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新規事業を支えるインターン生、アリウン。

みなさんこんにちは!UPDATER採用担当の石原です。

本日は、UPDATERでインターンをしているモンゴルからの留学生、アマルバヤルアリウンジャルガルさんを紹介したいと思います!

是非、インターンをするイメージの参考になればと思っています。

ー自己紹介をお願いします!

モンゴル出身で、横浜国立大学在学中のアリウンです。

子どものころ、3年間くらい日本で過ごしてモンゴルに戻りましたが、2019年に再度日本へ留学しました。大学では、生態リスク学を専攻しています。

ごはんを食べたり、旅行をしたり、私たちの行動は環境にどんな影響があって、社会にどんな価値をもたらすのか?それは5年後も、10年後も続くのか・・・こういった疑問に対して、答えを提供できるのが、「生態リスク学」です。

具体的には、生物の個体数や物質の含有量のデータを使って、それぞれの相関を算出したり、手段を特定して効果が得られるまでの過程をシミュレーションしたりしています。

東京、神奈川の小学校でモンゴルの伝統楽器「馬頭琴」の演奏と、文化紹介の授業も担当しています。 UPDATERでも、お昼休みに馬頭琴を演奏させていただいたこともあります笑

ーアリウンは、なぜ日本に留学を?

小学生〜中学生ぐらいの時に日本にいたこと、モンゴルでも日本式の学校に通っていて、日本語の勉強もしていました。

日本がいつも身近にあったことがすごく大きかったです。勉強する上での言語やコミュニケーションのハードルも低く、より多くのことを学び、吸収できるのは日本だなと思って留学を決めました。

ーUPDATERでインターンをしようと思ったきっかけは?

実は、日本に来て初めて知った会社がUPDATERなんです。

モンゴルの留学生向けの勉強会があり、そこで大石さん(UPDATER代表取締役)がUPDATERについて紹介してくれたのがきっかけです。

ここでインターンをしたら、モンゴルでも社会課題に向き合いながら実践していくことができそうだな、と思ったんです。

ーインターンではどんなことをやっているんですか?

「みんな大地」という新規事業でインターンをしています。

「みんな大地」は耕作放棄地の再生をしたり、農業体験を通してWell-beingに繋げたりすることで、社会課題の解決を目指す事業なんですが、私はその中で、耕作放棄地を回復させ、土地の環境価値の見える化を行うプロジェクトを行っています。


まず耕作放棄地がどういう背景で、今どんな状態なのかを調査します。

次に、その土地を回復させる方法を論文検索で調べます。これが結構大変なんですけど。

土地の回復方法がわかったら、ソーラーシェアリングを行う際にどんな作物が適しているのかも調べてお客様に提案をしています。

インターンを始めた頃は、論文の調査ができるようになることや自分の研究とつなげていくことが目標でした。

自分が所属している研究室の中でも、炭素貯留度の研究ってすごく新しいことで、自分が第一人者になったつもりでやらないといけない研究だったし、楽しかったんですよね。

ただ、少しずつその目標も変わってきていて。

最初は自分軸で考えていた目標が、会社や社会のためにという大きな目標に自然にシフトしていきました。

今はみんな大地の土壌診断メニューを確立して、事業として成立させること、それを地球環境に配慮した農業の普及に繋げていくことが大きな目標になりました。

ーインターンをしていて感じる、UPDATERの良いところと改善点は?

良いところは、経験がないということがストッパーにならないことです。

やったことがなくても、社会課題解決のためにそれをやる必要があれば、自分がやるしかない。それが原動力になって、新しいことにチャレンジして、自分の経験にしていくことができる。

ちなみに今私は、土の見える化マップを作るという、誰もやったことがないことに挑戦をしています。

改善点はマニュアルみたいなものがあんまりないことですかね(笑)

自発性を求められて0→1で作る力はつきますが、ある程度決められたこともあったらいいなって少し思います。

ーちなみに、アリウンの強み・弱みも教えてもらえますか?

強みはアイデアが豊富なことです。論文で調査したことも、ただ調べるだけではなく、アイデアとリンクさせて実践に繋げていくことが得意かな、と思っています。

弱みは、色んなことに興味がありすぎることとか・・・最初から最後まで自分でやろうとしてスピード感に欠けることですね。

インターンを始めてからは改善しつつあるんですが。。最初から完璧なものを作ろうとしてしまって、でも作ったものがイマイチなことが多々ありました(笑)

途中で色んな人に意見をもらって仕上げていく方が、効率も良いし、より良いものが出来上がるなと思って今は途中でみんなに意見をもらうようにしています。

ー最後に、野望を聞かせてください。

モンゴルの都市部と遊牧民の格差の解消とモンゴルの遊牧民や草原の素晴らしさを守っていくことが私の夢です。誰もが定住型都市生活と遊牧型移動生活の間を好きに行き来できる社会環境を作りたいと思っています。そのために大学卒業後は大学院へ進学し、グローバルに研究・実証される環境事業(特に炭素貯留)の研究をしたいと思っています。研究と並行して、UPDATERでインターンをすることで、事業を行うことも学び続けたいと思っています。

そして今、UPDATERで自分の夢が形になろうとしています。

今年、モンゴルと日本の国交50周年のビジネスコンテストでモンゴルのカシミヤについてプレゼンをしたんですけど、そのプロジェクトが動き出そうとしています。

プロジェクトの中心メンバーとして夢の実現に向けて取り組んでいきたいと思っています。

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