築事例

今やってる案件では、AI アプリの裏側の管理画面を構築しています。要件的に何か特筆すべきことはなくて普通の管理画面なんですけど、社内でまだ使われていなかった技術やライブラリをいっぱい取り入れてやろうとしています。

ベイズ:
そうそう、『ちゅらいと』も Web 案件でやりました! 社内案件として研究されていた文章校正 AI モデルを、Web アプリとして実装しました。

ちゅらいとのことはこちらからぜひご覧ください!
▶ ちゅらいとプロダクト紹介
▶ ちゅらいと製作秘話

ーー案件でつかう技術ってどうやって決まるんですか?

hoto:
別に、社内でこれを使おうっていうのがバッチリ決まってるわけじゃないです。案件ごとにこの案件は何に使うのがいいかなというのを毎回検討します。
もちろん要件にマッチしてるっていうのは前提としてありつつも、新しいライブラリを導入してみようっていうのが結構できたりするのは楽しいところですね。

ベイズ:
「これ使った方が良いと思う」みたいな意見がつぶされたりはしません 笑

ーーどんなチームで働いているんですか?

hoto:
プロジェクト規模にもよりますが、2 〜 3 人のチームでやることが多いです。技術選定とか設計とかができる人が少なくとも 1 人は入って、あとは一緒に手を動かせるメンバー、という構成です。

ベイズ:
仕事で困るとチームメンバーに相談します。hoto さんに相談してもだいたいなんとかなる、頼もしいです 笑
hoto さんにはかなりの頻度でペアプロしてもらっています。自分で作ったものに自信がイマイチ持てなかったり、違う環境で動かないことになかなか一人で気づけないこととかあるので、そういうのをペアプロで潰していけます。

hoto:
ペアプロ、コードレビューは頻繁にやっています!
ペアプロをやると「それは確かに動くんだけどバグの原因になりうる」みたいなコードをちゃんと見つけて、一緒にやっつけていくことができるので良いですね。
コードレビューは誰に対してもやって、一人ではなくてみんなで責任を持つようにして進めています。

ベイズ:
あと、本当にトラブルが起きたりすると社内中から人が集まってきて一緒に解決に当たってくれます 笑

ーープロダクトとかを作ってる事業会社とちゅらデータで、何か違うところはありますか?

hoto:
これは自分がまさに、前の会社がプロダクトを作る会社だったのでよくわかります。
すごく違うところは、ちゅらデータではアプリケーションをゼロから作る機会が多いことですね。

ベイズ:
「ちょい足し」みたいな感じじゃなくてもうゼロからつくります。

hoto:
事業会社とかサービスやってる会社だと、今すでに動いている Web アプリに機能追加とかバグ修正をしていったりする、長くサービスを成長させていくための「改善していくプロセス」を学べるところが事業会社のいいところだと思うんです。

逆にちゅらデータはゼロからつくることが多いので、案件に使うライブラリの設計から関わることが多いですね。
ゼロから設計できるってことは、新しい技術導入が気軽にできるんです。
自分で全部設計できる! っていうところに魅力を感じる人は、だいぶやりがいがあると思います。

ベイズ:
自社プロダクトが無いかというとそうではなくて、先ほども話に出た文章校正サービス『ちゅらいと』を昨年リリースしました!
プロダクトを育てるために改善をガンガン回す方の Web アプリケーションエンジニアも募集中です!!

ーー仕事で気をつけていること

hoto:
当たり前の話ではあるんですが、「いい設計」をしようというのをずーっと意識していますね。
他社と比べて長く使うアプリじゃないとか、お客様に納品して終わりだったりすることもあるので、いい設計をしなくても何とかなってしまうケースもありますが、それじゃあ自分が全く納得できないので、どんな案件でもとにかく「いい設計」で、バグも少なくて使いやすいものを納品しようと思ってやってます。

ベイズ:
私は「使う技術をちゃんと勉強する」というのを常々考えてます。わからない状態でのプログラミングって、ライブラリの力を使ったりしてできなくはないんですけど、それじゃあ気持ちが悪いので…
できるだけ細かく調べて、理解した上で実際使える状況にするよう心がけています。
ちなみにちゅらデータを見渡せば社員全員そんな感じです!

ーーふたりが気になる最新技術は?

hoto:
夢のある話なのですが…
使ったこともないし今後使えるのかもわかんないんですけど、エッジコンピューティングと呼ばれる領域がとても気になっています。
例えば Web アプリケーション使って巨大な機械学習モデルを動かそうとしたときに、どこかにあるサーバーに問い合わせて、推論結果を取得して表示します。
エッジコンピューティングだと、どこか遠くのサーバーじゃなくて、本当に物理的に近くにあるサーバーでそのアプリケーションを動かして低遅延に結果を返すということができるので、ユーザ体験を大きく向上させることができるのではないかと思っています。

ベイズ:
それはメダロットをつくるなら必須の技術ですね! φ(..)メモメモ

hoto:
すでに AWS が Lambda@Edge(ラムダエッジ)というサービスを出しているし、他社からも類似サービスがいっぱい出ていて、今すごく流行りの話題です!

ベイズ:
AWS や GCP のようなクラウド環境は本来はお金がかかるので学習を躊躇してしまいがちですが、ちゅらデータではプロジェクトと直接関係がない技術でもかなり自由に使ってよい環境があって助かっています!
なので、こういう最新の技術に関して遊びながら磨きたい人にとっても、ちゅらデータはおすすめです!

私は、最近の名前では『メタバース』と呼ばれる分野が昔からずっと気になって追いかけています。もっと身近に AR / VR / XR がきてほしい。
もともと心理学とか神経科学とかをやっていたので、例えば XR 技術を活用すれば注意機能をうまくコントロールできるプロダクトができるんじゃないかな?とか思ったりしています。
自分がわりと注意散漫なので自分のために欲しいというのもありますが、いろいろな人が生きやすい世の中にするために、XR が担う役割は大きいと思っています。

ーー社内で今後したい仕事

hoto:
Web ギルドとしては、ちゅらデータで「知の高速道路」の整備がしたいです。社内で知見を共有しやすくしたり、スキルアップの場をつくったりして、まだ Web に詳しくなくてもすぐにギルドメンバーが活躍できる環境づくりをしていきたいです。
あと、XR 分野はまだまだ技術を磨く余地があるので、「ちゅらデータは XR の会社でもあります!」と言えるぐらい伸ばしていきたいです。

ベイズ:
ちゅらデータは会社の強みを掛け算できる相当ユニークな会社だと思うので、他社ではできないような凄みのある XR 事業とか、そういうものがやりたいです。

ーーまだまだ伸びるちゅらデータの Web 案件へ、ぜひちゅらデータに来てください!

hoto:
モダンな Web 技術を導入していくぞ!!という方はぜひ!
ちゅらデータを「ハードルが高い」と怖がる方がたまにいるんですけど、本当もう、全然怖い会社じゃないのでぜひ一度お話しましょう! という気持ちです!

ベイズ:
まだないものをつくりたい気持ちのある人とか大歓迎です!
沖縄で幸せに働くにはちゅらデータがベストチョイス!!…と思います! 給料とか仕事のやりがいとか沖縄のリゾート感とか、そういうのでかなり負ける気がしないです。ぜひ選んでいただきたいです!

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